【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行もあり、社会・経済活動の正常化が進み、緩やかな持ち直しの動きが見られました。一方、ウクライナ情勢の長期化、物価上昇、世界的な金融引き締めによる景気後退懸念等により、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属する情報サービス業界では、業務プロセスのデジタル化、ビジネスプロセスそのものを変革するDX化等の需要が底堅く、IT投資は堅調に推移いたしました。
このような環境の下、当社グループでは、顧客の多様なニーズに対応するべく、開発手法の調査・研究、技術者教育や新卒・キャリア採用の強化等に取り組んでまいりました。
このような取組みの結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金並びに仕掛品の増加、売掛金の減少等により、前連結会計年度末に比べ561百万円増加し17,437百万円となりました。固定資産は投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末に比べ111百万円増加し7,255百万円となりました。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ673百万円増加し、24,693百万円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、買掛金及び賞与引当金の増加等により、前連結会計年度末に比べ84百万円増加し3,087百万円となりました。固定負債は退職給付に係る負債の増加等により、前連結会計年度末に比べ64百万円増加し3,170百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ148百万円増加し、6,257百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ524百万円増加し18,435百万円となりました。
この結果、自己資本比率は74.7%(前連結会計年度末は74.6%)となりました。
b.経営成績
その他事業において減収減益となったものの、堅調なIT投資需要により、システム開発事業、システムマネジメント事業が好調に推移した結果、全体としては増収増益となりました。その結果、売上高は10,554百万円(前年同四半期比11.4%増)、営業利益は1,225百万円(同15.2%増)、経常利益は1,390百万円(同20.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は926百万円(同8.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①システム開発事業
金融・保険、情報・通信、FA・装置制御等の分野の売上が増加した結果、売上高は7,205百万円(前年同四半期比15.3%増)となりました。利益面では、売上の増加に加え、一部案件の採算性の改善等により営業利益は900百万円(同26.8%増)となりました。
②システムマネジメント事業
運輸・通信、金融・保険、建築・製造等の分野の売上が増加した結果、売上高は2,567百万円(同6.6%増)となりました。利益面では、システム開発事業同様に売上高の増加に加え、一部案件の採算性改善等により営業利益は250百万円(同11.3%増)となりました。
③その他
その他には、データソリューション事業、プロダクト事業、人材派遣事業を分類しております。
このうち、人材派遣事業の売上・利益が増加したものの、データソリューション事業、プロダクト事業の売上・利益が減少した結果、売上高は780百万円(同4.6%減)、営業利益は71百万円(同43.6%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ327百万円増加し、12,714百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は886百万円(前年同四半期比46百万円の収入減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益1,390百万円、売上債権の減少額95百万円等で資金が増加したことに対し、棚卸資産の増加額304百万円、法人税等の支払額526百万円等で資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は17百万円(前年同四半期は45百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却及び償還による収入408百万円等で資金が増加したことに対し、投資有価証券の取得による支出353百万円等で資金を支出したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は577百万円(前年同四半期比315百万円の支出増)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出287百万円、配当金の支払額287百万円等で資金を支出したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は70百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
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