【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)
等を適用しております。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記
載のとおりであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症「第7波」が急拡大し、1日あたりの感染者数が過去最多を更新する等、依然として終息する気配は見せておりません。また、エネルギー価格や原材料価格の高騰、急激な円安進行により物価が大幅に上昇する等、国内外における景気の先行きに対する不透明さが増しております。
当社グループの事業領域であるアミューズメント市場におきましては、Withコロナの新しいライフスタイルに消費者が移行する中、ワクチン接種による予防効果や行動制限の緩和により、復調の気配を見せております。今後は、入国規制緩和によるインバウンド消費の本格的な回復にも期待が高まっております。
住宅市場におきましては、2022年9月の新設住宅着工戸数が前年同月比1.0%の増加となり、前年同月比で2ヶ月連続の増加となりました。また、貸家着工戸数においては、前年同月比で19ヶ月連続の増加となりましたが、引き続き注視が必要です。
このような経済状況の中、当社グループにおいては、主力事業であるプライズ事業・不動産関連事業を中心に営業収益の拡大を図ってまいりました。また、全社での経費の見直しや削減に取り組むことで、事業収益の改善を図ってまいりましたが、急激な円安進行によりプライズ事業での製造コストが大幅に上昇し、利益を大きく押し下げる要因となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の営業収益は3,631,682千円(前年同期比1.0%減)、営業損失は79,538千円(前年同期は営業利益200,369千円)、経常損失は75,734千円(前年同期は経常利益200,428千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は85,991千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益217,385千円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①プライズ事業
プライズ事業につきましては、株式会社ブレイクがクレーンゲーム機等のプライズゲーム用景品の企画・製作・販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、前年同期の人気キャラクターグッズ売上の反動減等により、売上高は前年同期を下回りました。利益面においては、景品の多くが中国を中心とした海外製造であることから、急激な円安進行による円換算での製造コストの上昇、エネルギー価格高騰による海上輸送費の上昇等により、セグメント利益は大幅に減少いたしました。
以上の結果、売上高は1,860,586千円(前年同期比13.4%減)、セグメント利益は43,256千円(前年同期比77.0%減)となりました。
②不動産関連事業
不動産関連事業につきましては、日本賃貸住宅保証機構株式会社が家賃保証業務及び物件管理業務等を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、顧客(不動産会社・賃貸人・賃借人)に寄り添った丁寧な対応に努めてまいりました。営業面においては、新規取引店の獲得及び既存取引先の再稼働等、営業強化・拡大に向けての取り組みを行いました。また、管理回収面においては与信審査及び債権管理業務の効率化にも取り組む等、状況に応じた顧客管理に努めてまいりましたが、営業強化・拡大によるコスト増加や滞納者が増加したことに伴い貸倒引当金繰入額が増加したこと等により、セグメント利益は減少いたしました。
以上の結果、売上高は1,030,053千円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益は77,023千円(前年同期比44.3%減)となりました。
③投資銀行事業
投資銀行事業につきましては、フォーサイドフィナンシャルサービス株式会社がM&Aのアドバイザリー業務を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、引き続き案件の成約に至らなかったことから、セグメント損失を計上することとなりました。なお、第2四半期連結累計期間において、当セグメントで計上していた広告費用(20,833千円)については、事業体制の見直しを進めていることに伴い、全社費用に振り替えております。また、当第3四半期連結会計期間においても、当該広告費用は、全社費用で計上しております。
以上の結果、売上高はなく(前年同期は71,636千円)、セグメント損失は45,495千円(前年同期はセグメント損失213千円)となりました。
④コンテンツ事業
コンテンツ事業につきましては、株式会社ポップティーンが電子書籍配信サイト「モビぶっく」の運営を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、費用対効果を重視したプロモーション施策を継続し、新規顧客の獲得を行ってまいりました。また、ユーザーニーズに合わせたサイト運営やユーザビリティの向上を目指してまいりました。
一方で、auスマートパス向けアプリ配信事業においては、2022年7月以降、auスマートパス「アプリ取り放題」が終了したことに伴い、減収減益となっております。
以上の結果、売上高は95,738千円(前年同期比31.4%減)、セグメント損失は313千円(前年同期はセグメント利益2,458千円)となりました。
⑤イベント事業
イベント事業につきましては、株式会社ブレイクが各地の大型商業施設の催事場にて著名なコンテンツの展示販売を中心に行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、4月より「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」を名古屋で開催したほか、多くのイベント来場者数は回復傾向にあり、物販は好調に推移いたしました。また、その他OEM物販が好調に推移したことにより、売上高、セグメント利益ともに、前年の実績を大幅に上回りました。
以上の結果、売上高は345,618千円(前年同期比316.6%増)、セグメント利益は41,991千円(前年同期はセグメント損失19,543千円)となりました。
⑥マスターライツ事業
マスターライツ事業につきましては、主に株式会社マーベラスアークが音楽関連事業を行い、フォーサイドメディア株式会社及び株式会社ポップティーンが出版事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、音楽イベント「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」を筆頭に多くのLIVEやアイドルフェス等に出演し、音楽活動を展開してまいりました。
出版事業においては、誌面製作費用の見直しやデジタルネイティブ世代に向けたSNS展開の強化を図ることで、事業収益の拡大を目指してまいりました。また、2022年7月に「Popteen真夏のリアコ祭/Cuugalファン感謝祭」を主催し、コロナ禍で中断されていたリアルイベントを開催することができました。一方で、広告売上が当初計画に対し低調に推移したこと等により、セグメント損失を計上することとなりました。
以上の結果、売上高は296,604千円(前年同期比56.5%増)、セグメント損失は67,907千円(前年同期はセグメント損失18,601千円)となりました。
⑦その他の事業
その他の事業においては、主にフォーサイドフィナンシャルサービス株式会社が金融事業を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、引き続き貸付金の回収に努めてまいりました。
以上の結果、売上高は3,080千円(前年同期比30.0%減)、セグメント利益は1,247千円(前年同期比54.4%減)となりました。
(2) 財政状態
①総資産
当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べて260,978千円減少し4,165,594千円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金の減少218,134千円、売上債権の減少109,906千円及び貸倒引当金の増加85,075千円等によるものであります。
②負債
当第3四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べて174,729千円減少し3,084,907千円となりました。主な要因といたしましては、未払法人税等の減少118,655千円及び長期借入金の減少91,137千円等によるものであります。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べて86,249千円減少し1,080,687千円となりました。主な要因といたしましては、親会社株主に帰属する四半期純損失85,991千円を計上したこと等によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
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