【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進みつつある中、緩やかな持ち直しが続いている一方で、世界的なエネルギー・食糧価格の高騰、欧米各国の金融引締め等による世界的な景気後退懸念や継続する地政学的なリスクなどが影響し、先行き不透明な状況が続いております。
広告業界においては、経済産業省が本年10月に発表した「特定サービス産業動態統計調査」によれば、8月の屋外広告や交通広告の売上高は前年同月を上回りました。一方で、テレビ等のマス4媒体広告は前年同月を下回る推移が継続しております。
このような状況の中、当社は今年度スローガン「表示灯Reborn!!」を掲げ、災害警報システム「NAVIアラート」事業開始、既存ビジネスにおきましては、既存媒体(広告)価値向上やWEBビジネスの拡大により収益力向上を図り、取引拡大に努めてまいりました。利益面では本年度より社員の給与水準を引き上げたものの、製造原価や販管費の見直しを進め、前年度より改善いたしました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の売上収益は4,810百万円(前年同期比3.3%増)。営業利益は265百万円(同45.3%増)となり、経常利益は295百万円(同28.3%増)、四半期純利益は186百万円(同33.4%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。
<ナビタ事業>
ナビタ事業においては、既存ナビタの媒体(広告)の価値向上を図るとともに、WEB商材の販売強化や新規媒体開発による付加価値の向上、電子契約化促進などによるデジタル化を進めた結果、売上収益は3,998百万円(前年同期比0.0%増)、セグメント利益は555百万円(同11.1%増)となりました。
<アド・プロモーション事業>
広告需要の回復の兆しが見られ、鉄道以外の媒体広告の拡販やマス媒体の強化及び自治体ビジネスさらにWEB商材の開発に取り組んでまいりました。屋外広告の回復は人目を引く大型広告媒体がけん引しており、広告売上の回復状況も地域や媒体間の格差が大きく、売上収益は303百万円(前年同期比22.1%増)、セグメント利益は19百万円(同8252.6%増)となりました。
<サイン事業>
自治体・病院などにおける営業の強化や既存取引先との取引拡大、災害警報システム「NAVIアラート」の販売を開始しましたが、開発コストが先行した結果、売上収益は509百万円(前年同期比23.9%増)、セグメント損失は147百万円(前年同四半期はセグメント損失76百万円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期会計期間末の総資産は13,553百万円(前年度末比208百万円減)となりました。
資産、負債及び純資産の状況につきましては、以下のとおりであります。
①資産
流動資産につきましては、前払費用が増加する一方、売上債権の減少等により、8,133百万円(同84百万円減)となりました。
固定資産につきましては、ナビタ事業における設備投資が増加するとともに、減価償却による有形・無形固定資産の減少により、5,419百万円(同124百万円減)となりました。
②負債
流動負債につきましては、契約負債が増加する一方、仕入債務の減少などにより、5,989百万円(同271百万円減)となりました。
固定負債につきましては、退職給付引当金の増加などにより、222百万円(同13百万円増)となりました。
③純資産
剰余金の配当を141百万円実施した一方、四半期純利益186百万円を計上したことから純資産は7,341百万円(同49百万円増)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ2百万円減少し、3,714百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動の結果獲得した資金は350百万円(前年同四半期341百万円の獲得)となりました。これは主に、税引前四半期純利益の計上287百万円、減価償却費の計上289百万円、売上債権及び契約資産の減少364百万円による資金の増加および仕入債務の減少341百万円、前払費用の増加223百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動の結果使用した資金は209百万円(前年同四半期は1,639百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により225百万円を支出したことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動の結果使用した資金は143百万円(前年同四半期は142百万円の使用)となりました。これは主に配当金を141百万円支払ったことによります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等若しくは指標等に重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は60百万円でした。
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