【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、世界的に根強いインフレ圧力に対応した各国の金融引き締め、欧米での金融不安、半導体を中心とした米中対立の進展と中国経済の鈍化に加え、国内では為替相場の変動が加わり、先行きが不透明な情勢が続いたほか、半導体や電子部品の市場においては、市場の弱含みが継続する状況となりました。
このような市場環境のもと、当社グループは顧客のニーズに対して、より柔軟かつ迅速に応えるため、前連結会計年度から引き続き、製品販売協業推進による市場拡大と光学ソリューションの充実を中心に営業基盤の強化に努め、特に海外顧客層の拡大に向けて海外営業拠点の増強に引き続き取り組んでまいりました。売上面におきましては、車載用及び民生機器用の電子部品検査用途の受注獲得に注力しておりましたが、設備投資時期のスライド、仕入部材不足による出荷遅延や部材価格高騰の影響も受けました。
その結果、当第1四半期連結会計期間末の財政状態及び当第1四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は4,060,170千円となり、前連結会計年度末に比べ131,832千円(3.1%)減少いたしました。これは主に、現金及び預金が159,882千円増加、及び販売在庫の引当により製品、原材料及び貯蔵品が28,868千円増加した一方で、売上債権の回収に伴い受取手形及び売掛金が406,062千円減少したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における固定資産は459,328千円となり、前連結会計年度末に比べ22,125千円(5.1%)増加いたしました。これは主に、繰延税金資産が36,592千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は996,817千円となり、前連結会計年度末に比べ33,484千円(3.5%)増加いたしました。これは主に、販売在庫の引当に伴い買掛金が14,349千円増加、及び未払法人税等が6,574千円増加したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における固定負債は66,871千円となり、前連結会計年度末に比べ15,301千円(18.6%)減少いたしました。これは主に、前連結会計年度末に計上した繰延税金負債が解消されたことにより10,118千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,455,809千円となり、前連結会計年度末に比べ127,889千円(3.6%)減少いたしました。これは主に、為替換算調整勘定が23,247千円増加、及び非支配株主持分が8,576千円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失77,767千円を計上、配当金支払により利益剰余金が49,131千円減少、及び自己株式の市場買付等により自己株式が34,317千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は72.4%(前連結会計年度末は73.6%)となりました。
② 経営成績
連結売上高は658,878千円(前年同期比8.1%減)、売上総利益は371,546千円(同9.4%減)、営業損失は111,162千円(前年同四半期は営業損失19,439千円)、経常損失は107,598千円(前年同四半期は経常損失13,996千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は77,767千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失31,825千円)となりました。
当第1四半期連結累計期間における売上高、売上原価、販売費及び一般管理費の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(売上高)
当第1四半期連結累計期間の売上高は658,878千円(前年同期比8.1%減)となりました。前連結会計年度から引き続き、光学ソリューションの充実を中心とした営業基盤の強化、特に海外営業拠点の増強に取り組み、車載用及び民生機器用の電子部品検査用途の受注獲得に注力しましたが、仕入部材不足による出荷遅延の影響により、減収となりました。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
当第1四半期連結累計期間における売上原価は、287,332千円(前年同期比6.2%減)となりました。これは、売上減少に伴い仕入等の変動費が減少したことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は、482,709千円(前年同期比12.4%増)となりました。これは主に、営業・開発力強化のための継続的な人的投資に伴う人件費の増加、及び新型コロナウイルス感染症に係る行動制限の緩和に伴い、海外を含めた営業活動に係る旅費交通費等が増加したことによるものであります。
この結果、売上高に対する比率は前年同期の59.9%から73.3%へ増加しました。
以上の結果、営業損失は111,162千円(前年同四半期は営業損失19,439千円)となりました。
なお、当社グループは、画像処理検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、51,380千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析に重要な変更はありません。
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