【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響を受け、その長期化・再拡大への懸念から、回復傾向にあるものの昨年度に続き経済活動への制限・自粛が継続された期間となりました。国内ではワクチン接種の拡充や行動制限の緩和、新型コロナウイルス感染症が2023年5月8日から「5類感染症」へと移行するなど平常化につながる動向が生まれており、人流についても増加傾向にあるものの、依然として経済活動の完全な再開への先行きについては不透明な状況が続いています。
ファッション市場は、かかる状況を受けたテレワークの一般化に伴う外出需要の低下に加え、世界的な原材料・素材価格の上昇、物流コストの高騰等により、マイナス影響の大きい市場となっています。一方で、消費者の購買行動が変容し、EC化率が上昇しています。この流れのなか、当社の提供するサービスは、ファッション市場全体に関する上記諸課題の影響を受けつつも、ECサービスであること、在宅でサービスが受けられることなどが奏功し、継続的に需要を獲得しています。
また、当社は、情報量が爆発的に増加し、個人の時間価値が相対的に高まっていく現代社会において、パーソナルスタイリングの要素を強みとしてファッションレンタルサービスのパイオニアとしてのポジションを維持し、市場を牽引する立場として成長を続けております。2023年3月には、サービスによる女性の多様なライフスタイルの支援およびサービス運営における女性活躍促進が評価され、「HAPPY WOMAN AWARD 2023 for SDGs 女性応援ブランド賞」を受賞いたしました。
さらに、2022年には自社サービス内における衣服の廃棄ゼロを実現しています。サステナビリティの観点から転換が求められるファッション業界において、当社はサーキュラーエコノミーを実現する企業としても一層の事業推進を行ってまいります。
これらの結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高2,708,748千円(前年同四半期比11.9%増)、EBITDA(営業利益+レンタル用資産償却費+減価償却費)135,814千円(前年同四半期比2.6%増)、営業損失143,764千円(前年同四半期は115,208千円の営業損失)、経常損失183,338千円(前年同四半期は124,026千円の経常損失)、四半期純損失232,642千円(前年同四半期は433,859千円の四半期純損失)となりました。
なお、当社は、パーソナルスタイリング事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は1,884,876千円となり、前事業年度末に比べ305,189千円増加しました。これは主に、上場に伴う公募増資等による現金及び預金の増加166,694千円によるものであります。固定資産は798,212千円となり、前事業年度末に比べ191,608千円増加しました。これは主に、年間を通じての月額会員数の増加に応じて、必要在庫数が増加したことに伴いレンタル用資産が195,423千円増加したことによります。
この結果、総資産は2,683,089千円となり、前事業年度末に比ベ496,797千円増加しました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は813,366千円となり、前事業年度末に比ベ151,695千円増加しました。これは主に、事業規模の拡大に伴い未払金が59,942千円増加したことによります。固定負債は1,189,583千円となり、前事業年度末に比ベ11,997千円減少しました。これは、返済により長期借入金が11,997千円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は2,002,950千円となり、前事業年度末に比べ139,698千円増加しました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は680,139千円となり、前事業年度末に比べ357,098千円増加しました。これは、上場に伴う公募増資等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ294,870千円増加し、四半期純損失計上による利益剰余金の減少232,642千円によるものであります。
この結果、自己資本比率は25.3%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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