【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策の効果もあり、雇用・所得環境が改善され、緩やかに回復が続いております。一方、世界的な金融引締めや中国経済の先行き懸念など、海外経済の下振れが景気を下押しするリスクとなっており、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループの主要事業であり、官需を主とする情報装置事業につきましては、老朽化したインフラの大規模修繕を中心に、公共事業は堅調に推移しております。そのような状況下、社会インフラの維持・保全、災害に対する防災・減災等、道路交通安全を守るシステム提案を行い受注獲得を進めてまいりました。
当第2四半期連結累計期間におきましては、半導体不足による部品調達難の影響から、先行投資による部品確保や工程の平準化を進めてまいりました。その結果、売上については前年同期を上回ったものの、原材料の高騰、大型案件の原価先行の影響もあり利益は前年同期を下回りました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高63億79百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益7百万円(前年同期比98.5%減)、経常損失6百万円(前年同期は5億12百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失45百万円(前年同期は1億53百万円の利益)となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末日現在の受注残高は200億90百万円となりました。
なお、事業別の概況については、単一セグメントとなったため、記載を省略しております。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は168億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億37百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が19億97百万円、仕掛品が5億36百万円、契約資産が3億4百万円増加したものの、売掛金が40億97百万円減少したことによるものであります。固定資産は76億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が1億35百万円減少したものの、投資その他の資産が1億58百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、245億57百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億34百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は57億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億43百万円減少いたしました。これは主に契約負債が12億22百万円増加したものの、電子記録債務が6億95百万円、未払法人税等が2億80百万円、その他が10億22百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、59億36百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億65百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における株主資本は181億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億35百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が4億54百万円減少したことによるものであります。その他の包括利益累計額は4億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ66百万円増加いたしました。これは退職給付に係る調整累計額が20百万円減少したものの、その他有価証券評価差額金が87百万円増加したことによるものであります。
この結果、純資産合計は、186億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億69百万円減少いたしました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度末に比べ19億97百万円増加(前年同期は40億14百万円の減少)し、62億4百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、24億82百万円(前年同期は48百万円の支出)となりました。これは主に、仕入債務の減少11億11百万円、棚卸資産の増加4億85百万円、法人税等の支払額3億43百万円の減少要因はあるものの、売上債権の減少47億72百万円の増加要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は76百万円(前年同期は36億15百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出60百万円の減少要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は4億8百万円(前年同期は3億50百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額4億8百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における全体の研究開発活動の金額は、4億5百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
