【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、欧米ではウクライナ情勢の長期化等による物価上昇及び各国の金融引き締めにより、景気は減速しました。中国もゼロコロナ政策の影響や不動産不況等により景気は減速し、政策の転換後も感染者急増による混乱などの影響から経済活動の停滞が続きました。
わが国経済は、新型コロナウイルス感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで個人消費や設備投資を中心に持ち直しの動きが続きましたが、原材料やエネルギー価格の高騰、急激な為替の変動、世界経済の減速などから回復のペースは緩やかなものにとどまり、依然として予断を許さない状況が続きました。
このような中で、当第3四半期連結累計期間における受注額は、大型案件の受注が少なかった国内民需部門が減少しましたが、官需部門が昨年度に引き続き堅調な受注を維持し、海外部門も前年同期から増加したことから16,113百万円(前年同期比102.1%)となりました。売上高については、官需部門を中心に前年度からの受注残があり、工程を計画的に進めることができたことで、13,654百万円(前年同期比112.3%)と前年同期に比べて増加しました。利益については、営業利益616百万円(前年同期比216.9%)、経常利益727百万円(前年同期比177.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益513百万円(前年同期比163.1%)となりました。
当社グループの売上高は、公共事業物件の割合が高いため連結会計年度末に集中する傾向があり、四半期別の業績には季節的変動があります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、4,007百万円減少し28,347百万円となりました。これは、現金及び預金の増加922百万円、有形固定資産の増加252百万円などがあったものの、受取手形、売掛金及び契約資産の減少5,288百万円、投資有価証券の減少126百万円などがあったことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の総負債は、前連結会計年度末と比べ、3,970百万円減少し5,733百万円となりました。これは、電子記録債務の増加925百万円などがあったものの、支払手形及び買掛金の減少3,765百万円、未払法人税等の減少751百万円などがあったことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ、37百万円減少し22,614百万円となりました。これは、為替換算調整勘定の減少51百万円などがあったことによるものです。
この結果、自己資本比率は、79.8%(前連結会計年度末70.0%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、189百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
