【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの第7波により、正常化しつつあった経済活動の停滞を余儀なくされました。また、国際情勢の不安定化による原材料・エネルギー価格の高騰により、先行きは依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響の継続に伴い、お客様や従業員の安心安全を考慮し、衛生管理の徹底とソーシャルディスタンスの推進等の感染防止への取り組みを引き続き実施してまいりました。また、外食から中食への需要シフトに伴うテイクアウトの実施、人員配置の効率化等、各種経費削減にも努めてまいりました。
今後も、更にお客様に求められる価値観を提供し続けることが出来るよう、より高品質の商品やホスピタリティあふれるサービスの提供に努めてまいります。
このような状況の中、当社グループが持続的成長と企業価値向上を実現するために、株式会社シャトレーゼとの間で締結したフランチャイズ契約に基づき「シャトレーゼ中野ブロードウェイ店」を2022年7月新規オープンいたしました。
店舗数につきましては、2022年8月BAKERY HINATA大和桜ヶ丘店を新規オープン、2022年5月カフェ・ミヤマ中野ブロードウェイ店、7月金町店を閉店いたしましたので101店舗となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,801百万円(前年同期比734百万円増)となり、営業損失は292百万円(前年同四半期は営業損失664百万円)、経常損失は96百万円(前年同四半期は経常損失151百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は113百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失162百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、6,657百万円となり前連結会計年度末に比べ207百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が290百万円減少したことによるものであります。
負債は、3,201百万円となり前連結会計年度末に比べ68百万円の減少となりました。これは主に、流動負債のその他が80百万円減少したことによるものであります。
また、純資産は3,456百万円となり前連結会計年度末に比べ139百万円の減少となりました。これは主に、利益剰余金が131百万円減少したことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は51.2%(前連結会計年度末は51.7%)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、2,830百万円となり前連結会計年度末に比べ290百万円減少いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは162百万円の支出(前年同期比143百万円増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失が98百万円、その他の流動負債の減少が47百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは157百万円の支出(前年同期は98百万円の収入)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が129百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは29百万円の収入(前年同期は28百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出が120百万円あったものの、短期借入金による収入が200百万円あったことによるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。