【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)における経済情勢は、各国のインフレ進行に対する金融政策などにより景気の減速感が高まりました。また、為替相場の変動、半導体不足の長期化、ウクライナ情勢に起因するエネルギー供給リスク問題に加え、中国においてはゼロコロナ政策の大幅な緩和により混乱が生じるなど、依然として先行き不透明な状況が継続しています。
このような環境の中、当社グループではADAS(先進運転支援システム)の進展などにより車載向けの販売は増加しましたが、通信分野では中国スマホや通信モジュール向けの製品が低調に推移し、民生分野ではテレワーク/巣ごもり需要がピークアウトしたことから、売上高は29,605百万円(前年同期比6.5%減)となりました。利益面につきましては、売上の減少に伴い、営業利益は3,595百万円(前年同期比13.6%減)となりました。為替差益801百万円を営業外収益に計上し、経常利益は4,413百万円(前年同期比8.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,810百万円(前年同期比11.8%増)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響を加味した見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 日本
日本国内におきましては、車載向けなどが前年を下回り、売上高は6,089百万円と前年同期と比べ203百万円(3.2%減)の減収となりましたが、為替変動を含む価格是正効果などにより、セグメント利益(営業利益)は2,556百万円と前年同期と比べ755百万円(41.9%増)の増益となりました。
② 北米
北米におきましては、車載向けなどの販売が増加し、売上高は1,285百万円と前年同期と比べ216百万円(20.2%増)の増収となりましたが、セグメント損失(営業損失)は2百万円と前年同期と比べ13百万円(前年同期はセグメント利益10百万円)の減益となりました。
③ 欧州
欧州におきましては、車載、産業向けなどが前年を上回った結果、売上高は2,641百万円と前年同期と比べ376百万円(16.6%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は26百万円と前年同期と比べ4百万円(19.0%増)の増益となりました。
④ 中国
中国におきましては、通信向けなどが前年を下回り、売上高は10,223百万円と前年同期と比べ1,280百万円(11.1%減)の減収となりましたが、高付加価値品の増産などにより、セグメント利益(営業利益)は433百万円と前年同期と比べ38百万円(9.7%増)の増益となりました。
⑤ 台湾
台湾におきましては、通信、民生向けなどの販売が減少し、売上高は7,220百万円と前年同期と比べ1,674百万円(18.8%減)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は683百万円と前年同期と比べ1,500百万円(68.7%減)の減益となりました。
⑥ アジア
その他アジアにおきましては、車載、産業向けなどの販売が増加し、売上高は2,144百万円と前年同期と比べ500百万円(30.5%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は45百万円と前年同期と比べ32百万円(246.2%増)の増益となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,637百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
