【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況当第2四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢の悪化が続いていることによるエネルギー価格の高騰、半導体不足の長期化、上海ロックダウンによる世界的なサプライチェーンの混乱などの影響により景気回復のペースは鈍りました。米国の景気は住宅着工の減少など一部に弱さがみられるようになりました。ヨーロッパ地域では、景気は緩やかに持ち直しています。中国では、一部地方での経済活動の抑制の影響もあり、経済成長は鈍化しています。日本経済は、行動制限の緩和を背景とした個人消費の増加などにより景気は緩やかに持ち直しています。当第2四半期連結累計期間において、プロジェクター需要は、教育用を中心に堅調であり、当社グループのフライアイレンズの販売は増加しました。当第2四半期連結累計期間での反射鏡の販売は、国際物流の混乱を背景としたプロジェクターメーカーの部品調達前倒しが2022年3月期第4四半期に進んだことの反動で減少しました。この結果、当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高2,621百万円(前第2四半期連結累計期間比7.6%増)、経常利益165百万円(前第2四半期連結累計期間の経常損失は12百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益139百万円(前第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純損失は237百万円)となりました。セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①光学事業当第2四半期連結累計期間の売上高は1,246百万円と前年同期と比べ104百万円(9.2%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は228百万円と前年同期と比べ42百万円(22.9%)の増益となりました。 プロジェクター用反射鏡は、販売数量が前年同期比21.3%減少し、売上高は14.4%減少いたしました。フライアイレンズは、販売数量が前年同期比で29.9%増加し、売上高は29.7%増加いたしました。 ②照明事業当第2四半期連結累計期間の売上高は363百万円と前年同期と比べ30百万円(7.9%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)は0百万円と前年同期と比べ41百万円(前第2四半期連結累計期間のセグメント利益は40百万円)の減益となりました。舞台照明関係の売上高が減少いたしました。
③機能性薄膜・ガラス事業当第2四半期連結累計期間の売上高は690百万円と前年同期と比べ136百万円(24.6%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は79百万円と前年同期と比べ10百万円(16.0%)の増益となりました。ガラス容器への加飾蒸着及びフリットの売上高が増加いたしました。
④その他当第2四半期連結累計期間の売上高は322百万円と前年同期と比べ25百万円( 7.3%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は29百万円と前年同期と比べ5百万円(14.4%)の減益となりました。洗濯機用ドアガラスの売上高が減少いたしました。
(2) 財政状態の分析当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末と比べて178百万円減少し、7,488百万円となりました。(資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べ218百万円の減少となりました。この主な要因は、現金及び預金が315百万円減少したことなどによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ39百万円の増加となりました。この主な要因は、本社工場(千葉県柏市)ガラス溶融炉のフィーダー(溶融ガラス取り出し口)更新などで建設仮勘定が171百万円増加したことによるものであります。 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ178百万円の減少となりました。(負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べ62百万円の増加となりました。この主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が36百万円増加し、未払金が34百万円増加したことなどによるものであります。 固定負債は前連結会計年度末に比べ395百万円の減少となりました。この主な要因は、長期借入金が349百万円減少したことなどによるものであります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ333百万円の減少となりました。(純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べ155百万円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金が139百万円増加したことなどによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ315百万円減少し、1,342百万円となりました。営業活動により資金は192百万円増加(前第2四半期連結累計期間は153百万円増加)しました。税金等調整前四半期純利益165百万円(前第2四半期連結累計期間は税金等調整前四半期純損失226百万円)、減価償却費139百万円(前第2四半期連結累計期間は140百万円)などの増加要因に対し、棚卸資産の増加額80百万円(前第2四半期連結累計期間は棚卸資産の減少額10百万円)などの減少要因がありました。投資活動により資金は185百万円減少(前第2四半期連結累計期間は657百万円の減少)しました。有形固定資産の取得による支出177百万円(前第2四半期連結累計期間は38百万円)などの減少要因がありました。財務活動により資金は355百万円減少(前第2四半期連結累計期間は153百万円の減少)しました。長期借入金の返済312百万円などの減少要因がありました。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は52百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
