【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。(1) 業績の状況当第2四半期連結累計期間(令和4年4月~令和4年9月)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響は続き収束時期が見えない状況の中、感染リスクを低減させつつ日常生活の制約や経済活動への制限も緩和され、正常化への持ち直しの兆しも見られる状況にありますが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の長期化による各国政府の経済制裁の影響等で、原材料や燃料などの資源の価格は高騰し、外国為替市場での急激な円安・ドル高による進行も加わり、物価上昇圧力が強まり、回復基調に向かいつつあった経済活動、消費活動に大きな影響を及ぼし、景気の先行きは不透明且つ厳しい状況が続いてまいりました。世界経済は、各国政府による新型コロナウイルス感染防止対策と経済活動の両立が進んだことなどから消費や投資が拡大し、回復基調で推移いたしましたが、ウクライナ問題の長期化及び中国ゼロコロナ対策のロックダウンによって部品調達が困難となるなどの下振れリスクにより先行き不透明な状況で推移いたしました。このような環境の下、当社グループは、顧客の要求に対応すべく事業を推進してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う世界的な半導体不足により、部品供給が遅延しており工場での製品生産が滞り通常以上の時間を要するなど、部品調達の改善にも全力で取り組んでまいりましたが、これまでにない厳しい状況が続いてまいりました。当社グループにおきましては、販売面において国内での経済活動が大きく抑制された状況は続き、海外では北米市場等の受注残の消化に注力してまいりましたが、部材調達の遅れにより生産が思うように進まず、売上げは大きく伸びませんでした。開発面においては、付加価値の高い新製品の開発と経費削減を進めてまいりました。当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、2億61百万円増収の28億50百万円となりました。営業損益は、事業構造改革や利益体質改善に注力したものの、競合他社との価格競争が続く中、販売台数の減少に加え、原材料価格や輸送費等、販売経費の高騰等により、3億19百万円の損失 (前年同四半期は2億17百万円の損失)となりました。経常損益は、急激な円安の進行で為替差益1億32百万円を計上したことにより1億90百万円の損失 (前年同四半期は2億1百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損益は、2億7百万円の損失(前年同四半期は2億17百万円の損失)となりました。なお、当社グループの事業は、画像情報機器事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析① 資産の部当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、69億83百万円となり前連結会計年度末の64億80百万円に比して5億2百万円増加いたしました。流動資産につきましては、47億27百万円となり前連結会計年度末の43億75百万円に比して3億52百万円増加いたしました。有形固定資産につきましては、13億64百万円となり前連結会計年度末の12億45百万円に比して1億19百万円増加いたしました。無形固定資産につきましては、74百万円となり前連結会計年度末の67百万円に比して7百万円増加いたしました。投資その他の資産につきましては、8億15百万円となり前連結会計年度末の7億92百万円に比して23百万円増加いたしました。② 負債の部当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、22億11百万円となり前連結会計年度末の19億95百万円に比して2億15百万円増加いたしました。流動負債につきましては、13億25百万円となり前連結会計年度末の14億13百万円に比して87百万円減少いたしました。固定負債につきましては、8億85百万円となり前連結会計年度末の5億82百万円に比して3億3百万円増加いたしました。 ③ 純資産の部当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、47億72百万円となり前連結会計年度末の44億84百万円に比して2億87百万円増加いたしました。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結累計期間18億70百万円に対して1億99百万円減少の16億70百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、資金は1億91百万円の減少(前年同四半期連結累計期間は1億69百万円の減少)となりました。この主な要因は、減価償却費77百万円、売上債権の減少1億42百万円、棚卸資産の減少6億94百万円等による資金の増加はありましたが、税金等調整前四半期純損失1億90百万円、仕入債務の減少4億17百万円、その他3億42百万円等、資金の減少によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、資金は21百万円の減少(前年同四半期連結累計期間は20百万円の減少)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出26百万円等によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、資金は3億7百万円の増加(前年同四半期連結累計期間は12百万円の増加)となりました。この主な要因は、長期借入金の返済による支出40百万円、リース債務の返済による支出2百万円はありましたが、長期借入金による収入3億円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、99百万円であります。 当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 継続企業の前提に関する重要事象等についての分析、検討内容及び改善、解消するための対応策当社グループは、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク (2) 継続企業の前提に関する重要事象等」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。 当該事象又は状況を改善、解消するための対応策として下記項目について取り組んでおります。 ① 収益構造の改善、② 生産構造改革、③ 技術開発部門等の業務改革、④ 組織体制の見直し及び人員削減等による合理化、⑤ 新規事業等の取組み、⑥ 固定資産の有効活用、⑦ 資金繰りについて。
当社グループの対応策の詳細は、「第4 経理の状況 注記事項 (継続企業の前提に関する事項)」に記載しております。
