【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済活動の持ち直しの動きが見られたものの、新型コロナウイルス感染症の変異株による感染者数の再拡大に加え、中国におけるロックダウン、ウクライナ情勢等による資源および原材料価格の高騰や急激な円安の影響なども重なり、先行きは不透明な状況が続いております。
建設業界におきましては、比較的堅調に推移しており、建設投資についても回復傾向が見受けられるものの、建設資材の価格高騰等の影響もあり、厳しい状況が続くものと考えられます。
このような環境のもと当社グループは、中期経営計画「LIVZON DREAM 2030 1st half!」を策定、基本方針である「基盤事業の深耕」「成長への投資」「経営基盤の整備」を推進し、「1st half!」の目標である『コア事業の収益性改善』と『成長のための土台作り』を進めております。また今期以降、ESGに注力した経営体制、情報発信体制の構築を進めていきます。
その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の受注高は前年同四半期比14.6%増の323億66百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は前年同四半期比5.3%減の196億83百万円となり、営業利益は2億77百万円(前年同四半期は営業損失5億62百万円)、経常利益は7億49百万円(前年同四半期は経常損失3億53百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億17百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億86百万円)となりました。
当社グループの売上高は、通常の営業形態として、連結会計年度末に完成する工事について多額になる傾向があり、一方、販売費及び一般管理費等の固定費は各四半期にほぼ均等に発生します。時期に偏りのない安定した売上と利益の確保に努めておりますが、利益が連結会計年度末に偏る季節的変動があります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 日本
売上高につきましては前年同四半期比13.3%減の147億6百万円となり、セグメント利益は2億81百万円(前年同四半期はセグメント損失4億16百万円)となりました。
② 米国
売上高につきましては前年同四半期比48.4%増の44億36百万円となり、セグメント利益は24百万円(前年同四半期はセグメント損失52百万円)となりました。
③ 中国
売上高につきましては前年同四半期比36.2%減の5億11百万円となり、セグメント損失は38百万円(前年同四半期はセグメント損失1億0百万円)となりました。
④ オーストラリア
売上高につきましては前年同四半期比5.1%減の30百万円となり、セグメント利益は前年同四半期比14.5%減の17百万円となりました。
また、財政状態の分析については次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は360億79百万円となり、前連結会計年度末に比べ41億49百万円の減少となりました。その主な要因といたしましては、受取手形・完成工事未収入金等が33億2百万円、電子記録債権が7億49百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は116億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億82百万円の減少となりました。その主な要因といたしましては、支払手形・工事未払金等が29億88百万円、電子記録債務が13億11百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は244億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億66百万円の減少となりました。その主な要因といたしましては、自己株式の取得により8億69百万円減少し、為替換算調整勘定が7億33百万円増加したこと等によるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億21百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には115億45百万円(前連結会計年度比4.3%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は3億8百万円(前年同四半期は44億84百万円の使用)となりました。
これは主に、資金の増加要因となる売上債権の減少および立替金の減少が、資金の減少要因となる仕入債務の減少を上回ったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により獲得した資金は58百万円(前年同四半期は27百万円の獲得)となりました。
これは主に、有形固定資産の売却による収入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は13億63百万円(前年同四半期は8億58百万円の使用)となりました。
これは主に、自己株式の取得による支出および配当金の支払いによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において新たに発生した優先的に対処すべき事業上および財務上の課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は17百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
