【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第2四半期連結累計期間を取り巻く経営環境については、国内は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたものの、大幅な円安の進展やウクライナ問題の長期化に伴い、原材料・エネルギー価格の高騰に見舞われました。海外では、上海ロックダウンなどにより中国経済が低迷すると共に、欧米では、インフレの高進とそれに伴う各国の金融引き締めにより、景気減速懸念が強まる展開となりました。
当社グループが主として関連する自動車業界におきましても、国内外ともに、半導体不足による供給制約や原材料調達コスト増の影響により、自動車生産ならびに販売台数が総じて伸び悩む展開となりました。
このような経営環境のもと、当第2四半期連結累計期間は、売上高は円安による為替影響により前年同期比小幅増収となりましたが、利益については、半導体の供給制約や上海ロックダウンに伴う自動車メーカー各社の減産影響や原材料費、物流費、エネルギー費などの諸経費の高騰により、各利益ともに前年同期比で減益となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績数値につきましては、次のとおりであります。
売上高 826億80百万円
(前年同期比 2.2%増)
営業利益 22億49百万円
(前年同期比 65.1%減)
経常利益 42億57百万円
(前年同期比 49.4%減)
親会社株主に帰属する四半期純利益 13億54百万円
(前年同期比 67.5%減)
セグメントの業績概況は、次のとおりであります。
<TPRグループ(除くファルテックグループ)>
①日本
日本は、売上高は233億87百万円で、前年同期に比べて8億90百万円の増収となりました。セグメント利益は2億86百万円で、前年同期に比べて9億7百万円の減益となりました。
②アジア
アジア地域は、売上高は180億27百万円で、前年同期に比べて5億59百万円の減収となりました。セグメント利益は25億42百万円で、前年同期に比べて15億21百万円の減益となりました。
③北米
北米地域は、売上高は66億93百万円で、前年同期に比べて10億90百万円の増収となりました。セグメント損失は1億82百万円で、前年同期に比べて4億82百万円の減益となりました。
④その他地域
その他地域は、売上高は10億52百万円で、前年同期に比べて46百万円の増収となりました。セグメント利益は1億38百万円で、前年同期に比べて53百万円の減益となりました。
<ファルテックグループ>
売上高は335億19百万円で、お客様の生産調整等の影響を受けたものの円安による為替影響により、前年同期に比べて3億9百万円の増収となりました。セグメント損失は6億35百万円で、お客様の急激な生産変動に伴うロス及び原材料費やエネルギー費の高騰、為替影響に伴う輸入品の原価高や新車立上げにおけるロスの影響等により、前年同期に比べて12億50百万円の減益となりました。
(財政状態)
①総資産
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して130億49百万円増加し、2,684億52百万円となりました。これは主に現金及び預金が51億48百万円、有形固定資産が31億48百万円、商品及び製品が25億28百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
②負債
負債は、前連結会計年度末と比較して15億94百万円増加し、972億45百万円となりました。これは主に長期借入金が20億51百万円増加した一方、電子記録債務が3億67百万円減少したこと等によるものであります。
③純資産
純資産は、前連結会計年度末と比較して114億54百万円増加し、1,712億6百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定が95億55百万円、非支配株主持分が31億28百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前第2四半期連結累計期間末と比較して28億9百万円増加し、449億42百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、121億13百万円(前年同期比7.4%減)となりました。主な資金の増加は、減価償却費58億51百万円、売上債権の減少額45億25百万円、税金等調整前四半期純利益34億47百万円、主な資金の減少は、棚卸資産の増加額21億28百万円、仕入債務の減少額18億58百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、86億62百万円(前年同期比58.6%増)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出46億64百万円、定期預金の預入による支出41億81百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、20億59百万円(前年同期比76.1%減)となりました。主な収入は、長期借入金の純増加額25億60百万円、主な支出は、短期借入金の純減少額15億円、非支配株主への配当金の支払額13億99百万円、配当金の支払額10億7百万円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、26億36百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
