【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
1.財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における国内自動車流通市場は、新車登録台数が緩やかに回復しているものの依然として半導体などの部品調達不足による生産遅延や納期の長期化が続いており、新車登録台数(軽自動車含む)は3,004千台(前年同期比0.5%減)となりました。
中古車登録台数(軽自動車含む)は、新車の減産による販売台数減の影響で、下取りにより発生する中古車が減少したことなどから、4,517千台(前年同期比5.5%減)となりました。((一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会調べ)
中古車輸出市場は、主にロシアやアラブ首長国連邦向けの台数が増加したことにより、輸出台数は970千台(前年同期比1.6%増)となりました。(財務省貿易統計調べ)
オートオークション市場における出品台数は5,170千台(前年同期比1.1%増)、成約台数は3,502千台(前年同期比0.2%増)、成約率は67.7%(前年同期実績68.4%)となりました。((株)ユーストカー調べ)
このような経営環境の中、USSグループの当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高64,408百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益31,833百万円(前年同期比4.5%増)、経常利益32,373百万円(前年同期比4.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益21,871百万円(前年同期比1.6%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は213,545百万円となり、前連結会計年度末と比較して15,808百万円減少しました。これは主に、オークション貸勘定が12,162百万円、現金及び預金が1,473百万円減少したことによるものです。
負債合計は27,835百万円となり、前連結会計年度末と比較して19,045百万円減少しました。これは主に、オークション借勘定が13,134百万円、未払法人税等が3,662百万円減少したことによるものです。
純資産合計は185,710百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,236百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を21,871百万円計上したこと、剰余金の配当を17,323百万円実施したことに加え、自己株式の取得により1,632百万円減少したことによるものです。
なお、自己株式の消却により、資本剰余金が9,946百万円、利益剰余金が44,391百万円、自己株式が54,337百万円それぞれ減少しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第2四半期連結会計期間より、「その他」に含まれていた「リサイクル」について、量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。
オートオークション
オートオークションの出品台数は2,100千台(前年同期比5.1%増)、成約台数は1,364千台(前年同期比4.3%増)、成約率は64.9%(前年同期実績65.5%)となり、出品台数が増加したことなどにより増収増益となりました。
この結果、オートオークションのセグメントは、外部顧客に対する売上高50,298百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益30,756百万円(前年同期比4.8%増)となりました。
中古自動車等買取販売
中古自動車買取専門店「ラビット」は、販売台数が増加したことや、前年同程度の台当たり粗利益を確保したことから増収増益となりました。
事故現状車買取販売事業は、販売台数が増加したことや、前年同程度の台当たり粗利益を確保したことから増収増益となりました。
この結果、中古自動車等買取販売のセグメントは、外部顧客に対する売上高7,640百万円(前年同期比16.8%増)、営業利益223百万円(前年同期比38.1%増)となりました。
リサイクル
資源リサイクル事業は、廃自動車の取扱台数が減少したことに加え、高値圏で推移していた金属スクラップ相場が、5月から軟調に推移したことから利幅が縮小し、減収減益となりました。
プラントリサイクル事業は、大規模な解体工事の受注件数が増加したことから、増収増益となりました。
この結果、リサイクルのセグメントは、外部顧客に対する売上高6,388百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益806百万円(前年同期比9.9%減)となりました。
2.キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して4,073百万円減少し、71,406百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は17,837百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益32,380百万円(前年同期比1.0%減)、法人税等の支払額13,814百万円(前年同期比4.6%増)によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は5,322百万円となりました。これは主に、定期預金の純増加額2,600百万円(前年同期実績-百万円)、有形固定資産の取得による支出1,414百万円(前年同期比57.9%増)、投資有価証券の取得による支出1,001百万円(前年同期実績-百万円)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は16,589百万円となりました。これは主に、配当金の支払額17,323百万円(前年同期比21.8%増)によるものです。
3.経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、USSグループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
4.優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、USSグループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めておりますが、当第3四半期連結累計期間において、基本方針について重要な変更はありません。
5.研究開発活動
特記すべき事項はありません。
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