【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大や、ウクライナ情勢等の影響による原材料価格及び原油価格の高騰などにより、諸物価上昇による消費の冷え込みが懸念されるなど、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 こうした環境のもと、大手需要先である自動車メーカー関連各社は、世界的な半導体不足の長期化や部品の調達難が継続しており、引き続き生産計画の見直しにより減少しました。当社グループにおいては、販売数量が伸び悩んだ中で、原材料購入単価の適正化への努力をするとともに、製品の適正な在庫管理を徹底して取り組んでまいりました。また同時にカーボンニュートラルのトレンドの下、圧延向けの缶材が好調に推移しました。この結果、当社グループの第3四半期連結売上高につきましては、前年同期に比して平均販売価格も上昇したことにより、アルミニウム二次合金地金1,452億7千3百万円(前年同期比32.0%増)、商品・原料他698億5千7百万円(前年同期比33.9%増)で、これらを併せた売上高総額は2,151億3千万円(前年同期比32.6%増)となりました。しかしながら、収益面につきましては、連結の海外拠点子会社における製品価格と原料価格の価格差(スプレッド)が一時的に縮小した結果、経常損益につきましては、119億4千2百万円(前年同期比15.2%減)の利益となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は79億5千9百万円(前年同期比22.3%減)の利益を計上することとなりました。 事業別セグメントの状況は、次のとおりであります。 アルミニウム二次合金事業は、当社グループの販売数量が伸び悩んだ中、前年同期に比して販売価格が上昇しました。収益面については、製品価格と原料価格の価格差(スプレッド)が一時的に縮小したことにより、売上高は2,125億8千万円(前年同期比33.1%増)、セグメント損益は113億7千7百万円(前年同期比15.0%減)の利益となりました。 その他の事業セグメントは、ダイカスト製品事業は低調に推移したことにより、売上高は37億8千4百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント損益は3億4千9百万円(前年同期比37.5%減)の利益となりました。
(流動資産について) 当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ4億4千万円減少し1,130億5千9百万円となりました。これは主に現金及び預金が26億1百万円増加したことと、原材料及び貯蔵品が27億5千5百万円減少したことによるものであります。(固定資産について) 当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ24億6千6百万円増加し305億8千1百万円となりました。これは主に有形固定資産が23億2千8百万円、投資有価証券が1億6千8百万円増加したことによるものであります。(流動負債について) 当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ90億8千万円減少し631億9千万円となりました。これは主に短期借入金が71億7千1百万円、未払法人税等が20億8千6百万円減少したことによるものであります。(固定負債について) 当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ8億2千5百万円増加し116億6千5百万円となりました。これは主に繰延税金負債が9億2千8百万円増加したことと、長期借入金が1億4千万円減少したことによるものであります。(純資産について) 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ102億8千万円増加し687億8千6百万円となりました。これは主に利益剰余金が53億2千6百万円、為替換算調整勘定が47億7千6百万円増加したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。 (3) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9千9百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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