【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日において当社が判断したものであります。(1)財政状態及び経営成績の状況当第1四半期累計期間における当社の経営成績は、売上高につきましては、主力製品である新設住宅用及びリフォーム用建材は、新設住宅着工件数が底堅く推移するなかで、新設住宅の減少傾向をリフォーム事業がこれを補うものの、全体として大幅な増加には至らず前年同期並みとなりました。一方、収益につきましては、生産性の改善及び総費用の削減に継続して取り組んだものの、原材料や仕入価格等の高騰が継続してその影響が大きくなり、営業利益、経常利益、四半期純利益は前年同期を下回りました。その結果、売上高につきましては、24億7千8百万円(前年同期は24億4千7百万円,1.3%増)となりました。利益面につきましては、営業利益で2百万円(前年同期は9千万円,97.7%減)、経常利益で5千万円(前年同期は1億3千3百万円,61.9%減)、四半期純利益は8百万円(前年同期は8千3百万円,89.4%減)となりました。
資産合計は、前事業年度末に比べて4億6千8百万円増加して119億2千5百万円となりました。主な内容としては現金及び預金が4千1百万円、棚卸資産が8千5百万円それぞれ増加したこと、投資有価証券及び関係会社株式の評価が合わせて3億2千6百万円増加したことによるものであります。負債合計は、前事業年度末に比べて2億7千4百万円増加して28億6千7百万円となりました。主な内容としては支払手形及び買掛金が9千6百万円、流動負債のその他に含まれる未払費用が1億6千4百万円増加したことによるものであります。純資産合計は、前事業年度末に比べて1億9千4百万円増加して90億5千8百万円となりました。主な内容としてはその他有価証券評価差額金が2億2千6百万円増加したことによるものであります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動当第1四半期累計期間の研究開発費は2千3百万円であります。