【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況 化粧品業界におきましては、2020年から「新型コロナウイルス(COVID-19)」の影響により低迷しておりましたが、2022年10月の日本入国時における水際対策緩和によりインバウンドが増加傾向にあることや、2023年3月からマスクの着用が原則不要になったことによる消費者センチメントの変化により、これから消費傾向は益々回復に向かうものと見込んでおります。
当社グループは、前期に引き続き、国内で展開するEC・店舗の小売販売力及び販促力を活かし、当該サービスの売上高を伸ばすだけでなく、化粧品ブランドの業績にも貢献することで、当社メディアへの広告出稿、ソリューションサービスの活用を増やすことで好循環を形成し、更なる増収・増益を目指しております。
(参考)セグメント名称及び一部サービスの計上セグメント変更
当第1四半期連結累計期間における業績は以下の通りです。 売上高におきましては、国内で展開しているマーケティング支援事業及びリテール事業が業績を牽引し、前年同期比で35.3%の増収となりました。特に、店舗が64.8%の増収と大きく貢献し、この要因は既存店の成長に加えて、2023年9月にオープンした大阪の大型旗艦店「@cosme OSAKA」及び同年7月に連結しましたCosmeticsシドニー7店舗の寄与によるものです。一方で、ECも店舗からの新規顧客の流入等により24.0%の増収となり、オンライン・オフライン共にリテール事業全体でも49.4%増収と大きく成長いたしました。また、マーケティング支援事業においては堅調な推移ながらも13.5%と2桁成長を達成し、過去最高の四半期売上高を記録しました。 営業利益におきましては、マーケティング支援事業及びリテール事業の増益により、全社的な人件費増加や「@cosme OSAKA」のオープン前の費用を吸収して、55.4%の増益となりました。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 12,449百万円(前年同期 9,200百万円 / 前年同期比
35.3%増)営業利益
368百万円(前年同期
237百万円 / 前年同期比
55.4%増)経常利益
349百万円(前年同期
158百万円 / 前年同期比 120.5%増)税金等調整前四半期純利益
355百万円(前年同期
158百万円 / 前年同期比 124.3%増)親会社株主に帰属する四半期純利益
171百万円(前年同期
101百万円 / 前年同期比
69.1%増)
① マーケティング支援 当セグメントには、当社が運営するコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした、化粧品ブランド向けの広告ソリューションやMarketing SaaS(ブランドオフィシャル)が属しております。
売上高におきましては、店頭におけるポップアップイベントなどの販売促進への需要増加と、それと連携したオンラインにおける広告・ソリューションサービスの受注増加により、前年同期比で増収となりました。 営業利益におきましては、増収が人材関連費用等の増加を吸収して、大きく増益となりました。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高
2,094百万円(前年同期 1,845百万円 / 前年同期比 13.5%増)営業利益 484百万円(前年同期
334百万円 / 前年同期比 44.9%増)
② リテール事業当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING(アットコスメショッピング)」、化粧品専門店 「@cosme STORE(アットコスメストア)」等の運営をしており、国内における小売業を中心としたサービスが属しております。 売上高におきまして、ECでは、店舗からの新規顧客の獲得に加えて、店舗と連携した先行予約品や限定品の販売など当社ECでしか提供できない価値の訴求により、前年同期比で24.0%の増収と伸長しました。店舗では、新規オープンした大型旗艦店「@cosme OSAKA」及びM&AしたCosmeticsシドニー7店舗の寄与に加えて、既存店舗の着実な成長により64.8%の増収となりました。 営業利益におきましては、EC・店舗の増収による増益で@cosme OSAKAのオープン前費用を吸収して、大幅な増益で着地となりました。なお、@cosme OSAKAはオープン初月から黒字となり想定を上回る推移となりました。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高
8,820百万円(前年同期 5,902百万円 / 前年同期比
49.4%増) 営業利益
517百万円(前年同期
226百万円 / 前年同期比 128.4%増)
③ グローバル事業 当セグメントには、日本国外で展開するEC・卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。 売上高におきまして、香港店舗の堅調な推移によりGlobal事業全体で増収となりました。 営業利益におきましては、韓国事業の不調や中国越境ECにおける在庫評価損により65百万円の赤字となりましたが、当セグメント全体でコストコントロールを徹底した結果、赤字幅は限定的となりました。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。売上高
1,101百万円(前年同期 1,024百万円 / 前年同期比 7.5%増)営業損失(△)
△65百万円(前年同期
△5百万円)
④ その他事業 当セグメントには、美容部員を派遣する人材派遣事業と、ユーザー向けのBtoC課金サービス、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しております。 売上高におきましては、人材派遣事業が堅調な推移となり、前年同水準での着地となりました。 営業利益におきましても、売上高と同様に前年同期と横ばいとなりました。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高
434百万円(前年同期
429百万円 / 前年同期比 1.2%増)営業利益
60百万円(前年同期 60百万円 / 前年同期比 0.1%増)
(2) 財政状態の分析① 資産の部 当第1四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,030百万円増加し、25,330百万円となりました。 当第1四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ786百万円増加し、16,016百万円となりました。これは主に、現金及び預金が643百万円減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が356百万円、商品が925百万円増加したこと等によるものであります。 当第1四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ244百万円増加し、9,314百万円となりました。これは主に、有形固定資産が287百万円増加したこと等によるものであります。
② 負債の部 当第1四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ1,685百万円増加し、15,295百万円となりました。 当第1四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ1,489百万円増加し、7,860百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が1,211百万円増加したこと等によるものであります。 当第1四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ196百万円増加し、7,436百万円となりました。これは主に、長期借入金が117百万円減少したものの、固定負債のその他が313百万円増加したこと等によるものであります。
③ 純資産の部 当第1四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ655百万円減少し、10,035百万円となりました。これは主に、利益剰余金が171百万円、新株予約権が227百万円増加したものの、連結子会社Glowdayz,Inc.の株式を追加取得した結果、資本剰余金が1,148百万円減少したこと等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動 該当事項はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性当社グループの所要資金は、大きく分けて、ソフトウエア開発、出資・貸付等の投融資資金と経常の運転資金となっております。これら所要資金のうち、ソフトウエア開発に伴う投資、出資・貸付等の投融資関連については、自己資金及び金融機関からの長期借入により調達することとしており、投資及び事業資金は確保されていると認識しております。 資金の流動性については、グループCMSにより国内グループ各社における余剰資金の有効活用に努め、更に金融機関との間で当座貸越契約を締結すること等により、急な資金需要や新型コロナウイルス等の不測の事態にも備えております。今後につきましても、事業の業績拡大期には先行的に運転資金が増大するビジネスであること、事業拡大に伴いソフトウエア投資の増加が見込まれること等を考慮して、充分な流動性を維持していく考えです。
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