【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が引き続きみられる中、行動制限や海外渡航制限の緩和処置などから経済活動の持ち直しが見受けられました。一方で世界経済においては、原油価格の高騰による樹脂原材料の高騰、長引くウクライナ情勢、不安定な国際情勢を背景に、半導体不足による電気品納期の長期化及び世界的な物流混乱、並びに欧米における金利上昇、依然として先行きは不透明な状況にあります。加えて、国内電力価格上昇、鋼材等材料価格上昇、円安による輸入価格上昇等、コスト圧迫要因が連続しました。当社が関係するプラスチック加工業界は、今後益々の合理化を進め、競争力を高めなければなりません。当社としても更なる省エネルギー、省力化の製品の開発を提案して行く方向にあります。このような状況下、当第3四半期累計期間における売上高は、上記の厳しい市場の影響を受けながらも予定されていた成型機、リサイクル装置の売上計上が順調に進み前年同四半期と比べて増加しました。利益面では第2四半期累計期間の損失を解消し、営業利益、経常利益となりましたが、税金費用の計上により四半期純損失という結果となりました。以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は、18億9千5百万円と前年同四半期と比べ5億7百万円増加(前年同四半期比36.6%増)しました。利益面につきましては、営業利益1千4百万円(前年同四半期比68.3%減)、経常利益3百万円(前年同四半期比93.3%減)、四半期純損失につきましては、1千3百万円(前年同四半期は4千9百万円の四半期純利益)となりました。
事業部門ごとの営業概要は次のとおりであります。
[インフレーション成形機事業]インフレーション成形機事業につきましては、予定されていた成形機の売上計上は順調に進みましたが、前事業年度からの受注減少が影響し、売上高は前年同四半期と比較して減少しました。 この結果、売上高は5億3千8百万円(前年同四半期比2.3%減)となりました。
[ブロー成形機事業]ブロー成形機事業につきましては、予定されていた大型成形機の納入検収が順調に進みましたが、標準成形機の売上計上が少なく、売上高は前年同四半期と比較して減少しました。 この結果、売上高は3億9千8百万円(前年同四半期比10.7%減)となりました。
[リサイクル装置事業]リサイクル装置事業につきましては、予定されていた大型リサイクル機の納入検収が順調に進み、売上高は前年同四半期と比較して大幅に増加しました。この結果、売上高は6億8千万円(前年同四半期7千3百万円)となりました。
[メンテナンス事業]メンテナンス事業につきましては、前事業年度より続いております新型コロナウィルス感染症の影響、ロシアによるウクライナ軍事侵攻による国際的な物流混乱のため調達すべき部品が入荷できず、売上高は前年同四半期と比較して減少しました。この結果、売上高は2億7千6百万円(前年同四半期比12.7%減)となりました。 以上の結果、当第3四半期累計期間の財政状態は次の通りとなりました。
(資産)当第3四半期累計期間における総資産は、前事業年度末と比較して4億1千4百万円増加し、36億1千3百万円となりました。これは主に現金及び預金が1億5千7百万円、前渡金が1億3百万円、棚卸資産が7千7百万円、受取手形、売掛金及び契約資産並びに電子記録債権が7千2百万円増加したことによるものです。
(負債)負債につきましては、前事業年度末と比較して4億2百万円増加し、18億5千1百万円となりました。これは主に借入金が8億3千3百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が2億4千7百万円、前受金が7千万円、社債が6千4百万円、未払法人税等が4千9百万円減少したことによるものです。
(純資産)純資産につきましては、前事業年度末と比較して1千2百万円増加し、17億6千1百万円となりました。これは主に新株発行により資本金及び資本準備金がそれぞれ4千9百万円増加しましたが、自己株式が取得により2千3百万円増加(純資産の減少)し、配当金の支払額5千万円と四半期純損失1千3百万円を計上したことによるものです。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動当第3四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、6百万円であります。
