【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の分類が5類に引き下げられたことにより経済活動の正常化が進み、個人消費や設備投資等に穏やかな回復の動きがみられました。一方、ウクライナ情勢に終息の動きがみられない中、原材料・エネルギー価格上昇による物価高騰や金融引き締めによる欧米経済の減速懸念、中国における経済成長ペースの鈍化など、先行き不透明な状況が続いております。このような状況の中、メディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯では、前年におけるコロナ禍の影響がなくなり、受注が堅調に推移しました。セイフティシステム事業における縫製自動機では、メキシコ・インド・ヨーロッパなどで設備投資需要が回復していることから、海外案件の受注に注力した活動を推し進めるとともに、アメリカにおいて開催された展示会へ出展するなど、精力的な営業活動を実施してまいりました。また、カーシート・エアバッグではコロナ禍や半導体不足の影響が緩和されたことなどを背景に自動車の生産台数が増加していることから、受注が増加しました。そのほか、ドローン用エアバッグの欧州・中国での特許取得や、リハビリロボット「LunaEMG」を日本リハビリテーション医学会学術集会で展示するなどの活動を行ってまいりました。この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,926,314千円(前年同期比34.3%増)、営業利益226,285千円(前年同期比124.6%増)、経常利益213,030千円(前年同期比21.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は125,037千円(前年同期比12.3%増)となり、第1四半期連結累計期間の各利益としては過去最高となりました。なお、当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は、次のとおりであります。
(メディカルヘルスケア事業)メディカルヘルスケア事業につきましては、前年のようなロックダウンや半導体不足等のコロナ禍の影響がなくなったため、受注が大きく回復しました。以上の結果、売上高は1,313,632千円(前年同期比35.0%増)、セグメント利益は285,904千円(前年同期比43.6%増)となりました。
(セイフティシステム事業)セイフティシステム事業につきましては、カーシートにおける前年のような新型コロナウイルス感染拡大に伴う半導体不足や自動車工場の稼働停止などの影響が緩和されたことを背景に受注が増加しました。また、エアバッグにおいてもに新規得意先向けの量産開始により受注が増加しました。以上の結果、売上高は602,877千円(前年同期比31.4%増)、セグメント利益は15,997千円(前年同期はセグメント損失24,079千円)となりました。
(その他事業)その他事業につきましては、売上高は9,804千円(前年同期比220.7%増)、セグメント利益は455千円(前年同期はセグメント損失3,856千円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて242,431千円増加し、6,485,078千円となりました。これは主として商品及び製品が41,786千円減少したことに対して、現金及び預金が31,876千円、受取手形、売掛金及び契約資産が68,354千円、原材料及び貯蔵品が151,135千円それぞれ増加したことなどによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて158,425千円増加し、2,659,316千円となりました。これは主として使用権資産が34,923千円減少したことに対して、建物及び構築物が17,226千円、建設仮勘定が169,698千円それぞれ増加したことなどによるものであります。この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて400,856千円増加し、9,144,395千円となりました。
(負債)当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて94,518千円増加し、4,514,811千円となりました。これは主として電子記録債務が19,287千円、未払法人税等が94,692千円、その他流動負債が47,246千円それぞれ減少したことなどに対して、支払手形及び買掛金が93,033千円、未払金が143,062千円、賞与引当金が23,022千円それぞれ増加したことなどによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて12,512千円増加し、560,610千円となりました。これは主としてその他固定負債が29,265千円減少したことに対して、繰延税金負債が41,084千円増加したことなどによるものであります。この結果、当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて107,031千円増加し、5,075,422千円となりました。
(純資産)当第1四半期連結会計期間末における純資産は4,068,972千円と、前連結会計年度末に比べて293,825千円増加となりました。これは利益剰余金の配当により26,408千円減少したものの、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,360千円、為替換算調整勘定が192,476千円増加したこと、並びに親会社株主に帰属する四半期純利益を125,037千円計上したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の43.2%から44.5%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は11,535千円であります。
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