【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。また、当社は、エレベーター事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況① 経営成績の状況当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症に係る行動制限の緩和により、経済社会活動の正常化がすすみ、個人消費を中心に持ち直しの動きがみられるものの、世界的な資源・エネルギー価格の上昇やインフレの昂進、急激な為替相場の変動等により、物価上昇圧力が高まるなど、その先行きは依然として不透明な状況が続いております。主として荷物用エレベーターの製造・販売、据付及び保守・修理を展開する当社においても、鋼材をはじめとする資材価格の高止まりや円安による輸入資材価格の上昇が、足下の収益を押し下げております。その一方、eコマース市場の拡大、物流施設の大型化、生産拠点の国内回帰という市場環境の中、受注状況は堅調であり、「安全」「堅牢」「融通性」という基本コンセプトを守りながら、顧客に提供する価値の最大化を図っております。一部資材の国内調達への切り替えや、内製化によるコストメリットの追求を図るとともに、新規受注時における価格転嫁を進めております。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は10,969,231千円(前年同四半期比10.8%増)、うち「エレベーター(船舶用を除く)」の売上は5,968,355千円、「船舶用エレベーター」の売上は362,591千円、「保守・修理」の売上は4,638,283千円となり、営業利益は489,882千円(前年同四半期比60.1%減)、経常利益は467,788千円(前年同四半期比62.8%減)、四半期純利益は308,740千円(前年同四半期比61.2%減)となりました。
② 財政状態の状況 (資産)当第3四半期会計期間末における総資産は、12,338,524千円(前事業年度末12,022,374千円)となり、316,149千円増加しました。これは主に、原材料及び貯蔵品の増加524,494千円、(仮称)鳥浜工場の着工等による有形固定資産その他(純額)の増加365,418千円、仕掛品の増加236,818千円、現金及び預金の減少700,946千円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少283,077千円によるものです。
(負債)当第3四半期会計期間末における負債は、5,146,271千円(前事業年度末4,768,961千円)となり、377,309千円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加929,279千円、未払法人税等の減少320,246千円、前受金の減少177,864千円によるものです。
(純資産)当第3四半期会計期間末における純資産は、7,192,252千円(前事業年度末7,253,413千円)となり、61,160千円減少しました。これは主に、配当金の支払389,992千円、四半期純利益の計上による増加308,740千円によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等当第3四半期累計期間において、当社が定める経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は、58,135千円となりました。なお、当第3四半期累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
