【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当社グループの当第2四半期連結累計期間の連結業績は、半導体の世界的な供給不足による得意先の減産の影響は残っているものの、為替影響による増加があったことにより、売上高は1,331億円(前年同期比138億円増、11.6%増)、営業利益は27億円の損失(前年同期は79億円の損失)、経常利益は14億円の損失(前年同期は72億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億円の損失(前年同期は77億円の損失)となりました。なお、今後の生産状況につきましては、半導体供給不足の影響が依然不透明な状況はあるものの、新車部品立上げとその量産効果が期待されており、当社グループの販売状況の更なる回復が見込まれております。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。①
日本売上高は426億円(前年同期比128億円増、42.9%増)となったものの、セグメント損益(営業損益)は新車部品立上げ準備費用等の負担があったこと等により22億円の損失(前年同期は31億円の損失)となりました。② 米州為替影響等により、売上高は368億円(前年同期比21億円増、6.3%増)となり、セグメント損益は合理化効果等により8千万円の損失(前年同期は22億円の損失)となりました。③
欧州為替影響等はあったものの金型・設備の販売減少により、売上高は171億円(前年同期比17億円減、9.5%減)となり、セグメント損益は合理化効果等により3億円の損失(前年同期は27億円の損失)となりました。④ アジア得意先の減産影響はあったものの為替影響等により、売上高は365億円(前年同期比6億円増、1.8%増)となり、セグメント損益は1億円の利益(同8億円減、84.3%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、受取手形及び売掛金が28億円減少したものの、現金及び預金が62億円、棚卸資産が60億円、有形固定資産が34億円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ187億円増の3,213億円となりました。負債につきましては、支払手形及び買掛金が27億円減少したものの、長短借入金が26億円、その他流動負債が52億円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ33億円増の1,700億円となりました。純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したこと及び配当金の支払いにより利益剰余金が22億円減少したものの、為替換算調整勘定が159億円、非支配株主持分が24億円それぞれ増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ154億円増の1,513億円となりました。自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.7ポイントプラスの42.3%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失の計上、仕入債務の減少、法人税等の支払等があったものの、減価償却費の計上及び売上債権の減少等により95億円の収入(前年同期比52億円の収入増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資等により34億円の支出(前年同期比71億円の支出減)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金及びリース債務の返済並びに自己株式の取得等により51億円の支出(前年同期は65億円の収入)となりました。これらに為替変動の影響を加えた結果、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ62億円増の370億円となりました。
資本の財源及び資金の流動性につきましては、当社グループは、現在及び将来の事業活動のために適切な水準の流動性維持及び効率的な資金の確保を最優先としております。これに従い、営業活動によるキャッシュ・フローの確保に努めると共に、自己資金を効率的に活用しております。当社グループの運転資金需要の主な内訳は、自動車部品製造、プレス用金型製作のための材料および部品の購入のほか、労務費、製造経費、販売費および一般管理費等であります。また、設備資金需要の主な内訳は、得意先のモデルチェンジに対応するための自動車用部品の生産用設備及び生産性向上、品質向上のための設備投資であります。こうした資金需要に対しては、営業活動から得られたキャッシュ・フローを主として充当し、必要に応じ銀行借入等でまかなっております。さらに、グループファイナンスを効率よく行うこと及び金融費用の削減を目的として、資金余剰となっている国内子会社から当社が資金を借り入れ、資金需要が発生している国内子会社に貸出を行うキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入しております。当第2四半期連結会計期間末において、流動資産は1,373億円(前連結会計年度末比122億円増)、流動負債は1,245億円(同100億円増)となり、その結果、流動比率は110.3%と前連結会計年度末に比べ1.1ポイントプラスとなっております。営業活動から得られるキャッシュ・フロー、資金調達手段、流動比率の水準に基づき、当社グループは、将来の債務履行のための手段を十分に確保しているものと考えております。当社は、当第2四半期連結会計期間末現在、資金の流動性を確保するため、シンジケーション方式のコミットメントライン契約による銀行融資枠及び当座貸越契約による銀行融資枠を580億円設定しており、その未使用枠は292億円となっております。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は31億円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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