【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)財政状態及び経営成績の状況
2023年4月1日から2023年9月30日までの当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、130億21百万円(前年同四半期比2.5%減)、営業利益は4億79百万円(前年同四半期比225.8%増)、経常利益は5億77百万円(前年同四半期比74.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億74百万円(前年同四半期比102.7%増)となりました。
セグメントごとの売上高、セグメント利益は次のとおりであります。
電装品事業につきましては、国内向けの販売等が増加したことにより、電装品事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は75億65百万円(前年同四半期比5.9%増)、セグメント利益は9億45百万円(前年同四半期比51.6%増)となりました。
発電機事業につきましては、受託生産している発電機の北米向け及び自社ブランド発電機「ELEMAX」の販売が減少したことにより、発電機事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は33億20百万円(前年同四半期比13.8%減)、セグメント損失は99百万円(前年同四半期は1億42百万円のセグメント損失)となりました。
冷蔵庫事業につきましては、自社ブランド冷蔵庫「ENGEL」のオーストラリア向けの現地販売が減少したことにより、冷蔵庫事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は20億55百万円(前年同四半期比10.0%減)、セグメント利益は3億83百万円(前年同四半期比3.1%減)となりました。
運送事業、他を含むその他の当第2四半期連結累計期間の売上高は80百万円(前年同四半期比9.9%増)、セグメント利益は14百万円(前年同四半期比18.2%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、17億64百万円(前年同四半期比1億65百万円増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは4億14百万円(前年同四半期は△1億23百万円)となりました。これは、主に仕入債務の減少10億17百万円、棚卸資産の増加3億44百万円があったものの、売上債権の減少11億8百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△3億51百万円(前年同四半期比1億5百万円減)となりました。これは、主に固定資産の取得3億53百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは4億89百万円(前年同四半期比1億4百万円増)となりました。これは、主に短期借入金の増加6億19百万円と配当金の支払1億29百万円によるものであります。
(3)会社の経営の基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は4億34百万円であります。
また、その内容に重要な変更はありません。