【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況当第3四半期累計期間のわが国経済は、不安定な国際情勢による原材料の価格高騰や急速に進んだ円安等により、個人消費や企業収益に影響を及ぼすなど厳しい状況で推移いたしました。また、新型コロナウイルス感染症につきましては、新種株による感染者数の増加もありましたが、経済・社会活動の行動制限の緩和等によりコロナ前の状況を徐々に取り戻しながら推移しました。このような状況のもと当社では、引き続き同感染症の徹底した感染予防対策を施すことで、お客様が安心してご利用いただける環境を提供してまいりました。その結果、当第3四半期累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.経営成績当第3四半期累計期間の売上高は25億33百万円(前年同期比23.0%増)、営業損失は28百万円(前年同期は営業損失1億91百万円)、経常損失は12百万円(前年同期は経常損失1億19百万円)、四半期純損失は24百万円(前年同期は四半期純損失96百万円)となりました。なお、前事業年度末より、従来「シネマ事業」に含まれていた「不動産賃貸事業」について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しており、第3四半期累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①シネマ事業シネマ部門では、名古屋地区の映画・映像の情報発信基地として、より豊富なラインナップの提供を実現し、上映作品数も大幅に増加させました。また、さまざまなイベント上映も積極的に実施するなどエンターテイメント性の高い劇場運営にも努めてまいりました。洋画作品につきましては、ハリウッド映画が復活し、好調なアニメ作品と共に堅調に推移しました。当上半期の主な上映作品としまして、邦画では、5月公開「シン・ウルトラマン」、7月公開「キングダム2 遥かなる大地へ」、「今夜、世界からこの恋が消えても」、9月公開「沈黙のパレード」、12月公開の「ラーゲリより愛を込めて」、「Dr.コトー診療所」、洋画では、4月公開「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」、5月公開「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」、「トップガン マーヴェリック」、7月公開「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」、12月公開の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」、アニメでは、4月公開「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」、6月公開「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、7月公開「ミニオンズ フィーバー」、8月公開「ONE PIECE FILM RED」、11月公開「すずめの戸締まり」、12月公開の「THE FIRST SLAM DUNK」、ODS(映画以外のデジタルコンテンツ) では、4月公開「シネマ歌舞伎 桜姫東文章」、6月公開の「METライブビューイング プッチーニ《トゥーランドット》」、「ゲキ×シネ『狐晴明九尾狩』」などの番組を編成いたしました。その他に、お客様参加型のトークイベント付上映会の実施や、お笑いライブ「よしもと名駅四丁目ライブ」など、バラエティに富んだラインナップを揃えてまいりました。また、飲食部門の名古屋市千種区の「覚王山カフェJi.Coo.」では、体に優しい食材の提供・商品開発に臨むとともに、お寛ぎいただける空間の創造に努めてまいりました。名古屋市中村区の「ミッドランドシネマ ドーナツ ファクトリー」では、映画とのコラボ企画の実施や各種イベントに出店を試みるなど知名度アップにも努めてまいりました。その結果、当事業では売上高は22億98百万円(前年同期比25.3%増)、セグメント損失は22百万円(前年同期はセグメント損失1億88百万円)となりました。
②アド事業当事業は、イベント・展示会の開催自粛等による受注減や映画関連についても大型案件の受注が難しく、大変厳しい状況が続きました。その結果、当事業では売上高は1億74百万円(前年同期比4.5%増)、セグメント損失は29百万円(前年同期はセグメント損失24百万円)となりました。
③不動産賃貸事業当事業は、商業施設賃貸を中心に事業を行い、同感染症の影響を受けることなく、賃貸物件の稼働率が上昇し順調に推移いたしました。その結果、当事業では売上高は61百万円(前年同期比2.7%増)、セグメント利益は22百万円(前年同期比5.4%増)となりました
b.財政状態当第3四半期会計期間末の総資産は44億18百万円(前事業年度末比1.8%増)となりました。流動資産は、15億57百万円(前事業年度末比16.5%増)となりました。これは主に、現金及び預金の1億24百万円の増加等によるものであります。固定資産は、28億61百万円(前事業年度末比4.8%減)となりました。これは主に、有形固定資産の96百万円の減少等によるものであります。流動負債は、7億83百万円(前事業年度末比25.4%増)となりました。これは主に、買掛金の1億32百万円の増加等によるものであります。固定負債は、4億55百万円(前事業年度末比2.8%減)となりました。これは主に、リース債務の10百万円の減少等によるものであります。純資産は、31億79百万円(前事業年度末比2.1%減)となりました。これは主に、配当準備積立金の31百万円の減少等によるものであります。なお、当第3四半期会計期間末の自己資本比率は前事業年度末の74.8%から72.0%となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
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