【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する各種制限緩和により、景気は緩やかに回復の兆しがみられました。一方で、東欧情勢をはじめとする地政学リスク、円安の影響による原材料コストの上昇もあり、依然として経済は先行き不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループは、新規出店及び撤退による収益向上を進めてまいりました。人員配置の効率化等、各種経費削減にも継続して努めてまいります。今後も、更にお客様に求められる価値観を提供し続けることが出来るよう、より高品質の商品やホスピタリティあふれるサービスの提供に努めてまいります。店舗数につきましては、2023年5月シャトレーゼ小金井東町店、7月シャトレーゼ蒲田サンライズ店、9月銀座2丁目ガス灯通り店を新規オープンし、2023年6月カフェ・ルノアール御徒町春日通り店、カフェ・ルノアール秋葉原昭和通り口店を業態変更し、御徒町春日通り店、秋葉原昭和通り口店としてオープンいたしました。2023年4月代々木西口駅前店、5月新宿小滝橋通り店、銀座松屋通り店、7月神田南口駅前店を閉店いたしましたので、101店舗となりました。以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,600百万円(前年同期比799百万円増)となり、営業損失は13百万円(前年同四半期は営業損失292百万円)、経常利益は10百万円(前年同四半期は経常損失96百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失113百万円)となりました。当第2四半期連結会計期間末の総資産は、6,376百万円となり前連結会計年度末に比べ51百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産が129百万円増加したものの、現金及び預金が258百万円減少したことによるものであります。負債は、3,078百万円となり前連結会計年度末に比べ69百万円の減少となりました。これは主に、短期借入金が40百万円、リース債務(固定)が31百万円減少したことによるものであります。また、純資産は3,298百万円となり前連結会計年度末に比べ17百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が24百万円増加したことによるものであります。以上の結果、自己資本比率は51.1%(前連結会計年度末は50.3%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,329百万円となり前連結会計年度末に比べ258百万円減少いたしました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは76百万円の収入(前年同期は162百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が55百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは243百万円の支出(前年同期比85百万円増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が205百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは91百万円の支出(前年同期は29百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出が40百万円、リーズ債務(固定)の返済による支出が31百万円あったことによるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。