【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、主に現金及び預金、ソフトウェアが減少した一方で、ソフトウェア仮勘定が増加したことから、11,111,612千円となりました(前連結会計年度末比1,114,785千円減少)。
総負債は、主に未払法人税等が減少したことにより6,067,327千円となりました(前連結会計年度末比527,949千円減少)。
純資産は、主に親会社株主に帰属する四半期純損失441,807千円を計上したことにより、5,044,284千円となりました(前連結会計年度末比586,835千円減少)。
この結果、自己資本比率は44.9%(前連結会計年度末は45.6%)となりました。
②経営成績
当社グループは、「with entertainment」を存在意義として掲げており、人々の期待を超えるサービスを生み続けていくことを目指しております。また、今までになかった価値を創造し、ユーザーを魅了する体験を届けていくことに努めております。中期的には、IP×テクノロジーを軸に、多様なエンターテインメントコンテンツをグローバルに提供する総合エンターテインメント企業となっていくことを掲げており、持続的成長及び企業価値向上を目指しております。
主力のゲーム事業においては、ゲームの開発・運用が主要事業となっており、他社IPゲーム及びゲームプラットフォーム並びにオリジナルゲームの開発・運用を行っております。また、メディア事業においては、IPの開発・育成を目的として小説、コミックス等の書籍、電子書籍の出版、販売を行っている他、当社の有するインターネットサービスの知見と先進的なテクノロジーを活用した新規サービスを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねております。
当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高2,346,198千円(前年同期比19.8%減)、営業利益8,487千円(同99.0%減)、経常利益2,328千円(同99.7%減)となりました。また、子会社の新規タイトルでクローズを決定し減損処理を行ったことで特別損失416,328千円を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失は441,807千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益521,831千円)となりました。
当第1四半期連結累計期間における各セグメントの業績は以下の通りです。
ゲーム事業
ゲーム事業においては、子会社から新規自社配信タイトル『ダチメン伝説G』をリリースいたしましたが売上が想定を下回る結果となりクローズを決定いたしました。また、一部の既存運用タイトルも想定を下回る推移となりました。
売上高につきましては、約5年間運用していた1タイトルが2023年2月末にクローズとなったことに加え、一部の運用タイトルが前年を下回る推移となったこと等により、前年同期比で減少いたしました。
利益につきましては、上記の減収要因に加え、前期末と当第1四半期に新規自社配信タイトル2本をリリースしたことに伴う費用の増加等により、前年同期比で減少いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は2,268,870千円(前年同期比20.5%減)、セグメント利益は236,019千円(同73.6%減)となりました。主力事業である当セグメントにおいては、引き続き運用中タイトルの安定的な収益の維持に努めるほか、新作のモバイルゲームタイトルが想定以上に厳しい状況であることから、開発中のモバイルゲームタイトルの全般的な戦略見直しやコスト削減等を実施し、早期に損益状況の改善を図り、下期後半にリリースする新規タイトルの貢献による売上、利益の増大を目指して参ります。
メディア事業
メディア事業においては、IPの開発、育成、収益化チャンネルの多様化を目的として出版・映像事業に取り組む中、ライトノベルレーベル「DREノベルス」から毎月刊行を実施しております。また、当社の有するインターネットサービスの知見と先進的なテクノロジーを活用し、Web3領域における新たな事業開発や、Twitterを活用したファンコミュニティ促進サービス『Rooot』を提供しております。
売上高につきましては、『Rooot』が安定的に収益を計上したことに加え、「DREノベルス」の刊行開始に伴い、前年同期比で増加いたしました。
利益につきましては、出版・映像やWeb3などの新規事業領域への投資を行っており費用先行が継続しているため、損失額は前年同期比で増加いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は77,328千円(前年同期比3.4%増)、セグメント損失は227,531千円(前年同期はセグメント損失75,209千円)となりました。当セグメントにおいては、中期的に目指す姿の実現に向け、今後も研究開発投資を実施して参りますが、全社的なコスト削減を実施する中で計画の一部見直し等を実施する予定です。
今後につきましては、開発中のモバイルゲームタイトルの全般的な戦略見直しやコスト削減等を実施し、早期に損益状況の改善を図り、下期後半にリリースする新規タイトルの貢献による売上、利益の増大を目指して参ります。また、継続的な投資を行い、ゲーム以外のエンターテインメント領域への事業展開と自社IPの開発・育成に注力し、IPを軸とした総合エンターテインメント企業への成長を目指してまいります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、82,894千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した経営成績に重要な影響を与えるリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは現在、運転資金および設備投資資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。なお、当第1四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は3,877,736千円となっております。また、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は4,696,632千円となっております。
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