【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における日本経済の概況は、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中で、各種政策の効果もあって景気が持ち直していくことが期待されております。しかしながら、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするとともに、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。このような環境下におきまして、当社グループは周辺売上増強、新商品・新サービスによる収益源の確保に努めるとともに、コスト改善による利益率維持向上に努めてまいりました。セグメントごとの業績は以下のとおりであります。
① 冠婚事業当事業では、新型コロナウイルス感染症(以下、「感染症」とする)第7波の影響もあり、婚礼及び宴会の延期もありましたが、来館見学やお問い合わせ等お客様の動きについては一部で持ち直しております。 そのような中で、披露宴会場のコーディネートとして、ソーシャルディスタンスを保ちながら、新郎新婦と列席者が一堂に会する「コミュニティウェディング」のスタイルに新たなテーブルレイアウトを追加いたしました。その上で、引き続き成人式や七五三などの各種衣装レンタルや写真撮影といった商品の販売強化を行ってまいりました。また、来館が難しい状況下においても当社施設の特徴や各種オリジナル商品に触れる機会を作るべく、来館さながらに商品や施設を案内する「オンライン相談」を継続して実施、衣装や写真を中心とした小規模ウェディング専用の商品見直しを行っておりましたが、新たにコロナ禍にも適応した小中規模ウェディング向けの新スタイルコーディネートを誕生させ、SNSやWeb上での露出を強化し新規顧客誘引に努めてまいりました。各種対策の効果もあり、披露宴を伴う婚礼施行組数は前年同期に比べ増加となり、売上高は110百万円(前年同期比14.7%増加)、営業損失は1百万円(前年同期は12百万円の営業損失)となりました。
② 葬祭事業 当事業では、感染症第7波の影響により、葬儀・法要において会葬や会食の自粛が続いており、平常時に戻るまでには至っておりません。 そのような中で、当社においては故人を生花で囲んで送る「花園」や想い出の品々で人柄を表現する「追悼壇」、オブジェや装飾と生花を融合させた「追悼生花祭壇」、重低音から超高音まで原音を忠実に再現する「オリジナル大型スピーカー」により故人を偲ぶ音楽葬の提案、その他社内製作によるオリジナル商品を通じてご家族の方々の想いを形にする提案を行ってまいりました。また、引き続き感染症拡大の予防対策を徹底し、貸切安置室「貴殯室」をはじめ不特定多数の人たちと交わらない貸切型施設の優位性を活かし、家族葬を中心にした顧客満足度向上に努めてまいりました。 その結果、当第2四半期連結累計期間において、当社主要エリアにおける死亡人口増減率は前年同期に比べ上昇した事もあり、葬儀施行件数は増加となりました。また、各種対策の効果により葬祭一件単価も増加し、売上高は3,924百万円(前年同期比9.8%増加)、営業利益は1,000百万円(前年同期比10.9%増加)となりました。
③ 互助会事業当事業では、葬儀施行において互助会利用件数及び一件単価が増加したことにより、売上高は91百万円(前年同期比2.8%増加)、営業利益は45百万円(前年同期比11.5%増加)となりました。
④ 介護事業当事業では、グループホーム・高齢者向け賃貸住宅の稼働率が改善した一方で、感染症第7波の影響によるデイサービス等の利用自粛もあり、売上高は545百万円(前年同期比1.2%減少)、営業利益は24百万円(前年同期比54.8%増加)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,585百万円(前年同期比8.3%増加)、営業利益は611百万円(前年同期比28.6%増加)、経常利益は677百万円(前年同期比22.7%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は435百万円(前年同期比19.0%増加)となりました。
なお、各事業の売上高、営業損益はセグメント間の取引による金額を含んでおります。
当第2四半期連結会計期間末の連結財政状態は、総資産は前連結会計年度末に比較して156百万円の増加となりました。流動資産では、現金及び預金が539百万円減少しました。固定資産は、主に連結子会社である山大商事株式会社の新社屋建設及び葬祭新店舗の開設により、有形固定資産が529百万円増加しました。 負債合計は、前連結会計年度末に比較して99百万円の減少となりました。流動負債は、39百万円増加しました。固定負債では、前払式特定取引前受金が158百万円減少しました。 純資産は、前連結会計年度末と比較して255百万円の増加となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は536百万円減少し8,158百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、獲得した資金は408百万円(前年同期比74.3%増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益677百万円、減価償却費270百万円が計上された一方、前払式特定取引前受金の減少158百万円及び法人税等の支払い270百万円の発生によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、使用した資金は775百万円(前年同期比71.9%増加)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出778百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、使用した資金は169百万円(前年同期比1.4%減少)となりました。これは、配当金の支払い169百万円によるものであります。
(3) 研究開発活動該当事項はありません。
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