【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナ感染対策と社会経済活動の両立による制限緩和を背景に、景気は緩やかに回復してまいりましたが、原材料価格の高騰や半導体をはじめとする部品の供給制約などの影響がみられました。また、ロシア・ウクライナ情勢の長期化に伴うエネルギー価格の上昇、急激な円安の進行による物価の上昇などから景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 設備投資は、企業収益の持ち直しや環境などの成長分野への取組みにより回復が進みました。また、製造業全般における自動化投資や電子産業における情報通信技術の用途の拡がりを背景とした投資は継続して行われ、堅調に推移しました。海外経済は、欧米を中心に各国におけるコロナ禍からの立ち直りが奏功し、底堅い回復が続きました。東南アジアでは、活動制限が緩和される中、経済活動の再開が進み、輸出の増加とともに景気が回復しました。中国では、生産活動におけるロックダウンからの正常化に向けた動きがみられ、半導体や電池産業を中心に投資が継続しました。 このような状況のもとで、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高80,213百万円
(前年同四半期比18.3%増) 、営業利益10,175百万円
(前年同四半期比18.6%増) 、経常利益10,222百万円
(前年同四半期比17.9%増) 、親会社株主に帰属する四半期純利益7,039百万円
(前年同四半期比15.8%増) となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 自動機械部門自動包装システムでは、薬品向けの売上高は減少したものの、食品向けの売上高が増加いたしました。また、産業機械では、三次元はんだ印刷検査機及びリチウムイオン電池製造システムの売上高が増加いたしました。その結果、売上高は7,856百万円
(前年同四半期比8.4%増) 、セグメント利益はセールスミックスの変化により、674百万円
(前年同四半期比32.7%減) となりました。
② 機器部門国内市場では、データセンターや車載向けに堅調な半導体需要を背景に、半導体製造装置向け売上高が増加いたしました。また、工作機械向けや環境対応車に関連した製造設備向け売上高は引き続き堅調に推移いたしました。海外市場では、生産活動におけるロックダウンからの正常化に向けた動きがみられた中国、半導体設備投資が堅調だった韓国や台湾などで売上高が増加いたしました。また、コロナ禍からの回復が続いた欧米と東南アジアの売上高も増加いたしました。 その結果、売上高は72,357百万円
(前年同四半期比19.5%増) 、セグメント利益は売上高増加に円安傾向による為替の影響も加わり、11,778百万円
(前年同四半期比23.5%増) となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ8,807百万円増加の181,322百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少したものの、売上債権、棚卸資産及び有形固定資産が増加したことによるものであります。負債は、前連結会計年度末に比べ2,868百万円増加の65,811百万円となりました。これは主に、未払賞与及び借入金が減少したものの、仕入債務及び賞与引当金が増加したことによるものであります。純資産は、前連結会計年度末に比べ5,938百万円増加の115,510百万円となりました。自己資本比率につきましては、前連結会計年度末に比べ0.2ポイント増加の63.7%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物 (以下「資金」といいます。) は、前連結会計年度末に比べ675百万円減少の33,352百万円となりました。 当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は、6,428百万円
(前年同四半期比0.8%減) となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益10,284百万円、減価償却費3,148百万円、賞与引当金の増加3,536百万円、仕入債務の増加2,164百万円による資金の増加、未払賞与の減少3,129百万円、売上債権及び契約資産の増加1,377百万円、棚卸資産の増加5,061百万円、法人税等の支払額3,886百万円による資金の減少によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、3,578百万円
(前年同四半期比7.9%増) となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出3,593百万円による資金の減少によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は、3,961百万円
(前年同四半期比35.9%増) となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,600百万円、配当金の支払額2,595百万円による資金の減少によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1,932百万円であります。 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備当第2四半期連結累計期間において新たに確定した重要な設備の新設の計画は次のとおりです。
会社名
事業所名(所在地)
セグメントの名称
設備の内容
投資予定額(百万円)
資金調達方法
着手年月
完了予定年月
総額
既支払額
CKD株式会社
北陸工場(石川県小松市)
機器部門
生産体制の強化とBCP対応のための生産工場
15,500(注)
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自己資金及び借入金
2022年8月
2024年6月
(注)土地、建物及び生産設備等の費用を含んでおります。
