【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間(自 2022年7月1日 至 2022年12月31日、以下「当四半期」という。)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、ウイズコロナの生活様式への切り替えが進み、経済活動も緩やかに回復傾向がみられますが、世界的な物価上昇や金融引き締めの影響により、先行き不透明な状況が続いております。当社グループの事業を取り巻く環境は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、国、地方公共団体及び民間ではシステム更新や新サービス創出のための基盤構築などの取り組みが進められております。政府の方針としてもマイナンバーの普及などの行政のデジタル化推進や、サイバーセキュリティ戦略、教育、医療、防災等のDXが重点方針として掲げられており、IT分野の拡大が期待できます。一方で慢性的なIT人財の不足が続いており、IT人財の確保と育成が重要課題となっております。当期からの中期経営計画Ⅲ(2022年7月~2025年6月)の開始に当たり制定いたしました「社是」である”挑戦する心”のもと、「進化」をテーマとし、Business(事業)、Members(人財)、Value(付加価値)3つの分野でGood に挑戦し、外部環境に左右されない成長企業への進化を目指します。成長領域の軸をセキュリティからクラウドに拡大し、お客様のニーズに対応する最適なICTサービスを提供してまいります。当四半期の売上高は2,541百万円(前四半期は売上高1,975百万円、前四半期比28.7%増)、営業利益は218百万円(前四半期は営業利益74百万円、前四半期比191.5%増)、経常利益225百万円(前四半期は経常利益75百万円、前四半期比197.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は138百万円(前四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益33百万円、前四半期比314.4%増)となりました。当四半期の連結業績には、前期末に連結子会社となった株式会社フィールドワンの損益が加わっております。なお、株式会社フィールドワンの決算日は3月末日であるため、当四半期は株式会社フィールドワンの第2四半期(自 2022年4月1日 至 2022年9月30日)の財務諸表を使用し、決算日が異なることから生じる差異については必要な調整を行っております。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。なお、当期より報告セグメントを「ITソリューション」、「ITインフラ」及び「ITサービス」の3区分に変更しております。変更の内容は以下の表のとおりです。
当期からの区分
主な事業内容
前期までの区分
ITソリューション
SI・ソフトウェア開発、消防防災ソリューション、GISソリューション
ITソリューション
ITインフラ
IT基盤・ネットワーク構築、クラウド関連サービス
ITサービス
第三者保守サービス、病院情報システム維持管理、サーベイ・アンケート、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)
ITサービス
(注) 1.前第2四半期連結累計期間(自 2021年7月1日 至 2021年12月31日)は「前四半期」と記載しています。以下同じ。 2.以下の各セグメントの文中における前四半期の実績値は、変更後のセグメント区分により組み替えた後の数値となっており、記載箇所には※を付しております。
(ITソリューション)当四半期では、官公庁のシステム開発に関するソリューション案件が完了したことや、民間企業からの開発などスポット案件の受注もあり、SI・ソフトウェア開発の受注は堅調に推移しました。GISソリューションの売上高は第3四半期に偏重する傾向にありますが、当四半期は前四半期を上回っており、第4四半期以降に売上計上予定の官公庁の入札案件も落札いたしました。当四半期の売上高は1,310百万円(※前四半期は売上高1,224百万円、前四半期比7.0%増)、営業利益は65百万円(※前四半期は営業利益1百万円)となりました。 (ITインフラ)当四半期では、官公庁のクラウドを活用したネットワーク構築案件が順調に完了し、構築、運用案件を中心とした受注も堅調に推移しました。当四半期の売上高は389百万円(※前四半期は売上高356百万円、前四半期比9.3%増)、営業利益は59百万円(※前四半期は営業利益45百万円、前四半期比30.3%増)となりました。当社のSaaS製品群(注)については、販売パートナーの自社媒体でのご紹介やWEB媒体へのご掲載をいただいているほか、展示会への出展を行うなど販売活動に注力しており、販売パートナー経由での売上が増加しております。
(注) 当社SaaS製品群・標的型攻撃メール訓練ソリューション製品 「SYMPROBUS Targeted Mail Training」 「SYMPROBUS CoTra Enterprise」・添付ファイル分離メールゲートウェイソリューション 「SYMPROBUS File Atcala」
(ITサービス)前期末に連結子会社となった第三者保守サービスを提供する株式会社フィールドワンの業績が加わっております。第三者保守サービスでは、保守・レンタルが堅調であったほか、販売・修理でシステムの販売もあり、業績は順調に推移しました。病院情報システム維持管理の業績も概ね計画どおりの進捗となりました。サーベイ・アンケート、BPO(注)ではWEB広告やSEOを活用したプロモーション展開のほか、販売パートナーとの連携を強化し、売上高・営業利益とも前四半期を上回り業績は回復基調となっております。ITサービスの当四半期の売上高は841百万円(※前四半期は売上高405百万円、前四半期比107.9%増)、営業利益は119百万円(※前四半期は営業利益50百万円、前四半期比137.8%増)となりました。
(注) BPO:ビジネスプロセスアウトソーシング
財政状態の状況は次のとおりです。Ⅰ.資産当四半期末の総資産は前連結会計年度末から250百万円減少し4,343百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少472百万円の一方、仕掛品の増加185百万円、敷金の増加39百万円があったことによるものです。なお、敷金の増加については、当社本社事務所の移転を2023年4月下旬に予定しており、その契約にあたり支払いを行ったものです。Ⅱ.負債当四半期末の負債は前連結会計年度末から249百万円減少し1,546百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加50百万円、賞与引当金の増加35百万円の一方、未払費用の減少249百万円、未払法人税等の減少51百万円があったことによるものです。Ⅲ.純資産当四半期末の純資産は前連結会計年度末から変わらず2,796百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益138百万円、配当金の支払い127百万円によるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況当四半期末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から467百万円減少し、2,253百万円となりました。各キャッシュ・フローの区分の状況とその要因は次のとおりです。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは257百万円の支出(前四半期は501百万円の支出)となりました。これは主に、棚卸資産の増加203百万円、法人税等の支払額119百万円、未払費用等その他負債の減少247百万円があった一方、税金等調整前四半期純利益225百万円、賞与引当金の増加35百万円、非資金項目である減価償却費20百万円があったことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは81百万円の支出(前四半期は17百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出13百万円、無形固定資産の取得による支出34百万円、敷金の差入による支出39百万円によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは127百万円の支出(前四半期は47百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純増額50百万円、長期借入金の返済による支出31百万円、配当金の支払額125百万円があったことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)従業員数①連結会社の状況当第2四半期連結累計期間において、連結会社の従業員数に著しい増減はありません。②提出会社の状況当第2四半期累計期間において、提出会社の従業員数に著しい増減はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績当社グループの販売実績は、上記「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。ITサービス事業では、第1四半期連結会計期間から、株式会社フィールドワンの損益が連結業績に加わったこと等により、生産実績は86.4%、受注高は220.2%、受注残高は56.6%前第2四半期連結累計期間より増加しております。
(7)主要な設備当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前連結会計年度末における主要な設備に関する計画からの著しい変更はありません。
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