【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
以下の財政状態および経営成績の分析は、オリックスグループの財政状態および経営成績に大きなインパクトを与えた事象や要因を経営陣の立場から説明したものです。一部には将来の財政状態や経営成績に影響を与えうる要因や傾向を記載していますが、それだけに限られるものではないことをご承知おきください。なお、将来に関する事項の記載は、本四半期報告書提出日現在において判断したものです。以下の記載においては、米国会計基準に基づく数値を用いています。
(1)経営成績の分析
業績総括
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)
営業収益……………………………………………………………………… 1,994,844百万円(前年同期比7%増)
営業費用……………………………………………………………………… 1,757,536百万円(前年同期比11%増)
税引前四半期純利益…………………………………………………………… 283,473百万円(前年同期比11%減)
当社株主に帰属する四半期純利益…………………………………………… 211,388百万円(前年同期比0%増)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(基本的)………………………
178.63円(前年同期比2%増)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(希薄化後)……………………
178.41円(前年同期比2%増)
ROE(当社株主資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)………
8.6%(前年同期9.1%)
ROA(総資本・当社株主に帰属する四半期純利益率、年換算)………………
1.96%(前年同期2.04%)
当第3四半期連結累計期間の営業収益は、有価証券売却・評価損益および受取配当金が減少したものの、サービス収入や金融収益、オペレーティング・リース収益の増加により、前年同期の1,868,113百万円に比べて7%増の1,994,844百万円になりました。
営業費用は、サービス費用や支払利息、販売費および一般管理費の増加により、前年同期の1,585,994百万円に比べて11%増の1,757,536百万円になりました。
また、持分法投資損益は前年同期の8,465百万円に比べて116%増の18,275百万円になりました。子会社・関連会社株式売却損益および清算損は前年同期の26,105百万円に比べて3%増の26,872百万円になりました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の税引前四半期純利益は、前年同期の316,689百万円に比べて11%減の283,473百万円、当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の211,341百万円に比べて横ばいの211,388百万円になりました。
セグメント情報
当社の経営上の最高意思決定者が経営資源の配分や業績の評価に使用しているセグメントは、主要な商品・サービスの性格、顧客属性、規制、営業地域などによって区分けしている経営管理上の組織に基づいて、「法人営業・メンテナンスリース」、「不動産」、「事業投資・コンセッション」、「環境エネルギー」、「保険」、「銀行・クレジット」、「輸送機器」、「ORIX USA」、「ORIX Europe」、「アジア・豪州」の10個で構成されています。
2022年4月1日より、これまでセグメント利益と四半期連結財務諸表との調整額に含めていた支払利息と販売費および一般管理費の一部を各セグメントに配賦する方法に変更しています。これらの変更により、前第3四半期連結累計期間のセグメント数値を組替再表示しています。
セグメント収益およびセグメント利益は以下のとおりです。
前第3四半期
連結累計期間
当第3四半期
連結累計期間
増減(収益)
増減(利益)
セグメント収益
セグメント利益
セグメント収益
セグメント利益
金額
率
金額
率
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(%)
(百万円)
(%)
法人営業・
メンテナンスリース
337,945
61,871
321,647
56,444
△16,298
△5
△5,427
△9
不動産
294,257
26,629
288,293
24,486
△5,964
△2
△2,143
△8
事業投資・
コンセッション
281,009
△10,570
312,090
6,713
31,081
11
17,283
-
環境エネルギー
107,167
18,332
168,419
34,140
61,252
57
15,808
86
保険
352,192
44,669
360,085
24,010
7,893
2
△20,659
△46
銀行・クレジット
65,019
32,599
62,324
24,868
△2,695
△4
△7,731
△24
輸送機器
29,305
2,841
42,369
17,007
13,064
45
14,166
499
ORIX USA
122,697
67,433
135,261
33,032
12,564
10
△34,401
△51
ORIX Europe
171,017
55,987
157,653
35,893
△13,364
△8
△20,094
△36
アジア・豪州
108,878
35,108
142,719
34,071
33,841
31
△1,037
△3
セグメント計
1,869,486
334,899
1,990,860
290,664
121,374
6
△44,235
△13
四半期連結財務諸表との調整
△1,373
△18,210
3,984
△7,191
5,357
-
11,019
-
連結合計
1,868,113
316,689
1,994,844
283,473
126,731
7
△33,216
△11
セグメント資産残高は以下のとおりです。
前連結
会計年度末
当第3四半期
連結会計期間末
増減
セグメント
資産残高
構成比(%)
セグメント
資産残高
構成比(%)
金額
率
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(%)
法人営業・
メンテナンスリース
1,516,795
11
1,515,425
10
△1,370
△0
不動産
910,101
6
946,145
7
36,044
4
事業投資・コンセッション
353,581
2
340,764
2
△12,817
△4
環境エネルギー
703,608
5
761,789
5
58,181
8
保険
2,072,145
14
1,944,773
13
△127,372
△6
銀行・クレジット
2,687,156
19
2,727,982
19
40,826
2
輸送機器
684,098
5
695,819
5
11,721
2
ORIX USA
1,364,142
10
1,454,653
10
90,511
7
ORIX Europe
401,869
3
404,920
3
3,051
1
アジア・豪州
1,306,089
9
1,394,435
10
88,346
7
セグメント計
11,999,584
84
12,186,705
84
187,121
2
四半期連結財務諸表
(連結財務諸表)との調整
2,271,088
16
2,367,185
16
96,097
4
連結合計
14,270,672
100
14,553,890
100
283,218
2
各セグメントの当第3四半期連結累計期間の動向は以下のとおりです。
法人営業・メンテナンスリース:金融・各種手数料ビジネス、自動車および電子計測器・ICT関連機器などのリースおよびレンタル
法人営業では、収益性を重視したファイナンス事業や、国内の中小企業に対して生命保険、環境エネルギーなどの商品・サービスを幅広く提供する手数料ビジネスに取り組むほか、事業承継支援やM&A仲介にも注力しています。メンテナンスリースでは、自動車関連事業において、業界トップの車両管理台数と自動車に関するあらゆるサービスをワンストップで提供することで競争優位性を高め、大口法人市場に加え中小法人や個人市場におけるシェアの拡大を図っています。オリックス・レンテック株式会社が行うレンタル事業においては、電子測定器やICT関連機器に加え、ロボットやドローンなどの新たなサービスを拡大しています。
セグメント利益は、前年同期に投資先の上場に伴い有価証券売却・評価損益および受取配当金を計上した反動、および前第4四半期連結会計期間に行った弥生株式会社の事業の売却に伴いサービス収入が減少したことにより、前年同期に比べて9%減の56,444百万円になりました。
セグメント資産は、前連結会計年度末に比べて横ばいの1,515,425百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
42,624
45,401
2,777
7
有価証券売却・評価損益および受取配当金
6,755
△494
△7,249
-
オペレーティング・リース収益
191,180
193,489
2,309
1
商品および不動産売上高
7,691
3,909
△3,782
△49
サービス収入
89,695
79,342
△10,353
△12
セグメント収益(合計)
337,945
321,647
△16,298
△5
支払利息
4,390
4,603
213
5
オペレーティング・リース原価
143,850
140,652
△3,198
△2
商品および不動産売上原価
5,141
2,794
△2,347
△46
サービス費用
43,772
43,279
△493
△1
販売費および一般管理費
65,695
61,249
△4,446
△7
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
1,274
472
△802
△63
上記以外のセグメント費用
12,274
12,724
450
4
セグメント費用(合計)
276,396
265,773
△10,623
△4
セグメント営業利益
61,549
55,874
△5,675
△9
持分法投資損益等
322
570
248
77
セグメント利益
61,871
56,444
△5,427
△9
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
リース純投資
580,161
571,546
△8,615
△1
営業貸付金
325,482
330,129
4,647
1
オペレーティング・リース投資
517,233
516,121
△1,112
△0
投資有価証券
34,987
34,298
△689
△2
事業用資産
17,199
16,475
△724
△4
棚卸資産
594
420
△174
△29
賃貸資産前渡金
1,800
787
△1,013
△56
関連会社投資
16,929
16,348
△581
△3
営業権、企業結合で取得した無形資産
22,410
29,301
6,891
31
セグメント資産
1,516,795
1,515,425
△1,370
△0
不動産:不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント
不動産では、堅調な不動産市場を捉えて賃貸不動産等を売却する一方で、付加価値を生みだせる不動産開発案件へ投資することにより資産の入れ替えを進めています。同時に、不動産市況に影響されにくいアセットマネジメント事業や、分譲マンションを中心とした住宅関連ビジネスを拡大していきます。また、ホテル・旅館等の施設運営では、多様化する顧客ニーズを捉えた集客に努め、収益性の向上を図っていきます。加えて、今後はDXによる業務の変革と効率化にも取り組み、不動産開発・賃貸を始め、アセットマネジメント、施設運営、マンション管理、ビル管理、工事請負、不動産流通に至る多様なバリューチェーンを有する強みを生かした事業展開を進めていきます。
セグメント利益は、運営施設のサービス収入が増加したものの、賃貸不動産の売却益が減少したことによりオペレーティング・リース収益が減少したこと、および株式会社大京およびその子会社の商品および不動産売上高が減少したことにより、前年同期に比べて8%減の24,486百万円になりました。
セグメント資産は、棚卸資産、関連会社投資および事業用資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて4%増の946,145百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
4,196
4,182
△14
△0
オペレーティング・リース収益
40,166
35,560
△4,606
△11
商品および不動産売上高
77,090
58,808
△18,282
△24
サービス収入
172,769
190,068
17,299
10
上記以外のセグメント収益
36
△325
△361
-
セグメント収益(合計)
294,257
288,293
△5,964
△2
支払利息
2,135
2,375
240
11
オペレーティング・リース原価
18,357
18,452
95
1
商品および不動産売上原価
62,793
49,545
△13,248
△21
サービス費用
161,282
167,024
5,742
4
販売費および一般管理費
25,589
26,806
1,217
5
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
201
1,737
1,536
764
上記以外のセグメント費用
△1,387
△867
520
-
セグメント費用(合計)
268,970
265,072
△3,898
△1
セグメント営業利益
25,287
23,221
△2,066
△8
持分法投資損益等
1,342
1,265
△77
△6
セグメント利益
26,629
24,486
△2,143
△8
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
リース純投資
62,498
58,556
△3,942
△6
オペレーティング・リース投資
300,460
295,051
△5,409
△2
投資有価証券
4,289
3,863
△426
△10
事業用資産
155,750
167,543
11,793
8
棚卸資産
97,667
116,843
19,176
20
賃貸資産前渡金
112,309
117,842
5,533
5
関連会社投資
113,178
125,929
12,751
11
事業用資産前渡金
6,857
4,998
△1,859
△27
営業権、企業結合で取得した無形資産
57,093
55,520
△1,573
△3
セグメント資産
910,101
946,145
36,044
4
事業投資・コンセッション:企業投資、コンセッション
企業投資では、投資先の企業価値向上と、ポートフォリオの入れ替えによる継続的なキャピタルゲインの獲得を目指しています。今後は、注力業種への投資拡大を進めて既存投資先を起点とするロールアップやアライアンスによるバリューアップを図りながら、さらに産業構造や業際の変化により創造されるビジネス機会や投資手法の多様化も模索してまいります。コンセッションでは、関西3空港(関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港)の運営体制を強化するほか、空港以外の公共インフラの運営へも積極的に取り組んでまいります。
セグメント利益は、商品および不動産売上高が増加したこと、および前年同期に投資先で長期性資産評価損を計上したことの反動により、前年同期に比べて17,283百万円増の6,713百万円になりました。
セグメント資産は、投資先の売却に伴い棚卸資産が減少したことにより、前連結会計年度末に比べて4%減の340,764百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
178
273
95
53
有価証券売却・評価損益および受取配当金
2,209
818
△1,391
△63
オペレーティング・リース収益
24,635
28,196
3,561
14
商品および不動産売上高
233,064
246,164
13,100
6
サービス収入
20,923
36,639
15,716
75
セグメント収益(合計)
281,009
312,090
31,081
11
支払利息
2,029
1,522
△507
△25
オペレーティング・リース原価
17,922
18,186
264
1
商品および不動産売上原価
213,318
215,192
1,874
1
サービス費用
13,734
25,181
11,447
83
販売費および一般管理費
37,844
39,415
1,571
4
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
12,661
△20
△12,681
-
上記以外のセグメント費用
△12,827
962
13,789
-
セグメント費用(合計)
284,681
300,438
15,757
6
セグメント営業利益
△3,672
11,652
15,324
-
持分法投資損益等
△6,898
△4,939
1,959
-
セグメント利益
△10,570
6,713
17,283
-
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
リース純投資
1,689
1,578
△111
△7
オペレーティング・リース投資
43,686
52,073
8,387
19
投資有価証券
12,129
13,213
1,084
9
事業用資産
40,725
32,969
△7,756
△19
棚卸資産
39,554
27,734
△11,820
△30
関連会社投資
43,498
36,948
△6,550
△15
事業用資産前渡金
1,323
1,340
17
1
営業権、企業結合で取得した無形資産
170,977
174,909
3,932
2
セグメント資産
353,581
340,764
△12,817
△4
環境エネルギー:国内外再生可能エネルギー、電力小売、省エネルギーサービス、ソーラーパネル・蓄電池販売、廃棄物処理
環境エネルギーでは、総合エネルギー事業者として再生可能エネルギー事業や電力小売事業を推進することで、サービス収入の拡大を目指しています。太陽光発電では、国内最大級の合計出力規模の発電所を保有、運営しています。廃棄物処理では、さらなる事業拡大を目指し設備の新規投資を進めます。今後は、国内での経験を活かし、再生可能エネルギー事業の海外展開を加速していきます。
セグメント利益は、投資先の一部売却により子会社・関連会社株式売却益を計上したこと、および前第2四半期連結会計期間に行ったスペインの再生可能エネルギー事業子会社の買収に伴いサービス収入が増加したことにより、前年同期に比べて86%増の34,140百万円になりました。
セグメント資産は、主に為替影響で事業用資産前渡金や事業用資産が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて8%増の761,789百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
728
892
164
23
サービス収入
103,719
164,483
60,764
59
上記以外のセグメント収益
2,720
3,044
324
12
セグメント収益(合計)
107,167
168,419
61,252
57
支払利息
3,592
8,703
5,111
142
サービス費用
81,618
129,590
47,972
59
販売費および一般管理費
8,427
12,897
4,470
53
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
2
53
51
-
上記以外のセグメント費用
1,043
1,660
617
59
セグメント費用(合計)
94,682
152,903
58,221
61
セグメント営業利益
12,485
15,516
3,031
24
持分法投資損益等
5,847
18,624
12,777
219
セグメント利益
18,332
34,140
15,808
86
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
リース純投資
7,910
7,251
△659
△8
営業貸付金
711
204
△507
△71
オペレーティング・リース投資
279
268
△11
△4
投資有価証券
961
1,087
126
13
事業用資産
330,598
340,181
9,583
3
棚卸資産
356
419
63
18
賃貸資産前渡金
6
-
△6
-
関連会社投資
204,260
203,662
△598
△0
事業用資産前渡金
57,520
92,699
35,179
61
営業権、企業結合で取得した無形資産
101,007
116,018
15,011
15
セグメント資産
703,608
761,789
58,181
8
保険:生命保険
生命保険事業は、代理店による販売、銀行などの金融機関による販売、自社でコンサルティング提案を行う対面販売、通信販売を通じて生命保険を販売しています。「シンプルでわかりやすいこと」「合理的な保障をお手頃な価格でご提供すること」を商品開発のコンセプトとし、常に顧客のニーズを取り込みながら商品ラインナップの充実を図り、新規保険契約の伸長と生命保険料収入の増加を目指しています。
セグメント利益は、保険契約の増加に伴い生命保険料収入および運用益が増加したものの、給付金の支払いで生命保険費用が増加したことにより、前年同期に比べて46%減の24,010百万円になりました。
セグメント資産は、投資有価証券が減少したことにより、前連結会計年度末に比べて6%減の1,944,773百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
191
219
28
15
生命保険料収入および運用益
350,504
357,918
7,414
2
上記以外のセグメント収益
1,497
1,948
451
30
セグメント収益(合計)
352,192
360,085
7,893
2
支払利息
422
244
△178
△42
生命保険費用
263,886
291,374
27,488
10
販売費および一般管理費
43,315
44,462
1,147
3
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
△0
△1
△1
-
上記以外のセグメント費用
△92
△4
88
-
セグメント費用(合計)
307,531
336,075
28,544
9
セグメント営業利益
44,661
24,010
△20,651
△46
持分法投資損益等
8
0
△8
-
セグメント利益
44,669
24,010
△20,659
△46
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
営業貸付金
17,983
17,728
△255
△1
オペレーティング・リース投資
28,296
27,880
△416
△1
投資有価証券
2,021,134
1,894,467
△126,667
△6
営業権、企業結合で取得した無形資産
4,732
4,698
△34
△1
セグメント資産
2,072,145
1,944,773
△127,372
△6
銀行・クレジット:銀行、消費性ローン
銀行事業では、収益の主軸である投資用不動産ローンの運用を中心に金融収益の増加を図っています。消費性ローン事業では、与信ノウハウを生かし自ら貸付を行うことで金融収益の増加を図ることに加え、他の金融機関への保証事業を拡大することで、保証料収入の増加を図っています。モーゲージバンク事業では、代理店網の拡大や商品ラインナップの強化を図ることで、シェアの拡大を目指しています。
セグメント利益は、オリックス銀行株式会社において前年同期に有価証券売却・評価損益および受取配当金を計上した反動、ならびにオリックス・クレジット株式会社において当期に広告宣伝費が増加したことにより、前年同期に比べて24%減の24,868百万円になりました。
セグメント資産は、営業貸付金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて2%増の2,727,982百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
58,233
57,999
△234
△0
有価証券売却・評価損益および受取配当金
2,100
△1,032
△3,132
-
サービス収入
4,686
5,357
671
14
セグメント収益(合計)
65,019
62,324
△2,695
△4
支払利息
3,940
4,210
270
7
サービス費用
4,595
4,997
402
9
販売費および一般管理費
20,452
24,045
3,593
18
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
3,508
4,493
985
28
上記以外のセグメント費用
△74
△288
△214
-
セグメント費用(合計)
32,421
37,457
5,036
16
セグメント営業利益
32,598
24,867
△7,731
△24
持分法投資損益等
1
1
-
-
セグメント利益
32,599
24,868
△7,731
△24
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
営業貸付金
2,397,532
2,429,178
31,646
1
投資有価証券
277,786
287,033
9,247
3
関連会社投資
67
-
△67
-
営業権、企業結合で取得した無形資産
11,771
11,771
-
-
セグメント資産
2,687,156
2,727,982
40,826
2
輸送機器:航空機投資・管理、船舶関連投融資
航空機関連事業では、自社保有機のオペレーティング・リース、投資家への機体売却、国内外の投資家が保有する航空機のアセットマネジメントサービス等、幅広い収益機会の獲得に注力しています。またAvolon Holdings Limited(以下、「Avolon」)との相互補完等により、世界の航空機リースマーケットでのプレゼンスのさらなる向上を図り、中長期的な事業成長を目指しています。船舶関連事業では、マーケット環境を注視しながら柔軟に資産を入れ替え、国内法人投資家向けの船舶投資アレンジによる手数料収入の拡大などを目指しています。今後は、金融・投資ノウハウを軸に優良パートナーと協働して事業の拡大を目指します。
セグメント利益は、Avolonからの持分法投資損益が増加したこと、および船舶関連事業と航空機関連事業においてオペレーティング・リース収益が増加したことにより、前年同期に比べて499%増の17,007百万円になりました。
セグメント資産は、オペレーティング・リース投資が減少したものの、主に為替影響で関連会社投資が増加したことにより、前連結会計年度末に比べて2%増の695,819百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
1,705
4,611
2,906
170
オペレーティング・リース収益
21,744
29,305
7,561
35
サービス収入
5,856
8,453
2,597
44
セグメント収益(合計)
29,305
42,369
13,064
45
支払利息
8,844
13,250
4,406
50
オペレーティング・リース原価
13,913
10,977
△2,936
△21
サービス費用
822
1,680
858
104
販売費および一般管理費
5,175
6,645
1,470
28
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
2,331
△0
△2,331
-
上記以外のセグメント費用
△4,890
326
5,216
-
セグメント費用(合計)
26,195
32,878
6,683
26
セグメント営業利益
3,110
9,491
6,381
205
持分法投資損益等
△269
7,516
7,785
-
セグメント利益
2,841
17,007
14,166
499
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
営業貸付金
81,695
79,971
△1,724
△2
オペレーティング・リース投資
271,910
239,136
△32,774
△12
投資有価証券
0
8,145
8,145
-
棚卸資産
113
-
△113
-
関連会社投資
320,058
357,716
37,658
12
営業権、企業結合で取得した無形資産
10,322
10,851
529
5
セグメント資産
684,098
695,819
11,721
2
ORIX USA:米州における金融、投資、アセットマネジメント
ORIX USAでは、法人向けファイナンス、不動産ファイナンス、プライベートエクイティ投資、債券投資など、顧客ニーズに応じて多様なファイナンスサービスを提供しており、培った専門性を活かしてアセットビジネスのさらなる成長を目指しています。加えて、アセットマネジメント、サービシングの機能拡充を図り、顧客の資産運用ニーズに応えるとともに、受託資産の獲得に注力して、安定的な手数料収入の拡大に取り組んでいます。バランスシートを使った投融資と、バランスシートを使わない管理資産の双方を伸ばすことで、資本効率を高めながら利益成長を図っていきます。
セグメント利益は、サービス収入が増加したものの、主に前年同期に投資先の売却等で有価証券売却・評価損益および受取配当金や、子会社・関連会社株式売却益を計上したことの反動により、前年同期に比べて51%減の33,032百万円になりました。
セグメント資産は、主に為替影響により、前連結会計年度末に比べて7%増の1,454,653百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
67,751
79,811
12,060
18
有価証券売却・評価損益および受取配当金
31,470
20,015
△11,455
△36
サービス収入
21,075
33,268
12,193
58
上記以外のセグメント収益
2,401
2,167
△234
△10
セグメント収益(合計)
122,697
135,261
12,564
10
支払利息
12,432
30,277
17,845
144
サービス費用
3,098
3,855
757
24
販売費および一般管理費
56,831
65,418
8,587
15
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
53
2,149
2,096
-
上記以外のセグメント費用
△1,321
4,293
5,614
-
セグメント費用(合計)
71,093
105,992
34,899
49
セグメント営業利益
51,604
29,269
△22,335
△43
持分法投資損益等
15,829
3,763
△12,066
△76
セグメント利益
67,433
33,032
△34,401
△51
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
リース純投資
475
489
14
3
営業貸付金
717,183
749,274
32,091
4
オペレーティング・リース投資
4,653
3,842
△811
△17
投資有価証券
367,190
408,971
41,781
11
事業用資産・サービス資産
79,000
82,259
3,259
4
棚卸資産
685
157
△528
△77
賃貸資産前渡金
945
-
△945
-
関連会社投資
45,337
52,224
6,887
15
営業権、企業結合で取得した無形資産
148,674
157,437
8,763
6
セグメント資産
1,364,142
1,454,653
90,511
7
ORIX Europe:グローバル株式・債券のアセットマネジメント
ORIX Europeは、ORIX Corporation Europe N.V.(以下、「OCE」)を統括会社として、傘下のオランダのRobeco Institutional Asset Management B.V.(以下、「Robeco」)、Transtrend B.V.、米国のBoston Partners Global Investors, Inc.、Harbor Capital Advisors, Inc.が、顧客から受託した資金を株式、債券等に投資するアセットマネジメント事業を行っています。サステナブル投資の先駆者であるRobecoの知見を活かした既存事業の伸長に加えて、M&Aによる商品、戦略の拡充、販路開拓による受託資産の拡大を目指しています。また、欧州におけるオリックスグループの戦略的事業拠点として、幅広くビジネス機会の獲得に取り組んでいます。
セグメント利益は、市況の悪化に伴い、受託資産の平均残高の減少によりサービス収入が減少したこと、有価証券売却・評価損益および受取配当金が減少したことにより、前年同期に比べて36%減の35,893百万円になりました。
セグメント資産は、投資有価証券が減少したものの、主に為替影響により、前連結会計年度末に比べて1%増の404,920百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
30
437
407
-
有価証券売却・評価損益および受取配当金
3,745
△3,515
△7,260
-
サービス収入
167,242
160,731
△6,511
△4
セグメント収益(合計)
171,017
157,653
△13,364
△8
支払利息
△500
2,071
2,571
-
サービス費用
40,379
36,894
△3,485
△9
販売費および一般管理費
71,432
83,783
12,351
17
上記以外のセグメント費用
2,875
△853
△3,728
-
セグメント費用(合計)
114,186
121,895
7,709
7
セグメント営業利益
56,831
35,758
△21,073
△37
持分法投資損益等
△844
135
979
-
セグメント利益
55,987
35,893
△20,094
△36
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
投資有価証券
82,770
79,694
△3,076
△4
関連会社投資
2,221
2,450
229
10
営業権、企業結合で取得した無形資産
316,878
322,776
5,898
2
セグメント資産
401,869
404,920
3,051
1
アジア・豪州:アジア・豪州における金融、投資
現地法人は、地域ごとに異なる商習慣や法規制などに精通しており、リースや貸付などの金融サービス事業を展開しています。また、現地法人等において、中華圏を中心としたアジア各国向けの企業投資も行っています。今後は、現地法人における機能のさらなる拡充と、注力市場へのさらなる投資により、収益性を重視した事業の拡大を推進します。
セグメント利益は、主に韓国・豪州におけるオペレーティング・リース収益が増加したものの、前年同期に中華圏における一部の投資先の売却により子会社・関連会社株式売却益を計上したことの反動により、前年同期に比べて3%減の34,071百万円になりました。
セグメント資産は、中華圏における営業貸付金が減少したものの、主に韓国におけるリース純投資およびオペレーティング・リース投資の増加により、前連結会計年度末に比べて7%増の1,394,435百万円になりました。
前第3四半期
連結累計期間
(百万円)
当第3四半期
連結累計期間
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
金融収益
34,754
44,401
9,647
28
有価証券売却・評価損益および受取配当金
2,133
3,110
977
46
オペレーティング・リース収益
60,973
78,416
17,443
29
サービス収入
10,643
15,478
4,835
45
上記以外のセグメント収益
375
1,314
939
250
セグメント収益(合計)
108,878
142,719
33,841
31
支払利息
15,030
22,585
7,555
50
オペレーティング・リース原価
45,253
58,793
13,540
30
サービス費用
7,220
9,118
1,898
26
販売費および一般管理費
21,909
28,116
6,207
28
信用損失費用、長期性資産評価損、
有価証券評価損
△78
1,242
1,320
-
上記以外のセグメント費用
△843
1,747
2,590
-
セグメント費用(合計)
88,491
121,601
33,110
37
セグメント営業利益
20,387
21,118
731
4
持分法投資損益等
14,721
12,953
△1,768
△12
セグメント利益
35,108
34,071
△1,037
△3
前連結会計
年度末
(百万円)
当第3四半期
連結会計期間末
(百万円)
増減
金額
(百万円)
率
(%)
リース純投資
405,043
442,205
37,162
9
営業貸付金
321,994
314,708
△7,286
△2
オペレーティング・リース投資
286,214
325,828
39,614
14
投資有価証券
48,052
52,982
4,930
10
事業用資産
1,084
930
△154
△14
棚卸資産
483
239
△244
△51
賃貸資産前渡金
3,919
5,852
1,933
49
関連会社投資
232,471
245,009
12,538
5
営業権、企業結合で取得した無形資産
6,829
6,682
△147
△2
セグメント資産
1,306,089
1,394,435
88,346
7
(2)財政状態の状況
前連結会計年度末
当第3四半期
連結会計期間末
増減
金額
率(%)
総資産
(百万円)
14,270,672
14,553,890
283,218
2
(うち、セグメント資産)
11,999,584
12,186,705
187,121
2
負債合計
(百万円)
10,899,271
11,194,692
295,421
3
(うち、長短借入債務)
4,866,685
5,205,254
338,569
7
(うち、預金)
2,276,158
2,310,212
34,054
1
当社株主資本
(百万円)
3,261,419
3,255,412
△6,007
△0
1株当たり当社株主資本
(円)
2,732.88
2,781.79
48.91
2
(注) 1
株主資本は米国会計基準に基づき、当社株主資本合計を記載しています。
2
1株当たり株主資本は当社株主資本合計を用いて算出しています。
前連結会計年度末
当第3四半期
連結会計期間末
当社株主資本比率
(%)
22.9
22.4
D/E比率(長短借入債務(預金除く)/
当社株主資本) (倍)
1.5
1.6
総資産は、投資有価証券が減少した一方で、営業貸付金や関連会社投資、その他資産が増加したことで、前連結会計年度末に比べて2%増の14,553,890百万円になりました。また、セグメント資産も、前連結会計年度末に比べて2%増の12,186,705百万円になりました。
負債については、支払手形、買掛金および未払金や未払法人税等が減少した一方で、長期借入債務や保険契約債務および保険契約者勘定が増加したことで、前連結会計年度末に比べて3%増の11,194,692百万円になりました。
当社株主資本は、前連結会計年度末に比べて横ばいの3,255,412百万円になりました。
(3)資金調達および流動性
オリックスグループでは「調達の安定性維持・向上」と「流動性リスク低減」を主たる資金調達方針としています。「調達の安定性維持・向上」のため、金融機関借入、社債発行等による資本市場調達ならびにアセットファイナンスの活用など、調達手段の多様化と調達する国や投資家層などの調達先の分散を図っています。また「流動性リスク低減」のため、調達期間の長期化による償還期日の分散と、現預金の保有およびコミットメントラインの設定による手元流動性の確保を行っています。手元流動性の確保にあたっては、調達の安定性と資金効率の両面からストレステストを行い、その必要水準を適宜見直しています。
なお、新型コロナウイルス感染症およびロシア・ウクライナの問題などの地政学的リスクの高まりや、世界的なインフレ率及び金利の上昇などがオリックスグループの資金調達および流動性に及ぼす影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。
資金調達は、金融機関からの借入と資本市場からの調達および預金で構成され、その合計額は、当第3四半期連結会計期間末現在で7,515,466百万円です。そのうち金融機関からの借入については、大手銀行、地方銀行、外資系銀行、生損保会社等、調達先は多岐にわたり、その数は当第3四半期連結会計期間末現在で約200社になります。資本市場からの調達については、社債、ミディアム・ターム・ノート、コマーシャル・ペーパーおよび営業貸付金の証券化等で構成されています。また、預金の多くはオリックス銀行が受け入れたものです。
短期、長期借入債務および預金
(a)短期借入債務
前連結会計年度末
(百万円)
当第3四半期連結会計期間末
(百万円)
金融機関からの借入
399,589
361,033
コマーシャル・ペーパー
40,050
84,504
合計
439,639
445,537
当第3四半期連結会計期間末現在における短期借入債務は445,537百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は前連結会計年度末9%、当第3四半期連結会計期間末現在9%です。
また、当第3四半期連結会計期間末現在における短期借入債務は445,537百万円であるのに対し、現金および現金等価物とコミットメントライン未使用額の合計額は1,477,463百万円であり、十分な水準を維持しています。
(b)長期借入債務
前連結会計年度末
(百万円)
当第3四半期連結会計期間末
(百万円)
金融機関からの借入
3,240,763
3,398,131
社債
997,654
1,133,716
ミディアム・ターム・ノート
32,279
75,532
営業貸付金の証券化等に伴う支払債務
156,350
152,338
合計
4,427,046
4,759,717
当第3四半期連結会計期間末現在における長期借入債務は4,759,717百万円であり、長短借入債務の総額(預金は含まない)に占める割合は、前連結会計年度末91%、当第3四半期連結会計期間末現在91%となっています。
(c)預金
前連結会計年度末
(百万円)
当第3四半期連結会計期間末
(百万円)
預金
2,276,158
2,310,212
上記の長短借入債務に加えて、オリックス銀行およびORIX Asia Limitedは預金の受け入れを行っています。これらの預金を受け入れている子会社は金融当局および関連法令により規制を受けており、当社および子会社への貸付には制限があります。
(4)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末現在の現金および現金等価物、使途制限付現金(以下、「資金」)は、前連結会計年度末より24,794百万円減少し、1,067,018百万円になりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に棚卸資産の増加額が拡大したことや短期売買目的保有の有価証券の減少額が縮小したこと、および、前第4四半期連結会計期間に行った弥生株式会社の事業売却に伴い法人税等の支払額が増加したこと等により、前年同期の765,529百万円から当第3四半期連結累計期間は579,624百万円へ資金流入が減少しました。なお、法人税等の支払に伴う資金流出額はその他の増減(純額)に含まれています。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主にリース資産および事業用資産の購入が増加した一方で、オペレーティング・リース資産の売却や営業貸付金の元本回収が増加したことなどにより、前年同期の773,265百万円から当第3四半期連結累計期間は691,718百万円へ資金流出が減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に満期日が3ヶ月以内の借入債務が増加から減少に転じた一方で、満期日が3ヶ月超の借入債務による調達が増加したことなどにより、前年同期の48,204百万円の資金流出から当第3四半期連結累計期間は69,267百万円の資金流入となりました。
(5)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、オリックスグループの経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、オリックスグループの優先的に対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(7)研究開発活動の金額、その状況
当第3四半期連結累計期間において、オリックスグループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
(8)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、著しい変動はありません。
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