【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの感染収束の兆しが見えない中、特別な行動制限が無かったこともあり個人消費は対面型サービスを中心に回復し、設備投資も高水準の企業収益を背景に底堅く推移しました。
一方、世界経済は欧米の政策金利の引き上げによる景気後退懸念の高まり、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う世界的なエネルギー価格の高騰による各種物価上昇、中国のゼロコロナ政策の変更等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、セメント業界向けを中心とする耐火物事業については、セメントの国内生産量が6カ月連続で前年同月を下回る中、原燃料価格上昇分の販売価格への転嫁及び各種コストダウンに取り組みましたが、依然として販売価格への転嫁が原燃料価格の高騰に追い付かず、売上高は前年同四半期比微増、利益は前年同四半期を大幅に下回る結果となりました。
プラント事業については、当社の主要顧客の設備投資環境が回復し、受注が堅調に推移していることに加え、昨年度買収した岩佐機械工業株式会社の売上高と利益が加算されたこともあり、売上高、利益ともに前年同四半期を大幅に上回る結果となりました。
建材及び舗装用材事業については、コロナ禍で縮小した民間工事需要が経済活動の制限緩和に伴い順調に推移したことに加えて、営業を含めた生産性改善の効果も加わり、売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。
不動産賃貸事業については、遊休不動産の積極的な活用により売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高10,125百万円(前年同四半期比14.5%増)、営業利益842百万円(前年同四半期比55.2%増)、経常利益951百万円(前年同四半期比57.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益650百万円(前年同四半期比54.4%増)となりました。
財政状態の状況は、次のとおりであります。
(資産の状況)
流動資産は、受取手形、売掛金及び契約資産や棚卸資産の増加などにより、全体としては11,385百万円(前連結会計年度末比1,294百万円増)となりました。固定資産は、建物及び構築物(純額)や投資有価証券の減少などにより、全体としては7,844百万円(前連結会計年度末比200百万円減)となりました。その結果、資産合計では、19,230百万円(前連結会計年度末比1,093百万円増)となりました。
(負債の状況)
流動負債は、支払手形及び買掛金や電子記録債務の増加などにより、全体としては5,470百万円(前連結会計年度末比628百万円増)となりました。固定負債は、社債の減少などにより、全体としては1,750百万円(前連結会計年度末比22百万円減)となりました。その結果、負債合計では、7,220百万円(前連結会計年度末比605百万円増)となりました。
(純資産の状況)
純資産は、利益剰余金の増加などにより、12,009百万円(前連結会計年度末比488百万円増)となり、自己資本比率は62.5%(前連結会計年度末比1.0ポイント減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(耐火物)
耐火物事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,325百万円(前年同四半期比1.9%増)、セグメント利益は67百万円(前年同四半期比57.9%減)となりました。
(プラント)
プラント事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,821百万円(前年同四半期比28.8%増)、セグメント利益は573百万円(前年同四半期比105.3%増)となりました。
(建材及び舗装用材)
建材及び舗装用材事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,589百万円(前年同四半期比23.8%増)、セグメント利益は42百万円(前年同四半期は37百万円のセグメント損失)となりました。
(不動産賃貸)
不動産賃貸事業につきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は284百万円(前年同四半期比6.0%増)、セグメント利益は139百万円(前年同四半期比1.6%増)となりました。
(その他)
「その他」の区分につきましては、主に、外注品等を販売する事業であり、当第3四半期連結累計期間の売上高は104百万円(前年同四半期比37.2%増)、セグメント利益は19百万円(前年同四半期比54.5%増)となりました。
(2)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は267百万円であります。
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