【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による社会経済活動への影響が長期化する中、ワクチンの普及や政府による経済対策の効果により、経済活動は緩やかに持ち直しの動きを見せました。しかしながら、ウクライナ危機によるエネルギー価格の高騰、急激な円安の進行による物価高などから、経済の先行きは依然として不透明な状況であります。
このような状況のなかで、それぞれ異なる分野で事業活動を展開する当社グループは、各事業部門において積極的な営業活動とサービスの提供に努めた結果、当第2四半期連結累計期間における連結売上高は98億1千万円(前年同期比106.3%)となり、前年同期に比べ5億8千万円の増収となりました。
また、利益面におきましては、営業利益は4億9千3百万円(前年同期比97.8%)、経常利益は5億5千9百万円(前年同期比97.9%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益では2億9千9百万円(前年同期比104.8%)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
○放送事業
放送事業におきましては、ラジオ収入は、スポンサーの出稿減はあったものの新規スポンサー獲得に力を入れ、前期を上回りました。また、テレビ収入は、経済情勢の不安定化によるスポット広告の落ち込みがあり、前期には及びませんでした。その他の収入においては、スポーツイベント、コンサートなど開局70周年記念事業を展開したことで、前期の収入を上回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は28億7千9百万円(前年同期比103.8%)となり、営業利益は7千6百万円(前年同期比210.6%)となりました。
○システム関連事業
システム関連事業におきましては、公共案件や首都圏開発などが順調に推移しました。また、当四半期連結累計期間より、重要な子会社として、システム関連事業に1社追加となった事で売上高は増収となりました。しかしながら、前期にあった利益率の高い大型案件を補えなかった事や、コロナウイルス感染の落着きに伴いWeb提案だけではなく、リアルでのフェア開催などハイブリッドによる積極的な営業活動を行った事により経費も増加し、減益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は64億6千7百万円(前年同期比107.2%)、営業利益は4億5百万円(前年同期比88.4%)となりました。
○建物サービスその他事業
建物サービスその他事業におきましては、管理部門の不動産収入では新たな収益物件取得による増収要因はありましたが、労働者派遣業務の減員により減収となりました。また、施設管理部門では、新たに病院の設備管理業務を受託して増収となりました。利益面では、工事資材の高騰などによる仕入原価の増加はありましたが、社内コストの削減に努めたことで増益となりました。
この結果、当第2四半期累計期間の売上高は7億3千2百万円(前年同期比104.9%)となり、営業利益では1千1百万円(前年同期比120.2%)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は256億6千2百万円となり、前連結会計年度末と比較して6億3千3百万円減少いたしました。
資産の部では、流動資産が131億4千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億1千8百万円減少しております。これは主に棚卸資産が7億1千1百万円、その他の流動資産が2億4千3百万円増加したものの、現金及び預金が4億7千8百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が8億9千6百万円減少したことによります。固定資産では、125億2千万円となり、前連結会計年度末に比べて2億1千4百万円の減少となりました。これは有形固定資産が1千6百万円、無形固定資産が3千4百万円、投資その他の資産が1億6千3百円減少したことによります。
負債の部では、流動負債が39億4百万円となり、前連結会計年度末に比べて10億2千2百万円減少しております。これは主に、賞与引当金が1億9千2百万円増加したものの、未払金が5億4千8百万円、未払法人税等が1億8千3百万円、その他の流動負債が3億4千4百万円減少したことなどによります。固定負債は11億1千7百万円となり、前連結会計年度末に比べて2千2百万円の増加となりました。これは主にリース債務が1億4千4百万円、繰延税金負債が5千7百万円減少したものの、長期借入金が1億4千9百万円、退職給付に係る負債が5千8百万円増加したことなどによります。
純資産の部では、利益剰余金の増加4億1千1百万円、その他有価証券評価差額金の減少1億1千7百万円、退職給付に係る調整累計額の減少1千2百万円、非支配株主持分の増加8千4百万円により206億4千万円となり、前連結会計年度末に比べて3億6千6百万円増加いたしました。以上の結果、自己資本比率は70.5%となり、前連結会計年度末に比べて2.8ポイントの増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ6億9千1百万円減少し、当第2四半期連結累計期間末には78億8千7百万円となりました。当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得た資金は4千5百万円となりました。主な要因といたしましては、棚卸資産の増加7億1千万円、その他の資産の増加2億2千5百万円、その他の負債の減少8億8千8百万円、法人税等の支払額3億9百万円などによるキャッシュ・アウトはありましたが、売上債権の減少10億7千9百万円、税金等調整前四半期純利益5億5千7百万円、減価償却費4億2千1百万円などのキャッシュ・インによるものであります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は6億3千9百万円となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入9千6百万円などによるキャッシュ・インはありましたが、有形固定資産の取得による支出5億3千9百万円、無形固定資産の取得による支出5千4百万円、投資有価証券の取得による支出1億3千6百万円などのキャッシュ・アウトによるものであります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は9千8百万円となりました。これは主に、長期借入による収入1億7千万円はありましたが、長期借入金の返済による支出1千3百万円、リース債務の返済による支出2億1千1百万円、配当金の支払2千9百万円、非支配株主に対する配当金の支払1千2百万円のキャッシュ・アウトによるものであります。
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