【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において、当社が判断したものであります。なお、第1四半期会計期間より四半期財務諸表を作成しているため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が急速に収束へと向かったことを要因として、インバウンド需要の回復を受けた旅行業や飲食業などサービス産業の牽引に始まり、幅広い事業分野において経済活動の正常化が加速しました。一方で、円安の進行を主因とする物価高が継続しているほか、欧米における金融引き締めの長期化や中国の景気不安が世界経済に及ぼす影響も懸念され、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。当社が属する不動産業界においては、海外との相対的な金利差や都市としての魅力を背景として、世界の都市別不動産投資額では東京を含む首都圏への投資額が増大しており、日本市場へ参入する海外投資家にとっては、賃貸住宅やオフィスのほか、物流施設用地も高い人気となるなど、不動産投資の資産規模は前年を上回る数値で成長しております。このような事業環境のもと、当社は流動化事業においては、他デベロッパー向けマンション開発用地のほか、物流施設を計画通りに引渡し、マンション販売事業においても、売却契約締結済み物件の引渡しが計画通りに行われたほか、新規に販売を開始した物件の売却契約も順調に進捗いたしました。この結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高177億43百万円、営業利益19億85百万円、経常利益19億15百万円、四半期純利益13億28百万円となりました。
当第2四半期累計期間
数量
売上高(百万円)
流動化事業
13件
12,514
マンション販売事業
148戸
5,193
アセットホールディング事業
―
33
その他
―
1
売上高合計
―
17,743
営業利益
―
1,985
セグメントの業績は以下のとおりです。
(流動化事業)当第2四半期累計期間においては、東京23区を中心に他デベロッパー向けマンション開発用地の販売活動を行い、また、物流施設の「入間プロジェクト」(埼玉県入間市)の引渡しを計画通りに行った結果、売上高125億14百万円、営業利益18億15百万円となりました。
(マンション販売事業)当第2四半期累計期間においては、売却契約締結済み物件であった資産運用型マンション「ルネサンスコート文京白山(30戸)」(東京都文京区)「ルネサンスコート東中野(19戸)」(東京都中野区)などの引渡しを計画通りに行ったほか、「ルネサンスコート高田馬場Calme(22戸)」(東京都新宿区)など新規に販売を開始した物件の売却契約も順調に推移した結果、売上高51億93百万円、営業利益6億92百万円となりました。
(アセットホールディング事業)当第2四半期累計期間においては、所有する2棟の賃貸用不動産の運営を継続して行い、また、東京都杉並区において新規に賃貸用不動産を取得した結果、売上高33百万円、営業利益4百万円となりました。
(その他)当第2四半期累計期間の売上高1百万円、営業利益0百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)当第2四半期会計期間末における資産合計は、前期末と比べ32億30百万円減少(前期末比12.3%減)し、230億82百万円となりました。流動資産は35億93百万円減少(同14.6%減)の209億71百万円、固定資産は3億63百万円増加(同20.8%増)の21億7百万円となりました。流動資産の主な減少要因は、物件の引渡しが順調に行われたことにより、販売用不動産が19億5百万円減少(同59.3%減)、仕掛販売用不動産が18億89百万円減少(同13.6%減)したこと等によるものであります。固定資産の主な増加要因は、アセットホールディング事業にて新規に賃貸用不動産を取得したことにより、有形固定資産が6億69百万円増加(同110.3%増)したこと等によるものであります。
(負債)当第2四半期会計期間末における負債合計は、前期末と比べ39億87百万円減少(前期末比23.2%減)し、132億28百万円となりました。流動負債は18億90百万円減少(同22.5%減)の65億26百万円、固定負債は20億97百万円減少(同23.8%減)の67億2百万円となりました。主な減少要因は、物件の引渡しが進捗したことに伴い、長期借入金が20億89百万円減少(同24.7%減)、短期借入金が8億84百万円減少(同40.3%減)、1年内返済予定の長期借入金が2億41百万円減少(同5.6%減)、前受金が8億98百万円減少(同79.9%減)したこと等によるものであります。
(純資産)当第2四半期会計期間末における純資産合計は、前期末と比べ7億57百万円増加(前期末比8.3%増)し、98億53百万円となりました。主な要因は、四半期純利益により13億28百万円増加したほか、剰余金の配当で5億97百万円減少したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、期首と比べ1億39百万円増加し、70億60百万円となりました。当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、46億2百万円の資金の増加となりました。これは主に、税引前四半期純利益19億18百万円の計上や、物流施設や資産運用型マンションの販売が順調に推移したことにより、棚卸資産が37億93百万円減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、6億23百万円の資金の減少となりました。これは主に、アセットホールディング事業にて新規に賃貸用不動産を取得したことにより、有形固定資産の取得による支出6億81百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、38億39百万円の資金の減少となりました。これは主に、物件の引渡しが進捗したことにより借入金が32億14百万円減少したことや、剰余金の配当で5億97百万円減少したことによるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
