【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことにより、経済活動や個人消費の持ち直しが進みました。一方、世界的な金融引き締めの影響による円安の進行及び物価上昇、ウクライナ情勢に起因する原材料・エネルギー価格の高騰など、当社グループを取り巻く環境は、依然として不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは生産体制の安定化を図ることにより製造費用及び物流費用等の削減を実施するとともに、中期計画(VISION2025)の2年目として、低炭素社会の実現に資する関連製品の生産・開発拠点となる新工場の建設及びフィリピン子会社の稼働準備等、重点事項への取組みを強化しております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、各セグメントにおいて販売が増加したことにより、売上高は50,499百万円(前年同期比22.9%増)となりました。ワイヤーハーネスにおける販売増加・セグメント利益が大きく増加したこと等により、営業利益1,719百万円(前年同期は営業損失271百万円)、経常利益1,768百万円(前年同期は経常損失35百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,105百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失130百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①車載電装品
車載電装品では、主に海外の四輪市場の回復による販売増加等により、売上高13,708百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益335百万円(同286.4%増)となりました。
②民生産業機器
民生産業機器では、通信用スイッチユニット及び洗濯機用電子制御基板の販売増等により、売上高17,043百万円(前年同期比18.0%増)、営業利益256百万円(同47.0%減)となりました。
③ワイヤーハーネス
ワイヤーハーネスでは、主に海外市場における四輪用ワイヤーハーネスの販売増等により、売上高19,687百万円(前年同期比37.5%増)、営業利益1,296百万円(前年同期は営業損失647百万円)となりました。
④その他
その他では、売上高59百万円(前年同期比32.4%減)となり、営業損失213百万円(前年同期は営業損失219百万円)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末より3,164百万円増加し、45,916百万円となりました。原材料及び貯蔵品の増加(前連結会計年度末と比較して1,299百万円増)及び建設仮勘定の増加(同2,179百万円増)等が主な要因であります。負債は、前連結会計年度末より1,593百万円増加し、25,069百万円となりました。支払手形及び買掛金の増加(同449百万円増)、短期借入金の減少(同1,759百万円減)及び長期借入金の増加(同2,230百万円増)等が主な要因であります。純資産は、前連結会計年度末より1,571百万円増加し、20,847百万円となりました。利益剰余金の増加(同980百万円増)等が主な要因であります。
なお、自己資本比率は45.4%となり、前連結会計年度末と比較して0.4ポイント増加しております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、192百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
