【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の分類移行にともない観光業等の国内経済活動の復調も見られる一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、円安基調の継続により、資材・エネルギー価格の高騰や、相次ぐ食料品価格の値上げや賃上げによって欧米に続き日本でもインフレ基調が見られており、経済情勢は、依然として先行き不透明な状況が続いております。
介護業界におきましては、高齢化がさらに進むことで介護サービスの需要は高まっております。一方で、ホームヘルパーの有効求人倍率が過去最高となるなど、人材確保が介護事業者の大きな経営課題になっております。当社は「介護職員処遇改善加算」「介護職員等特定処遇改善加算」「介護職員等ベースアップ等支援加算」等の制度を活用し、また会社としてのベースアップも実施するなど、事業所の管理者を中心とした還元の強化と、職員からの紹介手当の拡充を実施し、人材確保と定着のための環境を整備することに努めております。
2023年6月末時点の運営状況につきましては、当第2四半期連結累計期間において新規開設はなく、拠点の稼働率の維持・向上に注力してまいりました。31棟979室の全社稼働率は93.4%、オープン1年経過後拠点に限っては稼働率が97.5%となっており、当社の目標値である97.0%を上回って推移しており、高い稼働率を維持しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、20億80百万円(前年同四半期比96百万円減)、営業利益は32百万円(同1億12百万円減)、経常利益は82百万円(同73百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は50百万円(同49百万円減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①介護事業
当事業におきましては、前第2四半期連結会計期間後において、新たに3拠点を新規開設いたしました。2022年8月に岐阜県岐阜市に「アンジェス岐阜岩地」を、同11月に大阪府枚方市に「アンジェス枚方」を、同12月に岐阜県岐阜市に「アンジェス岐阜南鶉」を新規開設しております。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は17億95百万円(前年同四半期比1億60百万円増)、セグメント利益は4百万円(前年同四半期比93百万円減)となりました。
②不動産事業
当事業におきましては、前第2四半期連結累計期間において自社保有物件「アンジェス加古川」(居室数69室)を、当第2四半期連結累計期間において自社保有物件「アンジェス神照」(居室数29室)をそれぞれオーナーチェンジのための販売を行いました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2億85百万円(前年同四半期比2億57百万円減)、セグメント利益は39百万円(前年同四半期比35百万円減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は35億43百万円となり、前連結会計年度末に比べて5億13百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が1億22百万円、売掛金及び契約資産が68百万円、建物及び構築物が1億77百万円、土地が1億12百万円増加したことに対し、建設仮勘定が22百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は24億円となり、前連結会計年度末に比べて4億54百万円増加しました。これは主に、短期借入金が3億52百万円、長期借入金が1億73百万円増加したことに対し、未払法人税等が20百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は11億43百万円となり、前連結会計年度末に比べて58百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益50百万円により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて1億21百万円増加し、11億98百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果得られた資金は、1億4百万円(前年同四半期は5億57百万円の獲得)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益82百万円、減価償却費38百万円、棚卸資産の減少額1億73百万円等の増加要因に対し、売上債権及び契約資産の増加額68百万円、法人税等の支払額50百万円等の減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、5億6百万円(前年同四半期は1億74百万円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出4億97百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果得られた資金は、5億24百万円(前年同四半期は2億82百万円の使用)となりました。これは、短期借入金の純増加額3億52百万円、長期借入れによる収入3億85百万円、長期借入金の返済による支出2億13百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更又は発生はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、以下の通り不動産事業の建築請負業務における受注実績が著しく増加しました。
これは、サービス付き高齢者向け住宅等大型の建築請負工事に係る受注件数の増加及び請負工事の大規模化等によるものであります。
セグメントの名称
当第2四半期連結累計期間
(自 2023年1月1日
至 2023年6月30日)
受注高(千円)
前年同期比増減(%)
受注残高(千円)
前年同期比増減(%)
不動産事業
371,072
285.0
331,317
803.8
合計
371,072
285.0
331,317
803.8
(注)上記の業務以外については、受注実績の記載になじまないため、記載をしておりません。
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