【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。(1)財政状態及び経営成績の状況当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、2023年5月より新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が2類から5類へ移行したことなどに伴い、経済活動に緩やかな持ち直しの動きが見られました。しかしながら世界経済においては、不安定な国際情勢の中、インフレの進行、エネルギー価格の高騰が続いており、さらに日本国内では急激な円安による原油高や樹脂材料高騰が懸念材料となるなど、先行きの見通しにくい経済環境が続いています。当社が関係するプラスチック加工業界は、設備投資については慎重感が強く、今後益々の合理化を進め、競争力を高めなければならない状況にあり、当社としても更に省エネルギー、省力化の製品、高機能成形機の開発を提案し、受注拡大を進めていく状況にあります。このような状況下、当第2四半期累計期間における売上高は、上記の厳しい市場の影響を受けながらも予定されていた成型機の売上計上は順調に進み前年同四半期と比べて増加しました。一方で、大型工事についてコストが前倒しに発生したため、利益面では、営業損失、経常損失、四半期純損失という結果となりました。以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は、17億2百万円と前年同四半期と比べ6億7千1百万円増加(前年同四半期比65.1%増)しましたが、利益面につきましては、営業損失2億5百万円(前年同四半期は7千7百万円の営業損失)、経常損失2億2千1百万円(前年同四半期は8千4百万円の経常損失)、四半期純損失につきましては、2億1千8百万円(前年同四半期は9千6百万円の四半期純損失)となりました。事業部門ごとの営業概要は次のとおりであります。
[インフレーション成形機事業]インフレーション成形機事業につきましては、予定されていた成形機の売上計上が順調に進み、売上高は前年同四半期と比較して増加しました。 この結果、売上高は4億8千3百万円(前年同四半期比43.0%増)となりました。
[ブロー成形機事業]ブロー成形機事業につきましては、予定されていた標準成形機の売上計上は順調に進みましたが、大型成形機の納入検収がなく、売上高は前年同四半期と比較して減少しました。 この結果、売上高は1億8百万円(前年同四半期比68.2%減)となりました。
[リサイクル装置事業]リサイクル装置事業につきましては、予定しております大型リサイクル装置の製造が順調に進捗し、売上高は前年同四半期と比較して大幅に増加しました。 この結果、売上高は9億2千8百万円(前年同四半期比489.4%増)となりました。
[メンテナンス事業]メンテナンス事業につきましては、顧客の既存成形機のオーバーホール等の工事が増えましたが、メンテナンス部品の売り上げが少なく、売上高は前年同四半期と比較して減少しました。 この結果、売上高は1億8千1百万円(前年同四半期比5.9%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の財政状態は次の通りとなりました。(資産)当第2四半期累計期間における総資産は、前事業年度末と比較して1億5千9百万円増加し、38億9千1百万円となりました。これは主に製品が1億8千4百万円、仕掛品が1億3千6百万円、未収消費税等が1億2千2百万円、受取手形及び売掛金並びに電子記録債権が5千万円増加した一方で、大型工事に関する契約資産が3億4千5百万円減少したことによるものです。(負債)負債につきましては、前事業年度末と比較して4億3千2百万円増加し、22億6千1百万円となりました。これは主に買掛金が3億2千3百万円、長期借入金が2億5千2百万円増加した一方で、短期借入金が1億3千5百万円減少したことによるものです。(純資産)純資産につきましては、前事業年度末と比較して2億7千2百万円減少し、16億3千万円となりました。これは主に四半期純損失2億1千8百万円計上し、配当金の支払額5千2百万円を計上したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べて2千1百万円増加し、13億2千5百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、減少した資金は2千7百万円(前年同四半期は2億9千6百万円の減少)となりました。これは主な増加項目として減価償却費の計上3千2百万円、売上債権の減少額2億9千4百万円、仕入債務の増加額3億3千万円があったものの、減少項目として税引前四半期純損失2億1千7百万円、棚卸資産の増加額3億3千6百万円、未収消費税等の増加額1億2千6百万円、法人税等の支払額が1千6百万円発生した結果によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、減少した資金は4百万円(前年同四半期は1億3千2百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が2百万円あった結果によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、増加した資金は5千3百万円(前年同四半期は4千2百万円の増加)となりました。これは主に長期借入による収入4億円があったものの、短期借入金の純減額1億9千6百万円、配当金の支払い5千2百万円、長期借入金の返済による支出が8千7百万円それぞれあった結果によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、4,222千円であります。
