【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、265億3千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億1千4百万円減少いたしました。
この内、流動資産は161億3千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億8千5百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の減少5億3千万円、電子記録債権の減少2億7千万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加1億9千9百万円によるものであります。
固定資産は前連結会計年度末とほぼ同額の103億9千4百万円となりました。
負債合計は128億5千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億6千4百万円減少いたしました。これは主に、借入金の増加8億9千万円、契約負債(流動負債のその他)の減少7億9千3百万円、未払消費税等(流動負債のその他)の減少2億3千1百万円によるものであります。
純資産合計は136億7千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億5千万円減少いたしました。これは主に、2022年9月に発生した台風15号の被災に係る災害による損失の計上等に伴う利益剰余金の減少1億5千1百万円によるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、急速な円安の進行による物価上昇や世界情勢の変化によるエネルギー資源や原材料価格の高騰などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経済環境のなか、当社グループにおきましては、「技術力のある営業集団、営業力のある技術集団」を目指し、各事業において施策を推進しております。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、産業機械事業は、大型の液体充填ラインの売上が増加したため、前年同期の実績を上回りました。車両関係事業も前年同期の実績を上回りました。一方、冷間鍛造事業は主要納入先の在庫調整などの影響を受け、前年同期の実績を下回りました。電機機器事業は前年同期並みの実績となりました。
これらの結果、売上高は、前年同期比10.3%増の166億2千3百万円となりました。
利益面では、エネルギー資源や原材料価格の高騰などによるコスト上昇と販売価格への転嫁との間にタイムラグが発生したため、経常利益は前年同期比22.4%減の2億3千3百万円となりました。また2022年9月に発生した台風15号の影響で、車両関係事業の一部拠点が浸水被害を受け、災害による損失を特別損失として計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億円(前年同期は1億4千5百万円の利益)となりました。
〔産業機械事業〕
包装機械は、前年同期と比較して大型の液体充填ラインの売上が増加したため、前年同期の実績を上回りました。また改造工事は、前年同期は新型コロナウイルス感染症により、工事の延期などの影響を受けましたが、当第2四半期連結累計期間は上述の影響をほぼ受けず、前年同期の実績を上回りました。これらの結果、売上高は前年同期比37.1%増の42億2千4百万円、セグメント利益(営業利益)は、売上高の増加により、前年同期比75.4%増の2億7千8百万円となりました。
〔冷間鍛造事業〕
電動工具部品は、主要納入先の在庫調整により、前年同期の実績を大きく下回りました。また自動車部品においても半導体不足の影響を受け、主要納入先にて生産調整を実施したため、前年同期の実績を下回りました。一方、産業機械部品は主要納入先の製品増産に伴う受注が堅調に推移し、前年同期の実績を上回りました。これらの結果、売上高は前年同期比20.4%減の9億2千3百万円、セグメント利益(営業利益)は、売上高の減少により、前年同期比61.8%減の9千7百万円となりました。
〔電機機器事業〕
電機機器事業は、世界的な半導体不足やメーカーの納期遅延などの影響を大きく受けました。主力のFA関連機器は、自動車関連などの製造業向け設備案件が低調に推移したことにより、前年同期の実績を下回りました。また冷熱機器もメーカーの納期遅延の影響により短納期の小口案件が低調に推移したため、前年同期の実績を下回りました。さらに設備機器、空調周辺部材も前年同期の実績を下回りました。これらの結果、売上高は前年同期比2.0%減の27億1千2百万円、セグメント利益(営業利益)は、空調設備工事において利益率の低い大型案件があったため、前年同期比27.8%減の1億4千5百万円となりました。
〔車両関係事業〕
車両関係事業は、世界的な半導体不足の影響によるメーカーの生産遅延の影響を受けました。新車販売は、昨年末に発売された新型車の販売が増加したため、前年同期の実績を上回りました。また輸入車販売も前年同期の実績を上回りました。一方、中古車販売は、市場全体での車両不足による仕入価格の高騰、下取車の入庫が減少したことにより、前年同期の実績を下回りました。これらの結果、売上高は前年同期比8.8%増の86億9千万円となりました。セグメント利益(営業利益)は前年同期比30.0%増の9千4百万円となりました。
〔不動産等賃貸事業〕
売上高は、前年同期比2.0%増の7千2百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比39.0%増の5千3百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下資金という。)は、前連結会計年度末から4億8千7百万円資金が減少し、70億2千9百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、7億6千9百万円(前年同四半期は5千万円の資金の獲得)となりました。これは主に、売上債権の増加や未払消費税等の減少による資金の減少等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、5億5千5百万円(前年同四半期は6億2千3百万円の資金の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による資金の減少等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は8億3千7百万円(前年同四半期は5億8千4百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の増加による資金の増加等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は26,779千円(産業機械事業26,406千円、冷間鍛造事業372千円)となっております。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、産業機械事業は、大型の液体充填ラインの売上増加により、生産実績、仕入実績及び販売実績は増加しております。冷間鍛造事業は、主要納入先の在庫調整及び生産調整の影響を受け、生産実績、受注実績及び販売実績は減少しております。
①生産実績
当第2四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
生産高(千円)
前年同期比(%)
産業機械事業
2,382,499
303.5
冷間鍛造事業
909,111
△24.4
合計
3,291,611
83.5
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
②商品仕入実績
当第2四半期連結累計期間における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
商品仕入高(千円)
前年同期比(%)
産業機械事業
1,374,771
83.7
電機機器事業
1,945,009
△4.0
車両関係事業
6,962,861
13.9
合計
10,282,642
15.7
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、仕入価格によっております。
③受注実績
当第2四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
受注高
(千円)
前年同期比(%)
受注残高
(千円)
前年同期比(%))
産業機械事業
3,498,760
△23.4
5,436,798
△10.2
冷間鍛造事業
976,385
△19.7
569,874
△15.5
合計
4,475,145
△22.7
6,006,672
△10.8
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
④販売実績
当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
販売高(千円)
前年同期比(%)
産業機械事業
4,224,458
37.1
冷間鍛造事業
923,923
△20.4
電機機器事業
2,712,916
△2.0
車両関係事業
8,690,165
8.8
不動産等賃貸事業
72,054
2.0
合計
16,623,518
10.3
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
