【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)におけるわが国経済は、原材料価格の高騰に伴う物価上昇や欧米諸国の金融政策の影響による世界的な景気後退懸念、長期化するウクライナ情勢等、依然として先行き不透明な状況で推移する中、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限解除やインバウンド需要の復活等、経済・社会活動が徐々に正常化に向かい、緩やかな景気回復基調の動きが見えはじめました。
このような状況の中、当社グループは、「人生から不安をなくし、生きるをサポートする。」というブランドパーパスを掲げ、予防医療と金融サービスの提供を事業の柱とし、「からだ」と「おかね」という人生における2つの大きな『不安』をなくしていくことで、誰もが心から豊かで前向きになる『Wellness Life』が溢れる社会を実現してまいります。これまで当社グループの報告セグメントは、「接骨院ソリューション事業」と「金融サービス事業」に区分しておりましたが、事業内容をより明確に表現することを目的として、当第1四半期連結会計期間より「接骨院ソリューション事業」を「ウェルネス事業」に、「金融サービス事業」を「ファイナンシャル事業」に名称を変更いたしました。なお、当該セグメントの名称変更がセグメント情報に与える影響はございません。
ウェルネス事業では、接骨院を中心としたヘルスケア産業に対して経営・運営における様々な問題(売上減少、資金難、経営戦略不全、教育制度の未整備等)に対する経営ソリューションの提供を行ってまいりました。また、健康サポート分野では、IFMC.技術を用いた幅広い消費者向けの商品・サービスの提供を行ってまいりました。
ファイナンシャル事業では、保険代理店、IFA(金融商品仲介業)、財務コンサルティングを軸としたゴールベース・アプローチに基づいた総合金融コンサルティングサービスの提供を行ってまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は売上高767,354千円(前年同期比32.8%増)、営業損失56,549千円(前年同期は199,759千円の営業損失)、経常損失72,845千円(前年同期は202,057千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失85,539千円(前年同期は146,185千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
<ウェルネス事業>
ソフトウェアは、接骨院向け患者情報管理システム「Ligoo POS & CRM」とレセプト計算システム「レセONE」の機能を併せ持った「レセONEプラス」の販売や保守料、日本ソフトウエア販売㈱のシステム販売等により、売上高は115,352千円(前年同期比5.6%増)となりました。
機材・消耗品は、接骨院での自費施術メニューの拡大をサポートする為のツールである機材及び機材に付属する消耗品の販売をしました。前期に発生した主要機材の仕入の遅れはほぼ解消しており、売上高は67,067千円(前年同期比15.8%増)となりました。
コンサルティングは、顧客の課題に合わせた年単位など一定の契約期間を基本とする継続型のコンサルティング及び新規利用者の獲得を目的としたWebコンサルティングを行いました。また、接骨院の幹部または幹部候補者等向けの研修プログラム「GRAND SLAM」や経営者向けの「経営実践塾」等を展開したこと等により、売上高は160,641千円(前年同期比8.7%増)となりました。
請求代行は、接骨院等における事務負担の軽減を目的とした療養費請求代行サービスを展開し、新規顧客開拓により会員数が増加しました。療養費早期支払サービスも利用者数や貸付残高が増加したことにより、売上高は86,794千円(前年同期比28.8%増)となりました。
健康サポートでは、IFMC.技術を用いた当社のヘルスケアブランド「Dr.Supporter」「My.Supporter」の販売が堅調に推移し、リピート注文も多くありました。また、㈱IFMC.が総代理店として扱っているIFMC.加工を施した「環境芝」を販売したことにより、売上高は151,771千円(前年同期比1,181.7%増)となりました。なお、IFMC.技術を用いた商品・サービスは前連結会計年度までは機材・消耗品に含めておりましたが、当第1四半期連結会計期間より新たに健康サポートとして商品・サービスを区分し、前年同期比較も変更後の数値に基づき記載しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は581,626千円(前年同期比47.6%増)、営業損失は22,770千円(前年同期は191,401千円の営業損失)となりました。
<ファイナンシャル事業>
保険代理店は、ウェルネス事業を展開する当社グループ及び提携先からの紹介等により生命保険及び損害保険の募集活動を行った結果、売上高は118,387千円(前年同期比7.7%増)となりました。
IFA(金融商品仲介業)は、ウクライナ情勢の長期化や欧米諸国の金融政策等によるマーケットの影響に加え、委託IFA数の減少により、売上高は66,320千円(前年同期比10.3%減)となりました。
その他は、一般事業会社の財務コンサルティングを受託したことにより、売上高は1,020千円(前年同期は売上高なし)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は185,728千円(前年同期比1.0%増)、営業損失は33,779千円(前年同期は8,357千円の営業損失)となりました。
(2)財政状態の状況
①資産
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は3,461,667千円となり、前連結会計年度末と比べ87,753千円の増加となりました。
流動資産は2,710,097千円となり、前連結会計年度末と比べ147,142千円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が52,270千円減少したものの、営業貸付金が133,521千円、リース債権及びリース投資資産が51,611千円増加したことによるものであります。
固定資産は751,569千円となり、前連結会計年度末と比べ59,389千円の減少となりました。これは主に、ソフトウエアが25,554千円、繰延税金資産が11,403千円減少したことによるものであります。
②負債
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は3,194,033千円となり、前連結会計年度末と比べ173,454千円の増加となりました。
流動負債は2,246,913千円となり、前連結会計年度末と比べ295,135千円の増加となりました。これは主に、短期借入金が257,000千円、預り金が33,168千円増加したことによるものであります。
固定負債は947,119千円となり、前連結会計年度末と比べ121,681千円の減少となりました。これは主に、長期借入金が121,877千円減少したことによるものであります。
③純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産は267,633千円となり、前連結会計年度末と比べ85,701千円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失を85,539千円計上したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループは、IFMC.が多くの人が「からだ」の不調を抱える現代社会の健康課題の解決につながると考え、IFMC.の可能性の追求に取り組んでおります。IFMC.の生体に対する生理活性効果の機序解明と応用・実用化の可能性の探究を目的として、生理活性物質に対して見識の深い京都大学大学院生命科学研究科教授の垣塚 彰氏を研究代表者とする共同研究を2023年4月より開始いたしました。
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は、3,309千円であります。
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