【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の度重なる感染拡大の影響を受けながらも、ようやく経済活動正常化の動きが出てきており、雇用環境の回復や個人消費活動の持ち直しなどが進みました。一方、国際社会の混乱や円安の進行により原材料やエネルギー価格の上昇が続いており、依然として先行きが不透明な状況です。このような状況の中、メディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯については、中国のロックダウンや半導体不足による減産の影響も受けましたが、円安の進行のほか、ベトナム工場において安定的な稼働を維持できたことから、売上高は回復基調となってきました。そのほか、メディカルヘルスケア事業のリハビリロボット関連では7月にEGZOTech社のEMG(表面筋電図)を利用した脳梗塞リハビリ用ロボットの製造および販売に係る認証を取得しました。8月には民間のリハビリセンターでモニター使用を開始しており、今後販売にむけた本格的事業展開を進めてまいります。セイフティシステム事業における縫製自動機については、インド向けに大型レーザー裁断機やエアバッグ関連メーカー向けへの自動機の納入が増えたことから売上高は堅調に推移しました。エアバッグについては、当社グループの主要生産拠点であるベトナムにおいて、新規得意先に対する生産が開始されたことから、売上高は堅調に推移しました。また、カーシートについては、一部自動車メーカーにおける工場稼働停止の影響を受けたものの、その影響は徐々に解消に向かってきております。以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高2,872,997千円(前年同期比17.4%増)、営業利益202,351千円(前年同期比127.1%増)となりました。また、営業外収益では為替差益を100,539千円計上したことにより、経常利益290,510千円(前年同期比203.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は204,684千円(前年同期比971.1%増)となりました。当第2四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、次のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントの区分を変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
(メディカルヘルスケア事業)メディカルヘルスケア事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う中国のロックダウンや半導体不足の影響を受けたものの、円安の進行もあり、売上高は回復に向かいました。以上の結果、連結子会社への売上高を除いた外部売上高は2,029,170千円(前年同期比7.6%増)、セグメント利益は412,782千円(前年同期比7.0%増)となりました。
(セイフティシステム事業)セイフティシステム事業につきましては、インド向けに大型レーザー裁断機やエアバッグ関連メーカー向けの自動機を納入しました。エアバッグは、新規得意先向けの生産が増加しました。以上の結果、連結子会社への売上高を除いた外部売上高は835,834千円(前年同期比52.8%増)、セグメント損失は82,345千円(前年同期はセグメント損失163,523千円)となりました。
(その他事業)その他事業につきましては、連結子会社への売上高を除いた外部売上高は7,992千円(前年同期比42.3%減)セグメント損失は3,290千円(前年同期はセグメント利益1,239千円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,230,398千円増加し、6,770,916千円となりました。これは主として、その他流動資産が35,472千円減少したことに対して、現金及び預金が648,800千円、受取手形、売掛金及び契約資産が87,320千円、商品及び製品が368,485千円、原材料及び貯蔵品が152,978千円それぞれ増加したことなどによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて722,691千円増加し、2,071,356千円となりました。これは主として建設仮勘定が718,857千円増加したことなどによるものであります。この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて1,953,089千円増加し、8,842,273千円となりました。
(負債)当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,316,367千円増加し、4,505,304千円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が87,496千円減少したことなどに対して、短期借入金が1,270,000千円、未払金が111,210千円、賞与引当金が23,236千円それぞれ増加したことなどによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて14,162千円減少し、448,377千円となりました。これは主として長期借入金が11,892千円減少したことなどによるものであります。この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて1,302,205千円増加し、4,953,682千円となりました。
(純資産)当第2四半期連結会計期間末における純資産は3,888,591千円と、前連結会計年度末に比べて650,884千円増加となりました。これは主に利益剰余金の配当により26,376千円減少したものの、譲渡制限付株式報酬による新株発行及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ1,538千円増加、為替換算調整勘定が469,499千円増加、並びに親会社株主に帰属する四半期純利益を204,684千円計上したことによるものであります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の47.0%から44.0%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,116,241千円と、前連結会計年度末に比べ648,800千円増加となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、獲得した資金は32,626千円(前年同四半期は287,556千円の使用)となりました。これは主として、棚卸資産の増加が293,902千円、仕入債務の減少が206,531千円、法人税等の支払額が71,144千円、為替差益が59,380千円あったことに対して、税金等調整前四半期純利益が290,510千円、減価償却費が128,730千円、売上債権の減少が86,235千円、未払金の増加が124,556千円、未収消費税等の減少が37,702千円あったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、使用した資金は647,595千円(前年同四半期は44,305千円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出が640,765千円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、獲得した資金は1,174,216千円(前年同四半期は70,595千円の獲得)となりました。これは主として、配当金の支払いが26,320千円、リース債務の返済による支出が72,711千円あったことに対して、短期借入金の増加が1,270,000千円あったことなどによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、事実上及び財務上の対処すべき新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、22,931千円であります。
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