【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行するなど、感染拡大防止のための行動制限が緩和されたことで経済活動が正常化に向かう一方、世界的な金融引き締めによる景気下押しリスクや、資材価格の高騰、円安を背景とした物価の上昇などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループでは、コロナ禍における新しい生活様式の中でも「安心・安全に働く環境」を創出するため、最先端のAI(画像認識)技術とセキュリティ専門企業としての長年の実績・ノウハウを駆使し、最適なソリューションの提供に努めてまいりました。売上高においては、「SECURE AC(入退室管理システム)」では、オフィスやデータセンターへの導入が順調に推移した結果、着実に導入企業数を増加させたとともに、計画に対して好調に進捗いたしました。また、2023年6月にクロノス株式会社と勤怠管理システムとの連携開発を行うために協業いたしました。勤怠記録の確認や修正の工数を減らし、労務管理の効率化や新しい働き方に向けた取り組みを進めてまいります。「SECURE VS(監視カメラシステム)」では、リテール向けのリプレイス案件や物流施設への導入が順調に推移した結果、着実に導入企業数を増加させたとともに、計画に対して好調に進捗いたしました。また、河川、ダム、ため池、山間部の斜面など、今まで防犯・監視カメラの設置が進んでいなかった過酷な環境での需要に対応するために、2023年5月に厳しい環境下でも安定的に動作するLTEゲートウェイの技術を保有するアムニモ株式会社と資本業務提携を実施いたしました。2023年4月には、業務のさらなる拡大と顧客ニーズに迅速に対応するため、広島オフィスを新たに開設いたしました。また、2023年6月には、「SECURE AI STORE LAB」の事業化に向けた実証実験を行うことを目的として、2023年2月に業務提携したシリコンバレーのスタートアップAiFi Incの技術を活用した「SECURE AI STORE LAB 2.0」を新規開発・オープンし、AIによるレジレス・無人店舗を実現いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高は2,634,226千円(前年同四半期比70.4%増)、営業利益は201,107千円(前年同期は営業損失34,980千円)、経常利益は197,059千円(前年同期は経常損失36,910千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は165,069千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失87,507千円)となりました。なお、当社グループは「セキュリティソリューション事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載をしておりません。
② 財政状態の分析資産、負債及び純資産の状況は、以下のとおりであります。(資産)当第2四半期連結会計期間末における総資産は2,557,693千円となり、前連結会計年度末に比べ564,692千円増加しました。これは主に、現金及び預金の増加275,637千円と、受取手形及び売掛金の増加271,046千円があったことによるものであります。
(負債)当第2四半期連結会計期間末における負債合計は1,530,865千円となり、前連結会計年度末に比べ380,003千円増加しました。これは主に、買掛金の増加225,686千円及び未払消費税等の増加57,660千円、前受金の増加44,435千円があったことによるものであります。
(純資産)当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,026,828千円となり、前連結会計年度末に比べ184,689千円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加165,069千円があったことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は749,832千円となり、前連結会計年度に比べ275,637千円増加となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果増加した資金は236,701千円(前年同四半期は185,016千円の支出)となりました。これは主に、仕入債務の増加225,686千円、税金等調整前四半期純利益の計上197,059千円があったものの、売上債権の増加271,046千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果減少した資金は17,313千円(前年同四半期は8,492千円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出10,013千円、有形固定資産の取得による支出6,474千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果増加した資金は55,563千円(前年同四半期は81,747千円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入150,000千円があったものの、長期借入金の返済による支出95,182千円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等の重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は23,302千円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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