【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済状況は緩やかな回復傾向にありますが、ウクライナ情勢の長期化に伴うエネルギー問題等による原材料や輸送コストの上昇や、急激な円安などにより、先行きは依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響の継続に伴い、お客様や従業員の安心安全を考慮し、衛生管理の徹底とソーシャルディスタンスの推進等の感染防止への取り組みを引き続き実施してまいりました。また、人員配置の効率化等、各種経費削減にも努めてまいりました。
今後も、更にお客様に求められる価値観を提供し続けることが出来るよう、より高品質の商品やホスピタリティあふれるサービスの提供に努めてまいります。
店舗数につきましては、2022年7月シャトレーゼ中野ブロードウェイ店、8月BAKERY HINATA大和桜ヶ丘店、11月BAKERY HINATA国分寺東戸倉店、千葉東口駅前店を新規オープン、2022年5月カフェ・ミヤマ中野ブロードウェイ店、7月金町店を閉店いたしましたので103店舗となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,428百万円(前年同期比1,050百万円増)、営業損失は352百万円(前年同四半期は営業損失833百万円)、経常損失は142百万円(前年同四半期は経常利益334百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は124百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益318百万円)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、6,575百万円となり前連結会計年度末に比べ290百万円の減少となりました。これは主に、有形固定資産が161百万円、売掛金が52百万円、商品が11百万円増加したものの、現金及び預金が506百万円減少したことによるものであります。
負債は3,131百万円となり前連結会計年度末に比べ138百万円の減少となりました。これは主に、リース債務(固定)が46百万円、賞与引当金が42百万円減少したことによるものであります。
また、純資産は3,444百万円となり前連結会計年度末に比べ151百万円の減少となりました。これは主に、利益剰余金が142百万円減少したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は51.7%(前連結会計年度末は51.7%)となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事実上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。