【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当第2四半期累計期間における我が国経済全般は、雇用・所得環境の改善と各種政策の効果により、緩やかな回復が続いています。しかしながら、世界的な金融引締めや中国経済の不透明な先行き、ロシア・ウクライナに続き中東においても紛争が生じており、混沌とした国際情勢が国内経済に及ぼす懸念は依然として存在しております。当社が属する不動産流通業界におきましては、全国的には新型コロナウイルスの影響で弱含んでいた地価が、総じてコロナ前の水準に戻りつつあることが先般の都道府県地価調査において、特に住宅地について明らかになっています。一方、円安による建築資材高騰と労働力不足による建築コストの上昇に牽引された住宅価格の値上がりが続き、消費者物価指数の上昇と相俟って、購買意欲への影響が懸念されます。このような事業環境の中、当社としては1.新規加盟拡大、2.加盟店支援強化(①人材強化、②営業強化、③事業規模拡大、④フランチャイズコミュニティ強化)、3.サステナビリティ取組推進などの様々な施策を順次推進しております。加盟店支援においては、営業強化策として、新たに一建設株式会社と提携して、不動産買取りサービス「らくらく住み替え」をスタートいたしました。売却されたいお客様の自宅を、加盟店を通じて一建設株式会社が買取り、その後最長1年間家賃0円でそのままお住まいいただき、その間に転居先を探すことを可能とするサービスです。人材支援の面では、株式会社タイミーと提携し加盟店がスポット業務を任せる人材確保の選択肢を拡げました。また、加盟店の業務効率化のために、株式会社Faciloと提携し、物件情報を効率よく整理しスピーディーにお客様に提供できる機能を営業支援システム(21Cloud)に組み込みました。サステナビリティへの取組みとして、読売KODOMO新聞の協力のもと、小学生を対象とする夏休み企画「家族がしあわせに暮らせる家」こども絵画コンテストを行いました。コンテストの表彰式は11月上旬を予定しております。このコンテストの開催は、しあわせに住みつづけられるまちづくりへの想いを、未来を担うこどもたちとともに分かち合えたらとの願いを込めております。また、昨年に引き続き、7月下旬からの約1カ月間、テレビ朝日・六本木ヒルズが主催する夏祭りでクレヨンしんちゃんアトラクションイベントを催し、多くの子供たちの参加を実現しました。今後もお取引先さまと協働して持続可能な社会の実現に貢献できるように取り組んでまいります。このような状況のもと、当社の営業収益は、サービスフィー収入が1,598百万円(前年同四半期比1.8%増)、ITサービス収入が157百万円(同1.8%増)、加盟金収入が85百万円(同6.8%増)、その他が36百万円(同5.6%減)となり、全体としては1,877百万円(同1.9%増)となりました。また、営業原価は、456百万円(前年同四半期比3.3%減)となりました。販売費及び一般管理費は、広告宣伝費等が減少したことにより、全体としては940百万円(前年同四半期比0.6%減)となりました。その結果、営業利益は481百万円(前年同四半期比13.2%増)、経常利益は501百万円(同12.2%増)、四半期純利益は335百万円(同10.9%増)となりました。また、建築業界の景況をうけた業績不振や自社ブランドで独立するために退会する加盟店も含め、当第2四半期累計期間における退会店舗数は45店となりました。退会店舗数が先行しておりますが、今後も既存加盟店の経営状況には注視しつつ、新規加盟店の獲得に注力してまいります。
(2) 財政状態の分析当第2四半期会計期間末における流動資産の残高は5,600百万円で、前事業年度末に比べ31百万円減少しております。営業未収入金の減少が主な要因であります。当第2四半期会計期間末における固定資産の残高は1,967百万円で、前事業年度末に比べ128百万円減少しております。ソフトウエアの減少が主な要因であります。当第2四半期会計期間末における流動負債の残高は974百万円で、前事業年度末に比べ261百万円減少しております。未払消費税や未払費用の減少が主な要因であります。当第2四半期会計期間末における固定負債の残高は166百万円で、前事業年度末に比べ11百万円減少しております。退職給付引当金の減少が主な要因であります。当第2四半期会計期間末における純資産の残高は6,426百万円で、前事業年度末に比べ114百万円増加しております。利益剰余金の増加が主な要因であります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ30百万円増加(1.6%増)し、1,930百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローでは、334百万円の収入(前年同期は664百万円の収入)となりました。これは主として税引前四半期純利益によるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローでは、43百万円の使用(前年同期は65百万円の使用)となりました。これは主としてソフトウエアの取得によるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローでは、260百万円の使用(前年同期は209百万円の使用)となりました。これは主として配当金の支払いによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
(6) 今後の方針当社の事業は「センチュリー21ネットワーク規模の拡大(加盟店募集業務)」と「加盟店業績向上の為の業務支援サービス(IT支援・教育・研修など)」に大別されます。これらの事業を両輪として業務拡大に努め、市場の変化へ柔軟かつ機敏に対応し、かつ、地球環境並びに社会との共生を前提に持続可能な成長を目指して行く所存であります。
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