【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症における活動制限の緩和や5類への移行等より、国内需要を中心に景気は緩やかに回復していますが、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、世界的な金融引き締め等を背景とした世界経済の景気減速懸念等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、セメント業界向けを中心とする耐火物事業については、セメントの国内生産量が11か月連続で前年同月を下回る中、原燃料価格上昇分の販売価格への転嫁、市場シェアの拡大及び各種コストダウンに取り組んだ結果、売上高は増加したものの、販売価格への転嫁が原燃料価格上昇分を吸収するには未だ至らず、利益面では前年同四半期を下回る結果となりました。
プラント事業については、新規顧客の開拓及び各種コストダウンに積極的に取り組んだものの、前年度増加した顧客の設備投資が一段落したこともあり、売上高、利益ともに前年同四半期を下回る結果となりました。
建材及び舗装用材事業については、主要顧客である鉄道各社の業績の回復に伴う設備投資の増加により、前年同四半期比で売上高は増加しましたが、主力のカラー骨材市場の落ち込み等の影響により利益面では前年同四半期を下回る結果となりました。
不動産賃貸事業については、修繕費が増加した影響もあり売上高、利益ともに前年同四半期を若干下回る結果となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,140百万円(前年同四半期比4.8%減)、営業利益158百万円(前年同四半期比48.3%減)、経常利益190百万円(前年同四半期比45.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益122百万円(前年同四半期比46.6%減)となりました。
なお、財政状態の状況は、次のとおりであります。
(資産の状況)
流動資産は、棚卸資産が増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産の減少などにより、全体としては11,170百万円(前連結会計年度末比581百万円減)となりました。固定資産は、投資有価証券の増加などにより、全体としては8,166百万円(前連結会計年度末比149百万円増)となりました。その結果、資産合計では、19,336百万円(前連結会計年度末比431百万円減)となりました。
(負債の状況)
流動負債は、短期借入金が増加したものの、未払法人税等や賞与引当金の減少などにより、全体としては5,377百万円(前連結会計年度末比428百万円減)となりました。固定負債は、長期借入金の減少などにより、全体としては1,431百万円(前連結会計年度末比70百万円減)となりました。その結果、負債合計では、6,808百万円(前連結会計年度末比499百万円減)となりました。
(純資産の状況)
純資産は、その他有価証券評価差額金の増加などにより、12,527百万円(前連結会計年度末比67百万円増)となり、自己資本比率は64.8%(前連結会計年度末比1.8ポイント増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(耐火物)
耐火物事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,545百万円(前年同四半期比3.7%増)、セグメント利益は33百万円(前年同四半期比58.3%減)となりました。
(プラント)
プラント事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は976百万円(前年同四半期比21.4%減)、セグメント利益は66百万円(前年同四半期比59.8%減)となりました。
(建材及び舗装用材)
建材及び舗装用材事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は466百万円(前年同四半期比9.6%増)、セグメント利益は4百万円(前年同四半期比26.5%減)となりました。
(不動産賃貸)
不動産賃貸事業につきましては、当第1四半期連結累計期間の売上高は96百万円(前年同四半期比0.4%減)、セグメント利益は46百万円(前年同四半期比3.0%減)となりました。
(その他)
「その他」の区分につきましては、主に、外注品等を販売する事業であり、当第1四半期連結累計期間の売上高は56百万円(前年同四半期比30.6%増)、セグメント利益は12百万円(前年同四半期比24.8%増)となりました。
(2)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、78百万円であります。
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