【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
1.財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における国内自動車流通市場は、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には達していないものの、半導体不足による新車の供給制約が緩和していることなどから、新車登録台数(軽自動車含む)は2,225千台(前年同期比15.7%増)となりました。
中古車登録台数(軽自動車含む)は、新車販売台数が回復した影響で、下取りにより発生する中古車が増加したことなどから、3,088千台(前年同期比1.8%増)となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ)
中古車輸出市場は、主にロシア、アラブ首長国連邦、ニュージーランド向けの台数が増加したことにより、802千台(前年同期比30.1%増)と大幅に増加しました。なお、堅調であったロシア向けの輸出台数については、8月に経済制裁による輸出禁止措置が拡大された影響により、8月以降減少しております。(財務省貿易統計調べ)
オートオークション市場における出品台数は3,939千台(前年同期比17.8%増)、成約台数は2,583千台(前年同期比11.1%増)、成約率は65.6%(前年同期実績69.5%)となりました。((株)ユーストカー調べ)
このような経営環境の中、USSグループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高48,093百万円(前年同期比13.3%増)、営業利益23,779百万円(前年同期比12.1%増)、経常利益24,131百万円(前年同期比11.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益16,164百万円(前年同期比10.6%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は250,126百万円となり、前連結会計年度末と比較して7,773百万円増加しました。これは主に、オークション貸勘定が6,846百万円増加したことによるものです。
負債合計は59,704百万円となり、前連結会計年度末と比較して11,505百万円増加しました。これは主に、オークション借勘定が11,055百万円増加したことによるものです。
純資産合計は190,422百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,731百万円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を16,164百万円計上した一方、剰余金の配当を8,268百万円実施したことに加え、2023年6月20日開催の取締役会において決議された5,000,000株の自己株式の取得により11,817百万円減少したことによるものです。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
オートオークション
オートオークションの出品台数は1,533千台(前年同期比13.1%増)、成約台数は950千台(前年同期比4.6%増)、成約率は62.0%(前年同期実績67.0%)となり、出品台数が増加したことに加え、手数料改定によりオークション手数料収入が増加したことなどにより増収増益となりました。
この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高36,468百万円(前年同期比9.9%増)、営業利益22,807百万円(前年同期比11.6%増)となりました。
中古自動車等買取販売
中古自動車買取専門店「ラビット」は、販売台数は増加したものの、CM制作などの広告宣伝費が増加したことなどにより増収減益となりました。
事故現状車買取販売事業は、販売台数は増加したものの、オークション相場が下落した影響により、台当たり粗利益が減少したため減収減益となりました。
この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高5,314百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益144百万円(前年同期比31.6%減)となりました。
リサイクル
資源リサイクル事業は、金属スクラップの取扱いが減少したことに加え、減価償却費が増加したことなどにより、減収減益となりました。
プラントリサイクル事業は、大規模な解体工事の受注件数が増加したことから増収増益となりました。
この結果、リサイクルのセグメントは、外部顧客に対する売上高6,149百万円(前年同期比47.7%増)、営業利益854百万円(前年同期比61.9%増)となりました。
2.キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して394百万円増加し、86,586百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は21,324百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益24,128百万円(前年同期比11.6%増)、法人税等の支払額7,425百万円(前年同期比2.9%増)、オークション勘定の増減額4,209百万円(前年同期比26.0%減)によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は1,254百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,098百万円(前年同期比14.4%増)、無形固定資産の取得による支出161百万円(前年同期比33.0%減)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は19,676百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出12,697百万円(前年同期比678.0%増)、配当金の支払額8,268百万円(前年同期比8.9%減)によるものです。
3.経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、USSグループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
4.優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、USSグループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第2四半期連結累計期間において、基本方針について重要な変更はありません。
5.研究開発活動
特記すべき事項はありません。
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