【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における経済活動は設備投資が底堅く推移したものの、国内では円安が加速し、中国ではゼロコロナ政策による上海ロックダウンの影響でサプライチェーンが混乱しました。また、各国のインフレ進行に対する金融政策が継続、強化され、景気の減速感が高まりました。新型コロナウイルス変異株による感染再拡大の懸念や、半導体不足の長期化、ウクライナ情勢に起因するエネルギー供給リスク問題など、依然として先行き不透明な状況が継続しています。
このような環境の中、当社グループでは円安の影響も加わり、車載向けを中心に民生、産業分野の販売は増加しましたが、中国スマホが低調に推移したため通信分野の販売が減少し、売上高は20,292百万円(前年同期比5.3%減)となりました。利益面につきましては、円安の影響などにより、営業利益は2,810百万円(前年同期比1.7%増)となりました。為替差益1,870百万円を営業外収益に計上し、経常利益は4,751百万円(前年同期比56.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,986百万円(前年同期比68.4%増)となりました。
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響を加味した見積りについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 日本
日本国内におきましては、車載向けなどが前年を下回り、売上高は4,059百万円と前年同期と比べ280百万円(6.5%減)の減収となりましたが、為替変動を含む価格是正効果などにより、セグメント利益(営業利益)は1,926百万円と前年同期と比べ573百万円(42.3%増)の増益となりました。
② 北米
北米におきましては、車載、産業向けなどの販売が増加し、売上高は808百万円と前年同期と比べ157百万円(24.1%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は5百万円と前年同期と比べ3百万円(158.5%増)の増益となりました。
③ 欧州
欧州におきましては、車載、産業向けなどが前年を上回った結果、売上高は1,822百万円と前年同期と比べ356百万円(24.3%増)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は47百万円と前年同期と比べ29百万円(172.4%増)の増益となりました。
④ 中国
中国におきましては、通信向けなどが前年を下回り、売上高は7,020百万円と前年同期と比べ893百万円(11.3%減)の減収となりましたが、高付加価値品の増産などにより、セグメント利益(営業利益)は345百万円と前年同期と比べ102百万円(42.2%増)の増益となりました。
⑤ 台湾
台湾におきましては、通信、産業向けなどの販売が減少し、売上高は5,084百万円と前年同期と比べ880百万円(14.8%減)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は666百万円と前年同期と比べ715百万円(51.8%減)の減益となりました。
⑥ アジア
その他アジアにおきましては、車載、民生向けなどの販売が増加し、売上高は1,496百万円と前年同期と比べ399百万円(36.4%増)の増収となり、セグメント損失(営業損失)は38百万円と前年同期と比べ10百万円(前年同期はセグメント損失49百万円)の改善となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,631百万円減少し、16,885百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動の結果獲得した資金は1,864百万円(前年同四半期は4,718百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益などにより資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動の結果使用した資金は4,431百万円(前年同四半期は1,894百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動の結果獲得した資金は362百万円(前年同四半期は1,264百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入れによる収入及び長期借入金の返済による支出などによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,071百万円であります。 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
