【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。(1)財政状態及び経営成績の状況当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第7波により新規感染者数が過去最多になり、感染が再拡大しました。しかしながら足元では、新規感染者数の「全数把握」について見直されるなど、ウィズコロナへ移行しつつあります。世界経済においては、原油価格の高騰による樹脂原材料の高騰、長引くウクライナ情勢の影響等による世界経済の混乱、半導体不足による電気品納期の長期化及び世界的な物流混乱、並びに欧米における金利上昇、円安等、依然として先行きは不透明な状況にあります。当社が関係するプラスチック加工業界は、今後益々の合理化を進め、競争力を高めなければなりません。当社としても更なる省エネルギー、省力化の製品の開発を提案して行く方向にあります。このような状況下、当第2四半期累計期間における売上高は、上記の厳しい市場の影響を受けながらも予定されていた成型機の売上計上は順調に進み前年同四半期と比べて増加しましたが、利益面では第1四半期会計期間の赤字を埋められず、営業損失、経常損失、四半期純損失という結果となりました。ただ一方で当社は、成長戦略を採用し売り上げ拡大、利益拡大を課題として掲げております。その成果として当第2四半期会計期間末の受注残が32億6千3百万円となり、第1四半期会計期間末の受注残11億7千7百万円に比べ約3倍と増加し受注拡大を実現しました。以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は、10億3千万円と前年同四半期と比べ5千8百万円増加(前年同四半期比6.1%増)しましたが、利益面につきましては、営業損失7千7百万円(前年同四半期は4千6百万円の営業利益)、経常損失8千4百万円(前年同四半期は5千4百万円の経常利益)、四半期純損失につきましては、9千6百万円(前年同四半期は4千4百万円の四半期純利益)となりました。
事業部門ごとの営業概要は次のとおりであります。
[インフレーション成形機事業]インフレーション成形機事業につきましては、予定されていた成形機の売上計上は順調に進みましたが、前事業年度からの受注減少が影響し、売上高は前年同四半期と比較して減少しました。 この結果、売上高は3億3千7百万円(前年同四半期比19.4%減)となりました。
[ブロー成形機事業]ブロー成形機事業につきましては、予定されていた大型成形機の納入検収が順調に進み、売上高は前年同四半期と比較して増加しました。 この結果、売上高は3億4千2百万円(前年同四半期比9.5%増)となりました。
[リサイクル装置事業]リサイクル装置事業につきましては、予定されていた大型リサイクル機の納入検収が順調に進み、売上高は前年同四半期と比較して大幅に増加しました。 この結果、売上高は1億5千7百万円(前年同四半期比902.1%増)となりました。
[メンテナンス事業]メンテナンス事業につきましては、前事業年度より続いております新型コロナウィルス感染症の影響、ロシアによるウクライナ軍事侵攻による国際的な物流混乱のため調達すべき部品が入荷できず、売上高は前年同四半期と比較して減少しました。 この結果、売上高は1億9千3百万円(前年同四半期比13.9%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の財政状態は次の通りとなりました。(資産)当第2四半期累計期間における総資産は、前事業年度末と比較して4億6千9百万円減少し、27億2千9百万円となりました。これは主に現金及び預金が2億8千6百万円、受取手形及び売掛金並びに電子記録債権が2億2千1百万円減少したことによるものです。(負債)負債につきましては、前事業年度末と比較して2億9千9百万円減少し、11億5千万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が3億1千3百万円、前受金が7千1百万円、未払法人税等が4千5百万円減少した一方で、借入金が1億4千9百万円増加したことによるものです。(純資産)純資産につきましては、前事業年度末と比較して1億7千万円減少し、15億7千9百万円となりました。これは主に四半期純損失9千6百万円計上し、自己株式の取得2千3百万円(純資産の減少)と配当金の支払額5千万円を計上したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べて3億8千6百万円減少し、8億2千3百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、減少した資金は2億9千6百万円(前年同四半期は1億7千2百万円の減少)となりました。これは主な増加項目として減価償却費の計上3千5百万円、売上債権の減少額1億4千9百万円があったものの、減少項目として仕入債務の減少額3億7千9百万円、税引前四半期純損失8千4百万円、法人税等の支払額が4千3百万円発生した結果によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、減少した資金は1億3千2百万円(前年同四半期は2千9百万円の増加)となりました。これは主に定期預金の預入による支出が1億円、有形固定資産の取得による支出が3千万円あった結果によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、増加した資金は4千2百万円(前年同四半期は2億5千7百万円の増加)となりました。これは主に短期借入による収入2億円がありましたが、配当金の支払い5千万円、長期借入金の返済による支出が4千6百万円、自己株式の取得による支出2千3百万円、社債償還による支出2千1百万円、それぞれあった結果によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、5,211千円であります。
