【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、欧米ではウクライナ情勢の長期化等による物価上昇等を背景とした各国のインフレ圧力に対する金融引き締めにより、景気の減速感が強まりました。中国でもゼロコロナ政策の継続や不動産不況などの影響から停滞感の強い状況が続きました。
わが国経済については、行動制限の緩和に伴い、個人消費を中心に持ち直しの動きが見られたものの、新型コロナウイルス感染再拡大や物価上昇、世界経済の減速などから回復ペースは緩やかなものにとどまり、先行きは依然として不透明な状況が続きました。
このような中で、当第2四半期連結累計期間における受注額は、海外部門と国内民需部門は前年同期から増加しましたが、前年同期に大型案件の受注があった官需部門が減少したことなどから9,561百万円(前年同期比85.6%)となりました。売上高については、海外部門が前年同期に比べて減少しましたが、前年度からの受注残が多かった官需部門が前年同期に比べて大幅に増加したことから8,773百万円(前年同期比115.7%)となりました。利益については、前年同期に比べて売上高が増加したことなどから、営業利益は81百万円(前年同期営業損失25百万円)、経常利益は155百万円(前年同期比246.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は117百万円(前年同期比222.5%)と増収増益となりました。
当社グループの売上高は、公共事業物件の割合が高いため連結会計年度末に集中する傾向があり、四半期別の業績には季節的変動があります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、4,585百万円減少し27,768百万円となりました。これは、現金及び預金の増加2,611百万円などがあったものの、受取手形、売掛金及び契約資産の減少7,321百万円、投資有価証券の減少169百万円などがあったことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の総負債は、前連結会計年度末と比べ、4,389百万円減少し5,313百万円となりました。これは、電子記録債務の増加195百万円などがあったものの、支払手形及び買掛金の減少3,372百万円、未払法人税等の減少815百万円などがあったことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ、196百万円減少し22,455百万円となりました。これは、利益剰余金の減少178百万円などがあったことによるものです。
この結果、自己資本比率は、80.9%(前連結会計年度末70.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より2,184百万円増加して、8,070百万円(前年同期7,923百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,235百万円の増加(前年同期1,739百万円増加)となりました。これは、仕入債務の減少3,177百万円、法人税等の支払額814百万円などの減少要因はあったものの、売上債権の減少7,381百万円などの増加要因が多かったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、761百万円の減少(前年同期527百万円減少)となりました。これは、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入69百万円などの増加要因があったものの、有形及び無形固定資産の取得による支出421百万円、定期預金の預入による支出438百万円などの減少要因が多かったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、301百万円の減少(前年同期282百万円減少)となりました。これは、配当金の支払額296百万円などによるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、127百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
