【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
本文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末時点において判断したものであり、その実現を保証するものではありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、非製造業を中心に経済活動の正常化が進む中、製造業については、原材料及びエネルギー価格の高止まりや、地政学的な問題の継続、中国経済の減速等の影響を受け、景気回復の動きが鈍化しました。
当社グループ製品の主要需要先の状況といたしましては、自動車関連は半導体や部品不足の解消により、生産の持ち直し気運が見られたものの、金型向けを中心とした工具需要の回復には至りませんでした。また、半導体や電子・デバイス関連は、スマートフォンやPC等の需要減退が続き、全体的に低調に推移しました。世界経済の減速や米中対立の影響もあり、特に中華圏向けが大きく落ち込みました。
このような環境の中、当社グループでは、大小様々な展示会へ積極的に出展し、当社製品のPRを行いました。9月にはドイツのハノーバーで開催された世界三大工作機械展示会の一つである「EMO Hannover 2023」に出展いたしました。自動車や医療など様々な業種の精密・微細加工ユーザーに新製品の紹介及び加工技術の提案を行いました。また、販売代理店のない国への新たな販路開拓の機会を得ました。
製品面では、主力製品である無限コーティングプレミアム高硬度用4枚刃ロングネックラジアスエンドミル「MHRH430R」のサイズを114追加し、全450サイズとする規格拡大を行いました。
生産面では、原材料費や電力費の上昇分を補うため、「日進工具グループが将来に向けて挑戦する改善活動」である「オレンジFC活動」を中心に、生産効率化とコスト削減に継続して取り組みました。また、生産効率化の推進に伴い、多品種適量生産により幅広い製品の在庫拡充を図りました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,416百万円(前年同期比7.4%減)、営業利益は751百万円(同21.7%減)、経常利益は769百万円(同19.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は507百万円(同18.2%減)となりました。
製品区分別の売上高では、「エンドミル(6mm以下)」が3,469百万円(前年同期比6.4%減)、「エンドミル(6mm超)」が378百万円(同12.2%減)、「エンドミル(その他)」が228百万円(同13.8%減)、「その他」が340百万円(同6.8%減)となりました。
(注)報告セグメントが1つでありますので、製品区分別に記載しております。なお「その他」の事業セグメントは、製品区分別の「その他」に含めております。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末と比較して総資産は271百万円減少し18,586百万円となりました。これは主に、法人税等や賞与の支払により現金及び預金が減少したこと等によるものであります。
また、負債は前連結会計年度末と比較して357百万円減少し、1,299百万円となりました。これは主に、未払法人税等や賞与引当金及び役員賞与引当金の減少等によるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比較して、利益剰余金の増加等により86百万円増加し17,286百万円となりました。なお、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は91.9%となっております。
③キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結会計期間末と比べて422百万円減少し8,015百万円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
営業活動の結果得られた資金は、前年同四半期連結累計期間と比べて113百万円減少し462百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が減少したことに加え、棚卸資産の増加や法人税等の支払による資金の減少などによるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べて48百万円増加し361百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、前年同四半期連結累計期間と比べて200百万円増加し511百万円となりました。これは配当金及び自己株式の取得による支払によるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、207百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性について
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
