【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウィルス感染症による活動制限の緩和を背景に経済活動が正常化に向かいつつあるものの、引き続く地政学的リスクに起因した原材料価格の高騰や供給不足等により、先行き不透明な状況が続きました。
また、当社の主要顧客である流通業界は、円安による仕入価格の高騰、電気代の高騰、キャッシュレス化の進行に伴う決済手数料の増加などの影響により、厳しい事業環境に置かれております。このような流通業界を取り巻く事業環境を鑑みると、デジタル変革に対する投資意欲が一時的に低下する可能性もあり、当社としても先の見通しに警戒感を持つべき情勢と判断しております。
当社が属する情報サービス業界は、デジタル変革に対する高い投資需要が継続しているものの、他方で、技術力・マネジメント力のあるエンジニア人材の不足という課題は深刻化しております。
このような状況下、当社は主力オリジナルパッケージ・ソフトウェアである「CHAINS Z」や「GROWBS Ⅲ」は堅調に受注を獲得できており、クラウドサービス、保守サポートなどの定常収入も増加していることから、概ね通期計画のとおりに事業を進めることができております。下記のとおり、前年同期を大きく上回る売上高、営業利益を計上するに至りましたが、これは前年より取り組んできた難易度の高い大型プロジェクトが当上半期に完了したことによる一時的な増加によるものであります。
この結果、当第2四半期累計期間における業績は売上高12億0百万円(前年同期比122.1%)、営業利益1億53百万円(前年同期比254.0%)、経常利益は1億48百万円(前年同期比264.4%)、四半期純利益は1億2百万円(前年同期比110.6%)となりました。今後も持続的に堅調な業績を達成するために、案件発掘から受注までの全営業プロセスの見直し、エンジニア人材の確保と育成、継続的な製品開発投資によるパッケージソフトウェアの機能強化、その結果としての定常収入ビジネスの積み上げなどに取り組んでまいります。
1. 財政状態
①資産
当第2四半期会計期間末における流動資産は、前事業年度末に比べて60百万円減少し、15億98百万円となりました。これは主に現金及び預金が33百万円、電子記録債権が82百万円、その他の流動資産が42百万円増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が2億22百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べて30百万円増加し、21億57百万円となりました。これは主に建物及び構築物が21百万円減少したものの、その他の有形固定資産が9百万円、無形固定資産が19百万円、投資その他の資産が23百万円増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は前事業年度末に比べ29百万円減少し、37億56百万円となりました。
②負債
当第2四半期会計期間末における流動負債は、前事業年度末に比べて57百万円減少し、5億7百万円となりました。これは主に賞与引当金が8百万円増加したものの、前受金及び契約負債が29百万円、その他の流動負債が34百万円減少したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べて58百万円減少し、18億17百万円となりました。これは主に長期借入金が31百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は前事業年度末に比べ1億16百万円減少し、23億24百万円となりました。
③純資産
当第2四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ86百万円増加し、14億31百万円となりました。これは主に利益剰余金が83百万円増加したことによるものであります。
2. 経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は12億0百万円(前年同期比122.1%)、営業利益は1億53百万円(前年同期比254.0%)、経常利益は1億48百万円(前年同期比264.4%)、四半期純利益は1億2百万円(前年同期比110.6%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の四半期末残高は、前事業年度末に比べ33百万円増加し9億50百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、1億97百万円(前年同四半期は1億61百万円の獲得)となりました。これは主に、未払又は未収消費税等の減少79百万円があったものの、税引前四半期純利益1億48百万円及び売上債権及び契約資産の減少1億40百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、85百万円(前年同四半期は13百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出62百万円及び無形固定資産の取得による支出22百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、78百万円(前年同四半期は1億78百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出31百万円及びリース債務の返済による支出28百万円があったことによるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、52百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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