【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(業 績)当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも行動制限の緩和等により社会・経済活動の正常化が徐々に進みましたが、ウクライナ情勢の長期化による資源価格の高騰、世界的な金融引き締め等を背景とした海外景気の下振れリスク等から依然として先行き不透明な状況が続いております。また、当社の業績に影響のある国内向け設備投資につきましては、エネルギー・原材料価格上昇等の影響により慎重化の動きもみられましたが、脱炭素化に向けた環境投資や省力化を目的とする情報化投資等が下支えとなり、底堅く推移しました。その結果、当第3四半期連結累計期間における業績につきましては、受注高は17,765百万円と前年同四半期に比べ451百万円の減少(△2.5%)、売上高は14,417百万円と前年同四半期に比べ4,399百万円の減少(△23.4%)となりました。損益面につきましては、営業利益は993百万円と前年同四半期に比べ1,195百万円の減少(△54.6%)、経常利益は1,037百万円と前年同四半期に比べ1,232百万円の減少(△54.3%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は571百万円と前年同四半期に比べ971百万円の減少(△62.9%)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①
エンジニアリング事業エンジニアリング事業につきましては、エネルギーや資材価格の高騰によるコスト上昇の影響を受ける中、脱炭素社会実現に向けた省エネ化等、当社が得意とする固有技術を全面に打ち出した企画提案を積極的に展開いたしました。その結果、受注高は6,629百万円と前年同四半期に比べ 96百万円の減少(△1.4%)、売上高は4,766百万円と前年同四半期に比べ4,722百万円の減少(△49.8%)となり、セグメント損失(営業損失)は78百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)1,354百万円)となりました。
②
化工機事業化工機事業につきましては、成長戦略への対応および収益基盤強化のための投資を行う企業も一部に見られましたが、既存設備の定期修理およびメンテナンス工事が主たる業務となりました。その結果、受注高は7,708百万円と前年同四半期に比べ1,309百万円の増加(+20.5%)、売上高は6,388百万円と前年同四半期に比べ187百万円の増加(+3.0%)となり、セグメント利益(営業利益)は756百万円と前年同四半期に比べ101百万円の増加(+15.5%)となりました。
③
エネルギー・環境事業エネルギー・環境事業につきましては、引き続き、福島第一原子力発電所を含む原子力発電所関連業務、核燃料サイクル施設におけるMOX燃料加工工場の竣工に向けた新規制基準対応業務や設備点検業務の受注および売上に注力いたしました。その結果、受注高は3,427百万円と前年同四半期に比べ1,664百万円の減少(△32.7%)となりましたが、売上高は3,261百万円と前年同四半期に比べ135百万円の増加(+4.3%)となり、セグメント利益(営業利益)は315百万円と前年同四半期に比べ134百万円の増加(+74.9%)となりました。
なお、当社グループは、通常の営業形態として、年度末に完成する工事の割合が大きいため、各四半期の生産、受注及び販売の状況の間に著しい相違があり、四半期毎の業績に季節的変動があります。
(財政状態)
(資 産)流動資産は20,954百万円と前連結会計年度末に比べ142百万円の微減(△0.7%)となりました。固定資産は8,770百万円と前連結会計年度末に比べ350百万円の微増(+4.2%)となりました。この結果、総資産は29,725百万円と前連結会計年度末に比べ208百万円の微増(+0.7%)となりました。
(負 債)流動負債は11,143百万円と前連結会計年度末に比べ73百万円の微増(+0.7%)となりました。固定負債は3,671百万円と前連結会計年度末に比べ84百万円の微減(△2.3%)となりました。この結果、負債合計は14,814百万円と前連結会計年度末に比べ 11百万円の微減(△0.1%)となりました。
(純資産)純資産合計は14,910百万円と前連結会計年度末に比べ 219百万円の微増(+1.5%)となりました。この結果、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は50.2%となりました。
(2)
事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた重要な課題はありません。また、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針については、その内容等に重要な変更等はありません。
(3)
研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は82百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
