【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症への対応が第5類へ移行し、停滞していた経済活動は緩やかに持ち直して参りました。世界経済におきましては、ウクライナ情勢の長期化による原材料価格およびエネルギー価格の高騰、欧米ならびに中国の景気後退、各国の政策金利の引き上げによる金融不安等により依然として先行きは不透明であります。
当社グループが属する射出成形機業界におきましては、コロナ禍から回復基調ではありましたが半導体の不足や資源価格の高騰等により需要が停滞したことで厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、欧米および中国等の景気後退や需要の低下等から売上高は105億2百万円(前年同四半期比12.9%減)となりました。製品別売上高につきましては、射出成形機売上高が74億9千万円(前年同四半期比19.9%減)、周辺機器売上高が6億3千2百万円(同35.6%増)、営業部品の売上高が19億3千9百万円(同8.7%増)、金型等の売上高が4億4千万円(同3.2%減)となりました。
利益面につきましては、営業利益は4億8千4百万円(前年同四半期比44.2%減)、経常利益は5億9千4百万円(同47.0%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は4億9千6百万円(前年同四半期比38.7%減)となりました。
なお、セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 日本
射出成形機の需要が低調だったこと等から売上高(外部売上高)は32億2千2百万円(前年同四半期比15.5%減)、セグメント利益は4億1百万円(同61.1%減)となりました。
② 欧米地域
原材料価格の高騰および欧州での射出成形機の需要が低調だったこと等から売上高(外部売上高)は54億9千8百万円(前年同四半期比2.3%減)、セグメント利益は1億4百万円(同47.4%減)となりました。
③ アジア地域
自動車関連では、EV関連の引き合いが増加しておりますが、全体としての需要が低調だったこと等から売上高(外部売上高)は17億8千1百万円(前年同四半期比32.1%減)、セグメント利益は5千1百万円(同1.3%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ18億9千8百万円増加し、795億4千4百万円となりました。主たる増加要因として商品及び製品の増加25億9千万円および仕掛品の増加7億5千7百万円ならびに原材料及び貯蔵品の増加3億2千7百万円であり、主たる減少要因は、現金及び預金の減少19億1千6百万円および受取手形、売掛金及び契約資産の減少10億1千7百万円ならびに未収入金の減少12億9千万円であります。
負債合計は、前連結会計年度末と比べ6億9千9百万円増加し、386億8千1百万円となりました。主たる増加要因は、支払手形及び買掛金の増加5億9千6百万円および短期借入金の増加16億5千7百万円であり、主たる減少要因は、長期借入金の減少5億1千5百万円および未払法人税等の減少2億8千2百万円であります。
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ11億9千9百万円増加し、408億6千3百万円となりました。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、1億2千万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
